<吉祥寺残日録>緊急事態を知らせる突然の電話で次男の家に駆けつける #230725

ずっと次男の家のことが気になっていた。

次男は今年の春から東京と大阪を毎週往復する暮らしになり、小学生と幼稚園児の3人の孫たちもまだ手がかかる年頃だ。

夏休みになったらお泊まりにおいでと誘っていたのだが、一番上の娘が風邪をひき家族みんな体調を崩していると聞いていた。

ただ、お嫁さんの実家が近いあって日常的に行き来する濃い関係なので、困ったことがあれば実家のご両親を頼るだろうと思って、私たちからしつこく誘うのは控えていた。

それでも心配なので、次男の都合のいい時に会社帰りにうちに寄ってもらい少し話を聞かせてもらおうかなどと妻と今朝話していたところだった。

午前9時半ごろ、妻の携帯が鳴った。

次男からだった。

聞くと、お嫁さんが39度の熱で寝込んでしまい、次男も大阪で大事な会議があって困っているという。

運悪く、実家のご両親もコロナに感染していて、手伝いに来てもらえないかという緊急事態を告げる電話だった。

次男の家からこれまでこんなSOSの電話をもらったことはなかった。

ここは、何を置いても駆けつけてやらねばなるまい。

何日か泊り込むことも想定してキャリーケースに着替えなどを詰め込み、妻はすぐに次男の家に向かった。

とりあえず、子供たちに昼ごはんを作ってやらねばならない。

私はといえば、昼に眼科の予約が入っていて、白内障の手術で入れたレンズが曇ってしまったのでそれをレーザーできれいにする治療を受けることになっていた。

ついでにかかりつけのクリニックにも寄って、血圧の薬ももらっておこう。

ということで、急に慌ただく病院巡りをすることとなったのだ。

クリニックの後、私は予定通り眼科に行ってレーザー治療を受けてから次男の家に向かったので、到着したのは午後3時ごろになってしまった。

ちょうど3時のおやつにと、昔懐かしいトップスのチョコレートケーキをお土産として持参する。

次男は事情を話して大阪行きを取りやめたようで、オンラインで仕事をしていた。

発熱したお嫁さんは2階の寝室で寝ているという。

昼ごはんはみんなでソーメンを食べたらしく、妻が3人の孫たちの相手をしていた。

私も早速遊びの輪に加わって、言われるがままに孫たちの相手をする。

長女が最初に熱を出してからはもうだいぶ経ったらしいがその間にそれぞれ二度ほど発熱したというので、なかなか悲惨な1ヶ月を送っていたらしい。

ただ、孫たちの病はほぼ回復したようで、みんな思いの外元気そうで安心した。

お嫁さんも昨日までは元気で、実家のお母さんと一緒にコンサートなどにも行っていたらしく、昨夜から突然発熱し、実家のお母さんもコロナに感染したという。

私たちはここまでコロナとは無縁で暮らしてきたが、この家にはウイルスが蔓延している可能性が高く、孫たちから感染させられるリスクは覚悟せねばならないだろう。

しかし、この緊急事態を見て見ぬふりなどできるはずはないではないか。

妻が買い物に行って夕食にカレーを作る間、私は孫たちとひたすら遊んだ。

一番上の孫娘からは恋愛についてのアンケートを求められ、二番目の孫娘にはUNOの相手を求められ、一番下の男の子には恐竜遊びの相手を求められる。

同じ家で暮らしていても、男女の違い、年齢での違いは半端ない。

みんなでカレーを食べた後には、男の子から一緒にお風呂に入ることを求められ、大きな水鉄砲で遊ぶ相手もさせられた。

それでも、次男が大阪行きを取りやめたことで、泊まり込みでのお世話は避けられた。

孫娘が作ってくれたかき氷を食べ、次男の家をお暇したのは午後8時過ぎだった。

孫の相手は体力を消耗するので、とりあえず自宅に戻り自分のベッドで寝られるのはありがたい。

お嫁さんの体調が回復しなければ、また明日も次男の家に応援に行くことになるだろうが、泊まり込みに比べればずっと体は楽だ。

夫婦2人だけの静かな生活に慣れていると、子供が走り回る環境はいるだけで疲れる。

だが、ずっと心配していた次男の家の様子を直に見ることができ、今日はとても有意義な一日であった。

一日も早く家族全員が元気を取り戻して、楽しい夏休みを過ごしてもらいたいと願うばかりだ。

<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇遊びに来た孫たちと初めてのバーベキュー #211121

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