昨夜、妻は久しぶりに長い時間寝ることができた。 前日に医師に処方された『半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)』という漢方薬が効いたのかもしれない。 妻の不眠症をきっかけに、人生についていろいろ学び考えた今年のゴールデンウィー…
カテゴリー: 書籍
<吉祥寺残日録>定年後を考える😄 アバタローで聴くニーチェ著「ツァラトゥストラ」〜ラクダと獅子と幼子と超人〜 #220505
物事との出会いというのは不思議なもので、今年のゴールデンウィーク、私は突如「哲学」にハマってしまった。 きっかけは妻の不眠症をなんとか改善したいと、心を穏やかにして睡眠に導いてくれるようなコンテンツはないかとYouTub…
<吉祥寺残日録>定年後を考える😄 YouTubeで見つけた「45 Life Lessons From A 90-Year-Old」の教え #220501
5月に入っても妻の不眠症は良くなる兆しが見えず、昨夜も一睡もできなかったらしい。 何か不眠症に効果のあるものはないかと探しているうちに、YouTubeに眠るための動画というのがたくさんアップされていることを知った。 『即…
<吉祥寺残日録>定年後を考える😄 養老孟司著「養老訓」②〜「こんな年寄りにはならないように」の極意とは #220430
ゴールデンウィーク2日目、昨日とは打って変わって快晴の1日だ。 早いもので妻の不眠症に悩まされた4月も今日で最後である。 昨夜は多少寝られたようで、妻が買い物に行きたいと言うので付き合って街に出た。 すごい人出だった。 …
<吉祥寺残日録>シニアのテレビ📺 100分で名著「カント “永遠平和のために”」 #220427
国連のグテーレス事務総長が、ロシア軍によるウクライナ侵攻後初めて、仲介工作に乗り出した。 26日モスクワでプーチン大統領と会談したグテーレス事務総長だが、今の国連には大きな期待はできないだろう。 大きなテーブルの両端に座…
<吉祥寺残日録>60男の調理修行🔪 『男子厨房 居酒屋料理』より「蒸し鶏のゆずこしょうあえ」&「スパイシーナッツ」 #220426
図書館を利用するようになってもう何年にもなるが、いつも覗くコーナーは決まっている。 旅行関係のコーナーにはよく足を運ぶのに、その隣に料理本のコーナーがあるのをまったく知らなかった。 先日偶然それに気づき、つらつら眺めるう…
<吉祥寺残日録>定年後を考える😄 養老孟司著「養老訓」①〜「感覚的思考」と「概念的思考」について #220423
4月に入ってからずっと、妻の不眠症が続いている。 かかりつけの整体に頻繁に通ったり、漢方の医者に診てもらったり・・・いろいろ試みているがなかなか改善しない。 妻が元気でないと、私の生活にも当然のことながら大きな影響が出る…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 半藤一利著「昭和史」(2004年/平凡社)戦争の歴史から学ぶべき教訓とは #220409
ウクライナで戦争は東部での攻防に焦点が移り、ロシア軍も今月中になんとか「勝利」を宣言できるような戦果をあげようと焦り始めているように見える。 こうした中、岸田総理は昨夜、ロシアに対する新たな制裁を発表した。 ポイントはロ…
<吉祥寺残日録>定年後を考える😄 弘兼憲史著「60歳からの手ぶら人生」を読んで我が人生をチェックする #220401
今日は4月1日、新年度の始まりだ。 ということは、私が会社を辞めてから早いもので1年9ヶ月が経ったということだ。 この間、コロナ禍のために定年後予定していた海外旅行にもまったく行けなかったが、決して悪いことばかりではない…
<吉祥寺残日録>きちシネ🎬 祝!アカデミー賞受賞!「ドライブ・マイ・カー」(2021年/日本映画) #220328
