<きちたび>マルタの旅2018②🇲🇹 “悪名高き”世界最大の格安航空会社ライアンエアーに乗るなら「 Flexi Plus 」が絶対オススメ

3つのクラス

「 Standard Fare 」は文字通り、正規料金。これが検索で提示された料金で、ライアンエアーの最低料金となる。圧倒的に安いのだが、この料金に含まれるのは飛行機に乗る権利と小さな手荷物を持ち込む権利のみ。座席指定を希望する人やスーツケースなど預入荷物のある人は追加料金を支払わなければならない。

「 Plus 」は座席指定ができて、機内持ち込み荷物も2つまでOKとなる。そして20キロまでの荷物を預けることも可能なのだが、料金はスタンダードに比べ3倍近くに跳ね上がる。

そして最上級の「 Flexi Plus 」は「 Plus 」クラスの権利に加えて、前方席が予約でき、予約便の変更も可能で、チェックインの際の優先レーンがある。

私は予約段階でよく理解できなかったが、スーツケースはあるし、座席指定がないのも不安だし、便の変更も必要になるかもしれないと思い、一番上の「 Flexi Plus 」を選択した。それでも料金は往復で280ユーロあまり(約36.000円)。他よりも安かった。

ストで大混乱

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ウィーン到着後、予想もしないニュースが飛び込んできた。ホテルでテレビを見ていた妻が突然私を呼んだのだ。

「何だか、ライアンエアーがニュースになってるよ」

妻が見ていたのは、イギリスのスカイニュースだった。どうやら待遇改善を求めるライアンエアーの乗務員たちがヨーロッパ各地でストをやっていて、空港が大混乱になっているようだった。スカイでは、トップニュースの扱いでヨーロッパでの影響の大きさが伺える。

スマホでライアンエアーのサイトにアクセスしてみるが、私たちのフライトについて特段の情報は出ていない。ライアンエアーを諦めて、ウィーンからマルタへの直行便に切り替えようかとも思ったが、欠航の連絡も届いていないので覚悟を決めて予定通りボローニャに行くことに決めた。

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初めてライアンエアーに搭乗する日、ウィーンからの朝便でボローニャに入り、ライアンエアーに乗り継ぐスケジュールになっていた。

乗り継ぎの時間は4時間半ほどあったのだが、混乱は覚悟していた。そもそも私たちの飛行機は飛ぶのだろうか?

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