<きちたび>ロサンゼルスの旅2024🇺🇸 現代美術館、人気の飲食店、そしてドジャーズスタジアム!多様性と格差のLAダウンタウンをバスでぐるぐる巡る

リトルトーキョー、アダルトスクール、そして45年前に暮らして郊外の家。 どうしても行きたかった3か所の目的地を無事訪れることができたので、18日の午後からはTAPカードを使って適当にダウンタウン周辺をバスで回ってみること…

<きちたび>ロサンゼルスの旅2024🇺🇸 45年前の追憶② 「TAPカード」を買って青春の日に過ごした思い出の場所をバスで訪ねる

45年前の記憶を辿るロサンゼルスの旅。 どうしても行きたかった場所がリトルトーキョーのほかに2か所あった。 一つはエルサルバドル人のルームメイトと暮らした郊外の家、そしてもう一つはロサンゼルスに長期滞在する原因となった無…

<きちたび>ロサンゼルスの旅2024🇺🇸 45年前の追憶① 若き日に安宿で過ごした「リトルトーキョー」は見違えるように盛況だった

カリブ海の旅を計画する際、一番安いルートがロサンゼルス経由とわかり、私の頭にあるアイデアが浮かんだ。 学生時代、中南米を貧乏旅行した際に3ヶ月半を過ごしたロサンゼルスで当時の追憶を辿ってみよう。 その思い出の場所の一つが…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ ガイアナ🇬🇾 ベネズエラとの領有権争いで俄かに注目を集める「エセキボ地区」は何もない見渡す限りの密林だった

南米大陸というとスペイン語とポルトガル語の世界と思い込んでいたが、実は南米で唯一英語を公用語とする国がある。 南米大陸の北東岸にある「ガイアナ」である。 日本でも知る人が少ないこの遠い国が、昨年末から俄かに世界的な注目を…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ トリニダード・トバゴ🇹🇹 タクシー運転手に連れられて行った“カリブ風”インド料理店

トリニダード・トバゴ滞在3日目。 カーニバルが終わったこの日は何も予定がなく、チェックインまでホテルでグダグダしてから空港に行くつもりだった。 トリニダード・トバゴで何か行ってみたい場所が見つからないかとネットで探してみ…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ トリニダード・トバゴ🇹🇹 世界三大カーニバル「トリニダードのカーニバル」は多様性の祭典 ②

トリニダード・トバゴ滞在2日目の13日は、カーニバルの最終日である。 午前10時にタクシー運転手のディオンさんに迎えにきてもらいホテルを出発した。 前日と同じように首都ポート・オブ・スペインまでの25キロをなるべく渋滞に…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ トリニダード・トバゴ🇹🇹 世界三大カーニバル「トリニダードのカーニバル」は多様性の祭典 ①

ついに、今回の旅行のメインイベントとも言える日がやってきた。 それはリオ、ヴェネチアと並ぶ「世界三大カーニバル」に数えられる「トリニダードのカーニバル」である。 日本ではほとんど知られておらず、私も今回の旅行を計画するま…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ グレナダ🇬🇩 美しい湾に面した高級リゾートで美味しいフィッシュバーガーを食べながら考えたこと

人口11万人ほどの小さな島国グレナダは、別名「スパイス・アイランド」と呼ばれる。 国旗にもナツメグの実がデザインされているように、ナツメグをはじめ各種香辛料が重要な輸出品となっている。 空港のショップも似たような規模の周…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ セントビンセント🇻🇨 「パイレーツ オブ カリビアン」のロケ地へ!耳を劈くリズムを轟かせ爆走する庶民の足「ミニバス」に大興奮

日本でほとんど知られていない私の100ヵ国目の訪問国「セントビンセントおよびグレナディーン諸島」。 以前のブログでも書いたが、それがディズニーの人気映画シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」の第1作が撮影されたロケ地と…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ 祝!記念すべき我が100ヵ国目の訪問国は「セントビンセントおよびグレナディーン諸島」🇻🇨

大学時代に先輩たちと初めてインドに行ったのが私の初めての海外体験だった。 あれから46年。 ついに訪れた国の数が100ヵ国に達した。 その間、東ドイツのように消滅してしまった国もあれば、香港やマカオなど大国に取り込まれた…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ セントルシア🇱🇨 ボートツアーに参加して海から世界遺産「ピトン山」を見に行く

人口わずか18万人あまりのセントルシアにも世界遺産がある。 海から聳り立つ双子の火山「ピトン」だ。 今回の旅行を計画中にその写真を見て、セントルシアに行ったら絶対に行くと決めていた。 ただ、私が宿泊している首都カストリー…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ セントルシア🇱🇨 海を見下ろす欧米式の「オールインクルーシブ」リゾートで“のんびり”と