世界の賞レースを総なめにした濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が、アカデミー賞の国際長編映画賞を受賞した。 日本映画のアカデミー賞受賞は2009年の『おくりびと』以来13年ぶりの快挙だ。 惜しくも受賞は逃したものの、…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 下重暁子著「極上の孤独」(大活字本シリーズ/2021年/埼玉福祉会) #220318
今日の岡山は朝から雨。 どうやら夕方まで一日中、雨が降り続くらしい。 こんな日は農作業の手を休め、読書でもすることにする。 まさに晴耕雨読の生活である。 今回の帰省にあたり、吉祥寺図書館で借りてきた本を手に取る。 下重暁…
<吉祥寺残日録>ウクライナ危機🇺🇦 ロシア人が見る「パラレルワールド」!プーチンの国家戦略を学ぶ #220306
ロシア軍のウクライナ侵攻から10日が経った。 国際社会の心配と西側による経済制裁にも関わらず、圧倒的な武力にものを言わせた攻撃はおさまる気配は一向に見られず、逆に激しさを増している。 南部の要衝マリウポリでは、両国が一時…
<吉祥寺残日録>ウクライナ危機🇺🇦 原発も攻撃された!人命優先で降伏かそれとも国家の威信をかけたゲリラ戦か? #220304
ロシア軍がウクライナ最大の原子力発電所を攻撃した。 攻撃を受けたのはウクライナ南東部にある「ザポリージャ原発」、世界でも3番目の規模となる大きな原発だそうだ。 原発の敷地内で火災が発生したというニュースに、日経平均も一時…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 青木宏一郎著『大名の「定年後」 江戸の物見遊山』 #220128
オミクロン株による第6波は予想通り急速な広がりを見せ、昨日の東京の新規感染者は1万6538人と3日連続で過去最多を更新した。 3日間家に閉じこもった後、昨日は図書館まで本を返しに行き、今日は井の頭公園を軽くジョギングする…
<吉祥寺残日録>高知「四万十ドラマ」にヒント!コロナ禍の吉祥寺で「農村振興」について考える #220126
オミクロン株の感染急拡大で、私がかつて働いていたテレビ業界も大変なことになっているらしい。 毎日のようにたくさんの芸能人がコロナ感染を告白し、アナウンサーの間でも感染者が次々に出ている。 一人が感染すると一緒に出演してい…
<吉祥寺残日録>60男の調理修行🔪向田邦子が愛した「常夜鍋」を作る #220124
2022年の年間テーマである調理修行。 トイレにかかっている「和食の暦」に私が知らない鍋料理が描かれていた。 「常夜鍋」。 カレンダーにはこんな説明が添えられていた。 沸かした湯に日本酒を入れ、薄く切った豚ロース肉とほう…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 「達人が教える!農家直伝おいしい野菜づくり」 #220104
1月4日、世間は今日から仕事始めである。 今年の正月三が日は、家族みんなと顔を合わせることができ、今日からはまた夫婦2人の引きこもり生活が始まる。 会食続きで体重が増えてしまったので、改めてダイエットの誓いを立て、新年一…
<吉祥寺残日録>ソ連崩壊から30年!あの歴史的な日を私はモスクワで取材していた #211225
私の人生の前半は、世界がイデオロギーによって分断された「東西冷戦」の時代だった。 西側の若者たちは共産主義に憧れて、資本主義はいずれ革命によって打倒されるべき対象と考えていた。 先進国では学生運動の嵐が吹き荒れて、発展途…
<吉祥寺残日録>誕生日の翌日に、妻が発熱した #211128
この週末、いろんなことがあった。 プロ野球は、ヤクルト対オリックスの日本シリーズに決着。 4勝2敗でヤクルトが日本一の栄冠に輝いた。 両チームとも昨シーズンはリーグ最下位で、前年最下位のチーム同士が日本一を争うのは史上初…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📗 農文協編「農家が教えるラクラク草刈り草取り術」(2013年/農山漁村文化協会)
