<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 畑仕事、大谷翔平、大相撲に明け暮れた5月の最終日、転んで怪我をした妻を誘って牛窓までドライブした #250531

ゴールデンウィークが明けて、5月はほとんど岡山で過ごした。

来る日も来る日も畑に出て、さまざまな作物の世話をする毎日だ。

ただ、農作業も今年で5年目なので新鮮味は薄れ、ブログに記録しようという気力が起こらず、このブログの更新が極端に減ってしまったのはそういう理由である。

5月半ばには大阪関西万博にも行ったのだけれど、その記録も残すことなく5月が終わろうとしている。

畑仕事の状況を簡単に記しておくと、まずはこれまであまり上手く育てられなかった大根。

今年は重点作物として手をかけた甲斐があり、それなりの大根が何本も収穫できた。

おでんにしたり、ぬか漬けにしたり、しまいにはカレーにも。

何回からに分けて種を蒔いているため、まだ畑には生育中の大根がスタンバイしている。

妻がこの春に種をまいたスナップえんどうも、放置プレーだったのにすくすく育ち、連日新たな実りをもたらしてくれている。

私はどうもえんどう豆が好きではないので、もっぱら収穫をするだけだ。

近所のおばさんにもらったカボチャの苗も順調に育っている。

去年はカボチャの蔓が雑草の中に這い回りせっかくできた実を獣に食われてしまったため、今年は100円ショップで購入した防草シートを敷いて、草対策に力を入れるつもりだ。

また、去年はなかなか芽が出なかった里芋も、毎日せっせと水やりした効果があったのか、ここに来てニョキニョキと芽が出始めた。

これまで水やりは雨だのみで、草刈りもたまにしかしなかったけれど、今年は家からタンクで水を運び、なるべくこまめに世話をしているので、去年までに比べると一段上の成果が出ているような気がする。

やはり手を加えれば加えるほど、作物たちは応えてくれるらしい。

そんな中で苦戦しているのが、最初の年に簡単にできたトウモロコシと枝豆だ。

今年は種を蒔いてもなかなか発芽してくれず、トウモロコシは60粒ほど蒔いて発芽したのは1つだけ。

その1株だけ大きく成長して花が咲き始めているが、後からポッドで育てた苗はまだ畑に移植したばかりで、大きな時間差ができてしまった。

もっぱら妻が主導している花栽培も、少しずつ成果が出始めている。

去年収穫した種をあちらこちらの畑に蒔いたフラックスは、かなり発芽率がよくて、雑草に負けずに青い小さな花がたくさん咲いた。

近所の人にもらったミニひまわりの苗も前庭で順調に育って黄色い花を咲かせている。

そんな前庭のシンボルにと妻が植えたジューンベリーの木も私の背丈ほどに成長して、今年初めて綺麗な赤い実をたくさん付けた。

妻がこの木をシンボルツリーにすると言った時にはピンと来なかったけれど、赤い実が風に揺れる姿は確かに愛らしい。

そしてジューンベリーの周囲には、ニゲラが色とりどりの花を咲かせている。

妻が好きなハーブだそうで、花瓶に飾って鑑賞する。

ブドウの栽培を中心とした我が家の畑仕事も、年を追うごとに扱う野菜や果樹、花たちが増えていて、おかげで退屈している暇などない忙しい日々を送っている。

そして、畑から戻ると購入したばかりのベッドに横たわり、録画しておいた大リーグ中継を見るのが日課となっている。

去年ワールドシリーズ制覇を成し遂げたドジャース大谷翔平は今年も好調で、5月はホームラン15本、両リーグ通じて単独トップのハイペースで2年連続の50本塁打に向け爆進中だ。

今日から始まったヤンキースとの対戦では、ライバルのジャッジが初回にホームランを放つと、その裏すかさず大谷が先頭打者ホームランでお返し、さらに第3打席でも守るジャッジの頭越しにこの日2本目のホームランを叩き込み、逆転でドジャースが勝利を収めた。

