男女共用フロア
さて、ネットに出ていた男女共用フロアというのはどこにあるのだろう?
風呂を出てキョロキョロしていると、どうやら1階がそうだということがわかった。エレベーターで1階に降りる。そここそはまさに「チムジルバン」の真髄だった。

石板が敷き詰められた大きな部屋。床暖房が施され、多くの男女が思い思いにくつろいでいた。床暖房を全身で楽しむため寝転んでいる人も多い。
一瞬、オウム真理教に紛れ込んでしまったような錯覚を覚える。

一角に玉座のような屏風と長椅子。その脇にはクリスマスツリー。もうとっくにクリスマスは終わっているが、そんなことはお構いなしだ。

しばらく眺めていると、若いカップルが多いことに気づく。お互いにあまりおしゃれとは言えない衣装に身を包み、ただゴロゴロしながら時間を過ごす。日本ではあまり見かねない光景だ。私が知らないだけで、日本にもこんな場所があるのだろうか?

マッサージチェアがずらりと並ぶ。10分間2500ウォン(約300円)だそうだ。
さらに、この大ホールの周囲にはいくつもの小部屋が設けられている。それぞれ種類の違うサウナのようだ。せっかくなので順番に回ってみることにする。
松の木火汗蒸幕

まずは「韓国伝統 松の木火汗蒸幕」と書かれた高温の蒸し風呂。
何やら注意書きが貼られているが、ハングルだけだ。

土のレンガを積み上げたピザ窯のような造り。床にはムシロのようなものが敷いてあり、湿気でじっとりしている。

フラッシュを使わなければこの通り。暗い。そして、暑い。
こんな中で、ずっと電話で話をしている女性がいた。スマホは大丈夫なのだろうか?

天井はこんな感じ。この形にもきっと意味があるのだろう。
カメラが壊れそうなので、早々に退散する。