朝、行きつけの整体で体を整え、妻とランチに出かける。快晴だが、ちょっと風が冷たい。
ぶらぶらと街をさまよって、たどりついたのがかつて一度行ってとても印象が良かったカジュアルな「ビストロ エピス」。

末広通りの路地にある入口を地下に降りる。

ちょっとアングラな雰囲気だ。
前回行った時はとても賑わっていたので、席があるかと心配して店に入ると・・・

1組しかお客がいなかった。
壁にはフレンチシェフの影絵が描かれていて、黒く塗られた天井は配管がむき出し。何だかライブハウスのような雰囲気だ。やはり昼よりも夜が似合う店である。

キッチンもオープンで男性二人が調理を分担している。
ランチメニューは3種類のみで、ドリンクとデザートをセットで付けることができる。私も妻も1000円の「メインランチ」を注文した。今日は「鶏モモ肉のソテー 香草ソース」である。

まず運ばれてきたのは、ジャガイモのポタージュと生ハムサラダ。

スープは素材の味をいかし香辛料がアクセントとなっている。

サラダは生ハムがたっぷり載せられ、まあ想像通りの味だ。

そして鶏モモ肉のソテー。表面はカリッと中はジューシーにという定番の表現通りの仕上がりだが、やはり普通という印象は拭えない。

妻はライスを頼んだが、私はバケットを頼んだ。残念ながらバターは付いていなかった。

肉の量もほどほどあり、これで1000円だからコスパは悪くないが、前回の印象がとても良かっただけに、個人的には正直ちょっとがっかりした。あまりフランスの香りがしないのも不満だった。
まったく人間というのは勝手なものだ。自分で勝手にハードルを上げておいて落胆する。

400円でコーヒーとデザートを付けてもらった。
コーヒーは少し冷めていた。あえてこうしているのだろうか?
それでもお砂糖をもう一つ追加でいただき美味しく飲んだ。

そして本日のデザートはガトーショコラだった。
小ぶりだがこのガトーショコラは美味しかった。酸味のあるシャーベットとの相性もとてもいい。このデザートは頼んで良かった。
私たちが食べている間に、お客さんがパラパラと入ってきて、最初の寂しさはなくなった。壁には夜のアラカルトメニューが掲げられている。
やはりこの店は夜の方がいいかもしれない。
食べログ評価3.53、私の評価は3.30。

ランチの帰り、井の頭公園の中を通った。
「かいぼり」の様子を間近から眺めるためだ。広い井の頭池は中央部を残してほとんど水がなくなっていた。
まずは外来魚を駆除した後、2ヶ月ほど池の底を太陽にさらすこととなる。
「かいぼり29」の詳細についてはこちらをどうぞ。
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