今日で4月もおしまい。
いつの間にか、嫌な花粉の季節も終わり、ゴールデンウィークももう半分が過ぎてしまった。
今年のゴールデンウィークは、天気にも恵まれて吉祥寺をはじめ各地の繁華街や行楽地は多くの人で賑わっているらしい。

東京に戻っている私は、初日の27日にゴルフ。
テレビ局時代の仲間たちとの定例コンペに参加した。
今年初めてのラウンドということもあって、出だしの3ホール連続のトリプルボギーと最悪のスタートだったが、その後徐々に勘を取り戻してきて、8番ホールからの6連続パーもあり、上がってみれば49、43の92と、だいたいいつものスコアでホールアウトした。
プレイ後は福生の駅前で飲んで、久しぶりに会う仲間たちと楽しい時間を過ごした。

翌日からは外出を控え、溜まった写真を外部メディアに保存してiCloudのストレージを空ける作業に取り組んだ。
ところがパソコンを買い替えたためなのか、これまで使っていた外付けHDDがうまく作動せず、原因もわからないままイライラが募る。
これまでのMacBook AirにあったUSB-Aのポートが新しいパソコンでは全てUSB-Cに統一されていて、そのままでは接続することさえできない。
デジタルツールは数年でどんどん変わっていくため、私のようなオヤジとしてはキャッチアップすることさえ難しい。

しばらく格闘した後、諦めてUSB-Cに対応した新しい外部メディアを買うことにした。
これまで使っていたような外付けハードディスクもまだ店頭には並んでいるが、以前はなかったSSD(ソリッドステートドライブ)という記憶媒体が売り場の主流になっている。
その違いを調べてみると、従来のHDDが金属製のディスクにデータを書き込むのに対し、SSDは内蔵されたフラッシュメモリにデータを直接読み込む方式なので、コンパクトで軽量、しかも処理速度が桁外れに速いということらしい。
ただし、一度破損した場合には、HDDであればデータを復旧できる可能性が高いがSSDが壊れるとデータが完全に失われることが多いのだそうだ。
しかも、値段もHDDに比べて高い。
写真のような大切なデータの場合には、復元が可能なHDDの方が適しているようにも感じるが、すでに500ギガを超える容量になっている写真データを最初からHDDに読み込む手間と時間を考えると、やはりお金がかかってもSSDを買うべきだと決断した。
SSDにもたくさんの種類があって、どれがいいのか正直よくわからないので、テレビのCMで毎週目にしている「キオクシア」製の1テラのSSDを購入することにした。
価格は1万5000円あまり、やはりかなり高い。

とりあえずiCloudに溜まっていた写真を全てSSDに保存した後、これまで使用してきたHDDからSSDに全ての写真ライブラリをコピーする作業を始めた。
HDDの容量は1テラあり、これを別のHDDにコピーしようと思えば、とてつもない時間がかかることは確実である。
しかし、私が購入したキオクシアのSSDは毎秒1000メガバイトの高速でデータを移行することができると書いてある。
通常のHDDの場合、毎秒100メガバイト前後なので、データ転送のスピードがおそよ10倍になる計算だ。
うまくいくかどうか半分疑いながら、パソコンにこれまで使っていたHDDと新たに購入したSSDを両方つなぎ、写真ライブラリ全体のコピーを試みた。

10倍の速さとはいえ、膨大な写真データを移行するのは流石に大変だ。
長時間作業し続けると、SSDがどんどん熱くなってくる。
途中で壊れてしまわないのか?
遅々として進まない転送の様子を見守りながら、過去の写真がすべて消えてなくなる最悪の事態が頭をよぎる。

それでも何とかSSDに写真データがコピーできたようだ。
午後2時ぐらいから作業を始め、全ての写真をSSDにコピーし終わったのは午後8時ごろだった。
万一このSSDが壊れた時の備えとして、今iCloudに残っている写真についてはプライム会員なら無料で使える「Amazon Photos」にアップロードした。
詳しい理屈はわからないが、やれやれ、これでひとまず安心だ。
デジタル技術の進歩によって私たちの暮らしが便利になっているのは確かだが、一方でアナログ人間には理解し難いこのようなストレスも確実に増していく。
いつの日には、大切な写真が見られなくなる日が訪れるのではないか?
昔ながらの紙焼きのアルバムが懐かしく感じられた。