8日から岡山に帰省するのを前に、図書館で雑草や草刈りに関する本を借りてきた。 これがなかなか興味深い。 たとえば、その中の一冊、徳間書店取材班編「雑草×雑学」の冒頭にはこんなことが書かれていた。 世の中には“知らなくても…
<吉祥寺残日録>台風一過の週末、来たる帰省に備え雑草と土壌の勉強を始める #211002
台風16号によって一日中雨が降り続いた昨日とは打って変わって、今日は朝から雲ひとつない青空が広がった。 ベランダに椅子を持ち出し、久しぶりに音楽など聴きながら日光浴を楽しもうとしたのだが、日差しがまだ強くてすぐに暑さに耐…
<吉祥寺残日録>国家が生まれ変わる時、国民の真価が問われる #210916
菅総理の就任から今日で1年が経った。 70歳という年齢にしては随分頑張って働いたとは思うが、人の評価というものは頑張ったかどうかでは決まらない。 今月末には退任が決まっていて、メディアも国民ももはや菅さんの1年がどうだっ…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📗ション・ブルックス著「ガーデンブック」(1984年初版/イギリス/メイプルプレス) #210909
9月9日は「重陽の節句」。 「重陽」とは・・・ 陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行な…
<吉祥寺残日録>【百年前⏩1931-1945】「桜桃忌」に読む太宰治が書き残した戦前・戦中・戦後 #210619
今日6月19日は作家・太宰治を偲ぶ「桜桃忌」である。 吉祥寺からほど近い禅林寺にある太宰の墓を今も多くの人が詣でるのだという。 私も禅林寺を覗いてみようかとも考えたが、先日太宰の墓を確認したばかりだし、わざわざ人が多い日…
<吉祥寺残日録>自転車に乗って🚲 没後73年・・・玉川上水で心中した太宰治「最期の地」三鷹を回る #210613
日本の敗戦から3年、昭和23年6月13日の深夜、作家・太宰治は愛人だった山崎富栄と二人で近くを流れる玉川上水へ身を投げた。 あれから今日で73年となる。 あまりに有名な話なので、小説を読まない私でも三鷹駅の近くを通る時に…
<吉祥寺残日録>青空朗読で太宰治の短編を年代順に聴く #210609
昨日の朝は、快晴だった。 と言っても、空はモヤがかかったように薄ぼんやりして、南からやってきたムッとした熱気が夏を感じさせる。 そんなぼんやりとした青空の下、私は久しぶりに「青空朗読」を聴くことにした。 著作権切れの昔の…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 「ザ・太宰治 上・下」(2006年/第三書館)から「ヴィヨンの妻」 #210606
私はほとんど小説というものを読まない。 若い頃はポツポツと読んでいた時期もあるが、心の底から好きだと思う小説にはほとんど出会わないまま、ここまで生きてきた。 でも、小説というものに全く興味がないわけでもないのだろう。 我…
<吉祥寺残日録>自転車に乗って🚲 スペイン風邪にも物申した歌人・与謝野晶子の旧居跡は荻窪、お墓は多摩霊園にあった #210529
もはや緊急事態宣言が延長されても、何も感じなくなった。 吉祥寺の人流を見ていれば、急速に感染者が減ることはありえないと前々から予測していた。 これは政府だけでなく日本人一人一人の責任であり、ただただ、真面目に休業要請に応…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📗「井の頭公園いきもの図鑑」(2017年/日本/ぶんしん出版)夏鳥編 #210512
「キビタキ」の声を初めて聞いた。 一昨日の朝、「小鳥の森」を歩いている時のことだ。 その場所にいたバードウォッチャーの人たちが一斉に上を見上げて、双眼鏡や望遠レンズを通して小鳥の居場所を探している。 私は「何の鳴き声です…
<吉祥寺残日録>日本は「正直者がバカを見る」社会なのか? #210509
緊急事態宣言の延長が決まった翌日、図書館に本を返しに行くため吉祥寺の街中を通ると、コロナ以前と変わらないほどの人出だった。 おそらく今年一番多かったのではないだろうか? どこもかしこも人、人、人。 歩道は人とぶつかって歩…
