<きちたび>バルカン半島の旅2024🚌 中国🇨🇳 餃子も坦々麺も食べられる北京首都空港の「BGS Premier Lounge」が最高

🇫🇷パリ~🇨🇳北京~🇯🇵成田空港 2024年11月3日~4日

ヨーロッパの南東部バルカン半島を巡る旅もいよいよ最終日。

懐かしのパリで2泊した後、東京に戻る朝を迎えた。

出発の朝は日曜日。

私が宿泊するバスティーユ広場から伸びる大通りでは、パリ最大級のマルシェが開かれる日だ。

残念ながら私がのぞいた朝8時ごろにはまだマルシェは準備中だったけれど、パリらしい空気を最後に嗅ぐことができた。

来た時とは違い、この日は電車でシャルルドゴール空港まで行ってみる。

バスティーユからメトロの5番線に乗って「北駅 GARE DU NORD」まで行き、ここで郊外電車RERのB線に乗り換える。

パリ五輪の影響か、北駅は見違えるようにきれいになっていて、乗り換えの案内もわかりやすい。

夜間には治安が悪いので利用を控えるよう勧める書き込みが目立つRERだが、昼間は大きな荷物を抱えた旅行者も多く、特に不安を感じることもなかった。

ただ京成スカイライナーのような直通電車ではないため、地元の人の利用も多く、空港までの時間も50分近くかかる。

RERのシャルルドゴール空港駅から各ターミナルには無料モノレール「CDG VAL」で移動する。

バスティーユ広場からシャルルドゴール空港の第1ターミナルまでかかった時間は1時間15分ほどだった。

パリのシャルルドゴール空港に到着したのは、飛行機が出発する3時間も前だったけれど、予約した中国国際航空のチェックインカウンターはすでに大行列。

列の最後尾はロビーから出た通路の方まで伸びている。

パリから北京経由の成田行きは往復で12万円ほどと他のキャリアに比べて破格の安さではあるが、その分オンラインチェックインもできず、こうして長い行列に並ぶしかない。

まあここで少しの忍耐を発揮することで、10万円の節約になるのだから、時給に換算すると必ずしも悪くはないだろう。

50分ほど列に並び、ようやく搭乗手続きを終えることができた。

中国国際航空のスタッフは思いのほか優秀で、慣れた手つきでテキパキと乗客を捌いていく。

システムは不合理でも、一旦動き出すと手際は悪くない。

これこそが中国流と言えるのかもしれない。

あいにくシャルルドゴール空港にはプライオリティパスで利用できるラウンジがないようで、仕方なくマクドナルドに入り、軽い朝飯を食べながら時間を潰す。

久しぶりに食べるフィレオフィッシュとコーラで9.50ユーロ、およそ1500円。

高い!

中国国際航空876便北京行きは、定刻の12時半にパリを飛び立った。

出発前に流れる安全ガイドのビデオはパンダが登場するアニメ。

近年、中国アニメの台頭が伝えられるが、少なくともこのビデオに関してはまだまだ日本のレベルにはほど遠いと感じる。

機内食は、美味くもなく、不味くもなく。

長旅で胃がもたれないよう、ほとんどをあえて残す。

日本を含む西側の航空会社がロシア上空を迂回してヨーロッパまで飛行しているのに対し、中国の航空機は堂々とロシア領を抜け、中央アジアを通過して中国へ飛ぶ。

まさに最短ルート。

ウクライナ戦争で世界が二分される中、中国は抜け目なく漁夫の利を得ていることを実感する。

それでもパリから北京までは10時間のフライトだ。

エコノミー症候群にならないよう、通路側の座席を取って、時々立ち上がって血流を正す。

そうして忍耐の時間を過ごした末、北京の明かりが見えた時は嬉しかった。

北京首都空港に到着したのは11月4日の午前5時半。

予定よりも10分ほど早い到着だ。

北京での乗り継ぎ時間は3時間40分あるので、今回は焦る必要はない。

プライオリティパスで利用できるラウンジがあるようなので、そこで時間を潰すことにする。

「BGS Premier Lounge」

中に入って、その豪華さに驚かされた。

いかにも中華風のインテリア、不必要に大きなソファー、とても中国っぽい。

しかも早朝のせいか利用者がほとんどおらず、ゆったりとスペースを占有して時間を過ごす。

機内食をほとんど食べなかったので、少しお腹が空いた。

果たしてどんなものが食べられるかと、ビュッフェを覗いてみると、これが想定外のクオリティーだった。

蒸したての点心に中国製の缶ビール。

味も文句ない。

美味くもない機内食を食べなかった私の判断は大正解だった。

大きな鍋の前におばさんがスタンバイしていて、オーダーするとその場で坦々麺を作ってくれた。

量は少なめだけれど、味は抜群。

こんな美味しいものが食べられるラウンジは初めてかもしれない。

同じおばさんがジャージャー麺も作っていたので、そちらも注文してみた。

こちらは日本で食べられるジャージャー麺とは少しイメージが違っていたが、野菜はどれも新鮮そうだった。

麺と具を甘辛い味噌でかき混ぜていただく。

これも、いける。

でも比較するとやはり坦々麺の方が私の好みで、このラウンジを利用するなら点心と坦々麺、もうこれで決まりだ。

ラウンジでゆっくり休んでから、午前9時前、乗り継ぎ機に搭乗する。

知らないうちに夜が明け、この日の北京は快晴だった。

心配した中国での乗り換えトラブルもなく、午後2時前、無事に成田空港に到着した。

今年、中国政府は日本人に対するビザ免除を再開したという。

この間すっかり日中関係は冷え込んでしまったけれど、久しぶりに中国にも旅行に行きたいと思わせてくれた北京のラウンジ体験だった。

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