今年メジャー2年目を迎える山本由伸も開幕以降順調なピッチングを続けて早くも6勝、すっかりドジャースのエースとして定着した。

さらに、メッツの千賀滉大はその山本を凌ぎ現時点で防御率1位、カブスの鈴木誠也もリーグNo.1の打点をマークするなど他の日本人選手も活躍しており、大谷に牽引される形でメジャーにおける日本人の存在感は確実に高まっている。

ということで、畑仕事の合間に見るメジャーリーグ中継はすっかり私の生活の一部となり、これ以上ない最高な休憩時間となっているのである。

さらに5月といえば、大相撲夏場所の中継も外せない。

今場所は綱取りに挑む大関・大の里に注目が集まったが、その強さはすでに抜きん出ていて、全勝で迎えた13日目にライバルである琴櫻を簡単に破ってあっさりと優勝を決めてしまった。

千秋楽で横綱・豊昇龍が大の里の全勝優勝を阻み意地を見せたものの、大の里があまりに強すぎて個人的には残念ながら面白みに欠ける場所と感じた。

2場所連続優勝を決めた大の里は初場所からわずか13場所で横綱に駆け上がった。

もちろん過去最速のスピード出世である。

昔は中卒で相撲部屋に入門し、叩き上げで徐々に強くなるのが一般的だったけれど、最近では幕内で活躍する力士のほとんどが大卒。

だから2度のアマチュア横綱のタイトルを引っ提げで角界入りした大の里にプロの厳しさを教える先輩力士はいなかったということだろう。

師匠である稀勢の里以来となる待望の日本出身横綱の誕生。

本来ならば日本中が大の里フィーバーに沸きそうなところだが、私を含めそこまで気持ちが昂らないのは、やはり横綱までの道のりが順調すぎてドラマ性に欠けているからだと思う。

今後の場所でも大の里の圧勝が続くことになれば、個人的には大相撲熱が冷めそうでちょっと心配に感じたほどである。

そんな、畑仕事と大谷翔平と大相撲に明け暮れた5月。

ところがここにきて、我が家ではいろいろと不幸な出来事が続いている。

その始まりは今月20日、三男夫婦の2歳の孫が病気になったことだった。

一人で東京に戻っていた妻が三男の家に手伝いに駆けつけた際、急ぐあまり吉祥寺駅前で派手に転倒、膝を強打したのである。

妻は痛い足を引きずってそのまま手伝いに行き、その日のうちに岡山にもやってきたのだが、一晩寝ても激痛は治らないため病院でレントゲンとCTの検査を受けた。

骨折はしていないけれど、膝に血液が溜まっていて当分の間歩き回らずに安静にするよう医師から指導される。

あれから10日。

右膝はすぐに痛みがなくなったものの、左膝の痛みと痺れはおさまらず、病院で購入した金属製の杖と先祖が使っていた木製の杖の2本を使い、ゆっくりしか歩けない状態が今も続いている。

そして、孫の状況もさらに悪化、入院生活が予想外に長期化する事態となってしまった。

2歳の孫にとって知らない子供たちとの共同生活、さぞかし不安に感じていることだろう。

しかし、あまり深刻に考えていても仕方がない。

今日は朝から快晴で、妻を誘ってドライブに出かけた。

目的地はこの夏孫2人を案内する予定の牛窓海水浴場、我が家からは車で40分ほどの距離にある瀬戸内海に面する美しいビーチだ。

5月末の海はまだ空いていて、釣りをする人や砂遊びをする家族づれ、日光浴をするおじさんらがぽつりぽつりといる程度で実に気持ちが良かった。

妻にもいい気分転換になったようで、この歳になると、不幸な出来事が起きても無用にジタバタせずに全てを受け止めて折り合いをつけていく生き方ができるようになるらしい。

ただ、ちょっと転んだだけでこれほど長く痛みが続くとは妻も私も予想していなかったので、自分たちがすでに完全なる高齢者になったことを痛感させられた出来事であった。

妻の膝と孫の入院、2つの心配事を抱えながら明日から6月。

トマトやキュウリ、ジャガイモ、ニンニクの収穫が始まる。

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