<吉祥寺残日録>トイレの歳時記🌸七十二候「牡丹華(ぼたんはなさく)」に「ツツジ」と「サツキ」と永井荷風を知る #210430
早いもので4月も今日で終わる。 「ステイホーム」が呼びかけられるゴールデンウィークだが、羽田空港の映像からはかなりの人が移動していることがわかる。 昨日の東京の新規感染者は1000人を超えたが、この首都圏の感染が全国に広…
<吉祥寺残日録>トイレの歳時記🌸七十二候「虹始見(にじはじめてあらわる)」に知る鴨長明の「ひとりを愉しむ極意」 #210414
今日は「清明」の末候、七十二候の「虹始見(にじはじめてあらわる)」である。 「冬にはなかった虹が現れ始める頃」という意味だそうだ。 しかし、今日の天気は朝から雨・・・。 虹というよりも、来週に控える二十四節気の「穀雨」を…
<吉祥寺残日録>吉祥寺に「まん延防止措置」が発令された日、石川啄木の日記を読む #210413
昨日、全国一斉に高齢者に対するワクチン接種が始まった。 とはいえ、供給されるワクチンの量はごくわずかで、東京都では高齢者の人口が多い世田谷区と八王子市の65歳以上の高齢者に対する優先接種という形がとられた。 初回供給分は…
<吉祥寺残日録>政権発足から半年!菅政権が模範とすべきは「平民宰相」原敬 #210316
菅政権が今日でスタートから半年を迎える。 安倍さんの顔を見なくなって、もう半年も経ったのかと正直驚きの気持ちを感じながら記事を読んだ。 長男が絡んだ総務省の接待問題など、菅政権の政策とは直接関係ないところで苦戦を強いられ…
<吉祥寺残日録>大河ドラマ「太平記」で知った足利尊氏の壮絶な人生 #210309
コロナとともに歩んだこの一年、私が何よりも楽しみにしていたテレビ番組はちょっと意外なものだった。 大河ドラマ「太平記」。 NHK-BSプレミアムで日曜の早朝に週1で流れる再放送を毎回録画して見ていたのだが、ついにこの週末…
<吉祥寺残日録>【百年前⏩1919.1.5】人気女優・松井須磨子、島村抱月の後を追い自殺 #210308
今日から首都圏では、緊急事態宣言の再延長に入った。 期限は2週間、3月21日までとなっているが果たしてどうなるか・・・? この週末も、吉祥寺は人で溢れかえっていた。 一時に比べれば新規の感染者数も減り、暖かくなった陽気に…
<吉祥寺残日録>頑張れテレビ! ETV特集「五味太郎はいかが?」は必見だ #210301
今日から3月。 国会では菅総理の息子がらみで「放送行政が歪められた」なんていう追及がなされているが、一方ではNHKを再編してチャンネル数を減らそうという議論も進んでいるようだ。 「Eテレ」、かつての「教育テレビ」も重要な…
<吉祥寺残日録>日経平均1200円下落!官僚接待問題と労働分配率に感じる強い違和感 #210227
2月最後の東京市場は、今年一番の下げに見舞われた。 日経平均株価は1日で1200円余り下げて、2万9000円台を割り込んだが、特に何の驚きもない。 金利の上昇をきっかけに、コロナ景気の収束が意識されたというが、まだこの位…
<吉祥寺残日録>【古代@武蔵野】西から入れ墨をした「海人族」がやってきた?! #210226
去年の9月ごろ、私の中で一時ブームとなった「武蔵野」というキーワード。 このところすっかり忘れていたのだが、図書館で何気なく借りた雑誌を読んでいたら、再びその興味が蘇ってきた。 私が今暮らしているこの「武蔵野」と呼ばれる…
<吉祥寺残日録>アメリカと日本の戦死者数の違いと「戦争責任」 #210225
数日前の話になるが、コロナによるアメリカの死者数が50万人を超えた時、バイデン大統領はある事実を指摘した。 50万人というのは、第一次と第二次世界大戦とベトナム戦争で戦死したアメリカ人の合計を超える、と。 『本日、私は全…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 福田和也著「昭和天皇 第一部」(2008年/日本/文藝春秋) #210224
