南京で「日本」を探す
「南京大虐殺記念館」を訪ねると、重い気持ちになります。
ただ南京の街を歩いていると、こんなピカチューのポスターも目にしました。

今の中国の人たちから見た日本のことが気になって、南京の街で「日本」を探してみました。

まずはアジアで人気の「味千ラーメン」。南京の繁華街「新街口」の地下街にありました。
熊本発祥のこのラーメンチェーンは今や12カ国に800店以上を展開します。
創業者の重光孝治氏は、台湾出身の客家系中国人です。中国国内には700店以上の支店があり、運営は中国人女性が経営する現地法人だといいます。
私も初めて味千ラーメンを食べてみました。

店内は中国人の若者たちで賑わっていました。
メニューを見ると、日本人にはありがたい料理が並んでいます。

ラーメン、チャーハン、カレー、とんかつ、さらにはお酒のつまみも。
ありがたいことに、日本語メニューもありました。

スーパードライに餃子。
普通にうまいです。

さらに味千ラーメンと味付けタケノコを追加します。
全部で65元、1170円とリーズナブルです。

次に立ち寄ったのは、同じ新街口にある輸入品専門スーパー。
台湾の商品が一番多いようですが、日本が強みを持つ商品群がありました。

紙おむつや洗剤、抗菌製品などドラッグストアで売られている商品です。
日本にやってくる中国人が爆買いする商品がずらりと並んでいました。

その一方で、食料品などはお菓子が少し並んでいるだけで、台湾や東南アジアからの輸入品に押されているようです。
こういうお店で知名度が上げることが、爆買いにつながると感じました。まずは商品の良さを中国に住む一般の中国人に知ってもらうことからすべてが始まる。まだまだ日本製品の知名度は高くないと感じました。

新街口の地下街で「辻利」の看板を見つけました。
辻利といえばお茶。宇治茶というイメージですが、こちらの辻利は北九州に本店を置く「辻利茶舗」の支店のようです。
辻利は19世紀に暖簾分けなどでいくつかに別れたようですが、この辻利茶舗は海外展開に熱心で、台湾や上海でも成功しているようです。
南京でも抹茶アイスなどに行列ができていました。
それでも日本企業の出店はまだまだ少ないのが現実です。南京だから二の足を踏むということもあるかもしれませんが、これだけの消費者がいる市場だけにまだまだチャンスはあると感じました。
実際に旅行していて、日本人だからといって不快な思いをしたことは一度もありません。
逆に親切にされることもありませんが、基本的には外国人には無関心のようでした。
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