今回の旅を計画するまでその国名さえはっきり知らなかった国がある。 セントルシアもそんな国の一つだ。 場所はバルバドスの北西、プロペラ機でわずか30分のフライトである。 バルバドスからセントルシアへは、「インターカリビアン…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ バルバドス🇧🇧 大英帝国の栄華を偲び砂糖プランテーションの豪邸を訪ねる

私が生まれてから今日まで「アメリカの時代」が続いている。 ソ連が崩壊して中国が新たなライバルに浮上しても、アメリカの絶対優位は当面揺るぎそうにない。 しかし今から100年ほど前、第一次世界大戦までは間違いなく「イギリスの…

<きちたび>カリブ海の旅2024🏝️ バルバドス🇧🇧 エメラルドグリーンの海で波と戯れ、海賊が愛した風を感じる

5日にパナマからバルバドスに入った。 バルバドスはカリブ海に進出したイギリスが最初に拠点とした島。 私にとっては98カ国目の訪問国になる。 パナマの空港に両替所があったので、試しに「バルバドスの通貨はある?」と聞いてみる…

<きちたび>カリブの旅2024🏝️ 「パイレーツ オブ カリビアン」と「ONE PIECE」をダウンロードし「airalo」のeSIMをインストールして準備万端?

今日から2月、もうすぐカリブ海の旅行に出発する。 カリブ海と言っても優雅なクルーズ船の旅ではなく、小さな飛行機で小さな島国を渡り歩く旅なので、荷物を着ない持ち込みができる1個だけだ。 だから最小限の衣服と薬、スマホまわり…

<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 「カリブ海の旧イギリス領を知るための60章」(2023年/明石書店)で知る奴隷貿易の黒歴史 #240107

新たな年を迎えて、私は2月に予定しているカリブ海旅行に備えて勉強を始めた。 深い理由はなかったのだが、今回私が渡航先に選んだカリブ海の国々は大半がかつてのイギリスの植民地だった。 中南米といえば、スペインとポルトガルのイ…

<きちたび>チューリッヒの旅2023🇨🇭 旧市街にある名物ビアホール「ツォイクハウスケラー」で肉の塊「シュヴァインスハクセ」を食らう

パリ特派員時代、スイスにはよく行った。 ジュネーブで国際会議が頻繁に開かれていたし、そのほかにもいろいろ取材することがあった。 家族旅行でも何度かスイスの観光地を訪れたが、あれ以来久しぶりの訪問である。 今回は未踏国リヒ…

<きちたび>リヒテンシュタインの旅2023🇱🇮 公爵家も政府も所有する富裕層のための銀行「プライベートバンク」とは

日本人の個人資産の総額は、今年3月時点で2043兆円と過去最高を記録したという。 それでも世界から見ると、日本人はどうも資産運用が苦手な民族であるらしい。 金融資産の過半は現金や預金が占めていて、政府は「新NISA」を梃…

<きちたび>リヒテンシュタインの旅2023🇱🇮 “世界で6番目に小さな国”は「非武装中立」でなぜ生き残ったのか?

リヒテンシュタインは、世界で6番目に小さな国である。 面積は日本で言うと瀬戸内海の小豆島くらい、人口は3万9000人ほどしかいない。 自前の軍隊を持たず「非武装中立」を国是として、列強が激しく争ったヨーロッパの勢力争いを…

<きちたび>リヒテンシュタインの旅2023🇱🇮 首都ファドゥーツの宿はちょっと贅沢!丘の上に立つ絶景の「パークホテル・ゾンネンホフ」

リヒテンシュタインでの宿を決める際に私はかなり迷った。 そもそも選択肢が限られるうえ、値段もかなり高かったからだ。 散々迷った末に選んだのは、眼前にアルプスの山並みが広がる高級ホテルだった。 スイスのサルガンスからバスに…

<きちたび>リヒテンシュタインの旅2023🇱🇮 チューリッヒ空港から迷いに迷って首都ファドゥーツにたどり着く

当初はアイスランドとグリーンランドだけの旅行のつもりだった。 しかしアイスランドで火山活動が活発化し、空港閉鎖という事態も想定される中、保険の意味でヨーロッパの別の国も旅程に加えることにした。 その時に思いついたのが、未…

<きちたび>グリーンランドの旅2023🇬🇱 COP28が「化石燃料からの脱却」で合意する中、世界が注視するグリーンランドの氷床を上空から見る

「およそ10年間で化石燃料から脱却を進める」 13日までUAEで開かれていた第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)は、石炭だけでなく石油や天然ガスも含めた「化石燃料からの脱却」で初めて合意した。 先進国や…