昨日は天皇誕生日、今の天皇も61歳を迎えた。 初めての戦後生まれである「徳仁」天皇は、歴代天皇を違って親もとで育てられた。 明治天皇も、大正天皇も、昭和天皇も、今の上皇も、幼い時に親から引き離されて帝王学をまなばされた。…
<吉祥寺残日録>【百年前 ⏩ 1921】今から100年前、日本も世界も大きなターニングポイントを迎えていた #210217
会社を辞めた後の私のライフワークは、近現代史の研究に決めている。 「日本は、なぜあの戦争に突き進んだのか?」 それを私なりに理解するために、大正時代の勉強を始めた。 明治や昭和に比べて「差別されてきた」大正時代。 調べれ…
<吉祥寺残日録>2月11日=「建国記念の日」は、こうして決められた #210211
今日2月11日は「建国記念日」。 と、私は長年なにげに称してきたが、本当は「建国記念の日」という呼び名が正しいらしい。 他の祝日は法律で決められているが、「建国記念の日」だけは政令によって決められているという、ちょっとい…
<吉祥寺残日録>森喜朗と半藤一利を比べて男の晩年を考える #210205
「失言王」森さんの面目躍如と言ってしまえばそれまでだが、またもややらかしてしまった。 『女性がたくさん入っている理事会は、理事会の会議は時間がかかります。これは、ラグビー協会、今までの倍時間がかかる。女性がなんと10人く…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館⑩ 半藤一利著「世界史のなかの昭和史」(2018年/日本/平凡社)#210128
昭和史に詳しい作家でジャーナリストの半藤一利さんが先日亡くなった。 半藤さんの「昭和史」は以前から一度読まねばと思っていたので、図書館で探してみたがすでに貸し出されていて、代わりにこの本を借りてきた。 半藤一利著「世界史…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館⑨ 篠田謙一著「新版 日本人になった祖先たち」(2019年/日本/NHK出版) #210124
「日本人と韓国人は同根」という司馬遼太郎さんの言葉を読んで以来、日本人の起源について最新の情報を知りたくなった。 司馬さんが「街道をゆく」を書いてからすでに50年近くが経ち、その間にゲノム解析の技術が飛躍的に進歩した。 …
<吉祥寺残日録>コロナ禍の成人の日、夏目漱石「三四郎」を聴く #210111
今日の東京は、雲に覆われ寒い1日になった。 朝からとにかく眠たい。 井の頭公園もすっかり冬景色、明日は雪が降るかもしれないという。 ベランダから外を眺めていると、七井橋の上にこんな人たちを見つけた。 晴れ着を着た新成人た…
<吉祥寺残日録>年の始めには大きなことを考えよう!「サピエンス全史」と司馬遼太郎の言葉 #210102
我が家のトイレには、前の年に訪れた海外で買ったカレンダーがかかっていた。 しかしコロナのせいで、去年は予定していた旅行をことごとくキャンセルしたため、やむをえず路線変更を強いられた。 今年のカレンダーは思い切り「和」に振…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館⑦ 津田左右吉著「古事記及び日本書紀の研究 新書版」(2018年/日本/毎日ワンズ) #201219
自主的にステイホームを決めた今年の年末年始、私は図書館で古代史に関する本をいくつか借りてきた。 私が古代史に興味を持ったのは、邪馬台国の所在地が知りたいからではない。 天皇の名の下で行われた戦争の歴史を学ぶ中で、明治維新…
<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館⑥ 姜吉云著「倭の正体 見える謎と、見えない事実」 (2010年/日本/三五館)#201205
このところ天気予報が当たらない。 「明日は晴れます」「明日こそ晴れます」と気象予報士は繰り返すが、今日も朝から曇っていて、寒くて、雨まで降っている。 一体、どうなっているんだろう? なんだか、まったくやる気が起きない。 …