今日から三連休。
4日から始めた井の頭公園でのランニングは今日も続いているが、連休のせいか人が多くて走りにくい。
ランニングの後は早めのお風呂、冬のルーティーンとしては悪くない。
昨日からいろいろと気になるニュースが続いている。
まずは大谷翔平。
今年3月に行われるWBCの日本代表に選出されたことが正式に発表された。
2017年の大会ではケガで辞退しているだけにこの大会にかける熱い気持ちを会見で語った。
「素晴らしい選手が集まってくれているので優勝だけを目指して頑張りたい」
過去2回WBCで優勝している日本だが、確かに今回のチームは間違いなく過去最強となるだろう。
侍ジャパンの第一陣として発表された12人は、ダルビッシュや村上宗隆らまさに日本代表にふさわしい錚々たるメンバーだ。
でも、アメリカをはじめ各国ともにこれまでにない強力なメンバーを集めているという。
鍵を握るのはリリーフピッチャーと打線のつながり。
特に、長打力よりも確実にヒットを打て走れる打線を組めるかが勝ち進むうえでにポイントになると私は見る。
日本は準々決勝まではホームである東京ドームで戦えるため、圧倒的な地の利がある。
1次リーグのライバルは韓国だが、予選敗退はまずないだろう。
アメリカやカリブ海諸国が別ブロックになったことも日本には有利だ。
勝負はアメリカに乗り込んでからの2試合、そこに照準を合わせた栗山監督の采配も注目される。
果たしてどんな打順になるのか、大谷の二刀流は認められるのか、大いに楽しみである。
一方、ちょっと引っかかるニュースがロシアから流れてきた。
プーチン大統領がロシア正教のクリスマスに合わせてウクライナで戦うロシア軍に36時間の一方的な停戦を命令したというのだ。
ロシア国内で厭戦気分が高まる中で、ロシアは平和を求めてもウクライナ側が停戦に応じないのだと国内向けにアピールする狙いがあるのではないかと専門家らは分析するが、プーチンさんの頭の中は誰にもわからない。
今回のクリスマス停戦は、プーチンさんとの関係が強いロシア正教会最高位のキリル総主教の提案によるものだとされる。
ロシアは、12月25日のクリスマスも1月1日の新年も関係なく、ウクライナ各地をミサイルや無人機で攻撃しているが、ロシア正教のクリスマスである1月7日は特別ということのようだ。
もしもロシア・ウクライナの間に本当の停戦が実現する日が来るとしたら、兄弟関係にある両国の正教会が重要な役割を果たす可能性もあるのではないだろうか。
しかし、ウクライナ政府はロシアの停戦提案を拒否、アメリカをはじめ西側諸国も撤退なき停戦には応じないとの立場だ。
アメリカとドイツはこのタイミングで、これまで供与を渋っていた歩兵戦闘車「マルダー」を約40台ウクライナに譲渡すると発表。
一方でロシア軍の大規模攻撃が迫っているとも報道されていて、雪解けと共にウクライナの戦況は一段と緊迫したものになることが予想される。
こうした中、岸田総理もG7議長国としてキーウ訪問を検討していて、ウクライナ情勢の行方は日本にも否応なく影響してくるだろう。
こうした国際情勢に関係があるのかどうか、三連休初日の朝、成田空港発福岡行きのジェットスター・ジャパンの航空機が、中部空港に緊急着陸するという騒ぎがあった。
午前6時20分ごろ、成田空港のインフォメーションセンターに、ジェットスター機の便名を名指しして「爆弾を仕掛けた」との電話があったためだ。
ドイツからの国際電話で犯人は英語で「ジェットスターの機体の貨物室に100キロのプラスチック爆弾をしかけた。マネージャーを出さなければ爆破させる」と脅したというが、背後関係などは全くわかっていない。
この緊急着陸の影響で、脱出の際に5人がケガをしたほか滑走路が4時間半にわたって閉鎖されたため、連休の空の便に大きな影響が広がった。
こうしていろんなニュースが飛び交った三連休初日だが、私が一番興味を引かれたのは高校サッカーだった。
昼のニュースが終わりチャンネルを変えた時、たまたま日本テレビで放送されていた高校サッカーの準決勝を目にしたのだ。
岡山学芸館高校 vs 鹿児島の神村学園。
岡山県のチームとして初めてベスト4に進んだだけでもすごいのに、試合開始早々に1点を先取してリードしていたのである。
私は別に岡山愛が強い人間ではないのだが、最近岡山に定期的に通うようになって自然と岡山の話題が気にかかるようになっているようだ。
ただ「岡山学芸館高校」と言われても私は知らない学校だ。
調べてみると、裸まつりで有名な西大寺という町にある昔は「金山学園」と呼ばれていた学校だとわかった。
岡山で私が泊まる伯母の古民家からわずか5キロあまりしか離れていない高校なのだ。
俄然興味が湧いて中継を見守っていると、前半に同点に追いつかれ、後半に入ると逆転ゴールを許してしまう。
やっぱり鹿児島の方が強そうだと思った次の瞬間、同点ゴールが決まって2−2。
その後も相手に追加点を許すが素晴らしいシュートで追いつき、3−3で試合は終了、PK戦の末、見事勝利を掴んだのだ。
高校サッカーといえば昔は静岡や埼玉が強かったが、Jリーグが誕生し日本代表が世界で活躍するようになるとともに全国のレベルが上がっていった。
高校生の試合とはいえ、素晴らしい試合だった。
高校サッカーでの岡山県勢の決勝進出は初の快挙。
全国的にコロナの死者数がここに来て過去最高を更新する中で、岡山では新規感染者数でも連日過去最高が続いている。
岡山学芸館高校の快進撃は間違いなく岡山では大ニュースになっていることだろう。
私も連休明けから岡山に帰省する。
9日に行われる決勝戦、しっかり見届けてから岡山に行こうと思っている。
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