<きちたび>グリーンランドの旅2023🇬🇱 絶景に次ぐ絶景!クジラにも遭遇した「ヌーク・フィヨルド」珠玉のボートツアー

グリーンランドに行くにあたり、やはり氷山が見たいと思った。 そうなると、世界遺産にも登録されている氷山の町イルリサットが最適地だと思われた。 しかし、調べてみるとアイスランドからの直行便があるヌークからイルリサットまでの…

<きちたび>グリーンランドの旅2023🇬🇱 ホテルのレストランでなんとなく感じた「自殺率世界一」という雰囲気

食料を島の外に依存しているので、グリーンランドの食費はものすごく高いと聞いていた。 しかも私の宿泊したホテルはレストランが集まる街の中心部からは少し離れていたので、わざわざ食事のためだけに厚着をして外出するのも面倒だった…

<きちたび>グリーンランドの旅2023🇬🇱 最大都市ヌークの街歩き!わずか2万人の街で進む建設ラッシュとグリーンランド独立問題

アメリカのトランプ大統領が、突如「グリーンランドを買ってもいい」と言い出したのはコロナ前の2019年のことだった。 世界はまたトランプさんがバカなことを言い出したと笑ったが、あれは間違いなく本心だったに違いない。 誰かが…

<きちたび>アイスランドの旅2023🇮🇸 ホテル代の高い首都で泊まった「ホテル・レイキャビク・セントリウム」はダウンタウンの便利な宿

アイスランドに行くことを決め飛行機の手配を終えた後、首都レイキャビクのホテル代が非常に高いことに驚き、しばらくホテルを決めることができなかった。 まともそうなホテルなら1泊3万円は楽に超え、だいたい1万円くらいの宿を探す…

<きちたび>アイスランドの旅2023🇮🇸 忍耐と熱狂のオーロラツアー!私のiPhone14Proで三脚なしのオーロラ撮影に成功

私はパリ特派員時代、オーロラの研究をする日本のグループを取材するため10日ほどスウェーデン北部のキルナという街に滞在したことがある。 忘れもしない1995年のことだ。 あの時代、テレビカメラでオーロラを撮影するのは至難の…

<きちたび>アイスランドの旅2023🇮🇸 世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」が火山活動で一時閉鎖!代わりに人気急上昇の「スカイラグーン」に行ってみた

今回アイスランドに行くことを決めてから、一番楽しみにしていたのが「ブルーラグーン」だった。 『世界最大の露天風呂』と聞くと、風呂好きの日本人としてはどうしても体験したくなってしまう。 こちらが冬の「ブルーラグーン」。 観…

<きちたび>アイスランドの旅2023🇮🇸 レーガンvsゴルバチョフ会談が行われた歴史的な場所へ!薄暮のレイキャビク朝散歩

今回アイスランドを訪ねるにあたって、ぜひ訪ねたい場所があった。 それは冷戦末期の1986年10月11日、当時のアメリカ大統領だったドナルド・レーガンとソ連の若き書記長ミハイル・ゴルバチョフによる歴史的な会談が行われたレイ…

<きちたび>アイスランドの旅2023🇮🇸 ゴールデンサークル② 大自然の息吹を感じる「ゲイシールの間欠泉」と「グトルフォスの滝」

アイスランド観光の定番コース「ゴールデンサークル」といえば、前回紹介した世界遺産「シンクヴェトリル国立公園」に加えて、そのさらに東に位置する「ゲイシールの間欠泉」と「グトルフォスの滝」をセットにして回ることを言う。 ひと…

<きちたび>アイスランドの旅2023🇮🇸 ゴールデンサークル① 世界遺産「シンクヴェトリル国立公園」世界最古の議会は地球の裂け目で開かれた

アイスランドは、文字通り「氷の国」である。 首都レイキャビクにいては今ひとつ実感が湧かないが、一歩郊外に足を運ぶとすぐにその意味を全身で感じることができるのだ。 レンタカーを借りて、自由に荒々しい大地を駆け回るのが最高で…

<きちたび>アイスランドの旅2023🇮🇸 ケプラヴィーク国際空港とレイキャビク市内を結ぶ「flybus」はバスターミナルで乗り換えてホテル近くのバス停まで連れて行ってくれる

アイスランドは全国民の数が37万人あまりの小さな国だ。 だから玄関口となるケプラヴィーク国際空港もコンパクト。 でも機能的でストレスなく入国手続きができる。 私たちを乗せたアイスランド航空機がケプラヴィーク空港に着陸した…