<きちたび>3泊4日ホーチミンの旅① 1925年開業の老舗ホテル「マジェスティック」でよみがえる若き日の記憶

充実の朝食ビュッフェ

私たちも朝食はこの「ブリーズ・スカイ・バー」でいただいた。

朝6時から10時まで供される朝食ビュッフェはなかなか魅力的だった。

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まずは麺のコーナー。

ベトナム名物のフォーももちろんあるが、ラーメンのような麺もある。

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フォーはお昼に食べる予定があったので、もう一つの麺を頼んだ。

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白い米麺が主流のベトナムだが、中華麺のようなものもある。

正確なことはわからないが、どうやら「ミー」というらしい。

そういえば30年前、初めてベトナムを訪れた頃には、フォーはハノイなど北部の食べ物であり、ホーチミンでは春雨のような「ミエン」が主流だった。今では南部でもフォーの専門店があふれていて南北の隔たりがかなり埋まって来ていることを食事からも感じた。

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お粥もとても美味しかったので、2日連続で食べてしまった。

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お粥に載せる佃煮的なトッピングが豊富でとても美味しい。

ホーチミンでは、何を食べてもそれほど外れることはなかったが、朝、旅人のお腹をやさしく満たしてくれるその味はぜひ皆さんにも試していただきたいと思った。

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そして様々な食べ物を少しずついただき、最後はやはり果物だ。

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パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、龍眼、スイカ、バナナ。

南国の味が、ズラリと並ぶ。わざわざ市場で果物を買ってこなくても、朝食のビュフェでたっぷりと味わえるのは私たち夫婦にとってはありがたい。

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朝靄にけぶる早朝のバルコニーでいただくマジェスティックの朝食は最高だ。

なるべくならまだ空いている6時台に来て、眺めのいい席を確保することをオススメする。