ガス室
ガス室に送られた人たちには「風呂に連れていく」と説明された。パニックを防ぐためだ。

写真に写る一人の少年の眼差しが心に刺さる。
この子は、どのように選別されたのだろうか?

ガス室のジオラマが作られていた。


地下に脱衣場とガス室があり、1階に焼却場が作られた。焼却が間に合わない死体は野外で焼かれた。

ナチスが破壊した焼却炉の写真も残っていた。
チクロンB
次に展示されていたのは、空き缶の山だった。

大量殺人に使われた劇薬「チクロンB」。

解放後、収容所の倉庫でチクロンBの使用済み空き缶の山が見つかった。缶にはドクロマークが描かれている。

そして、これが「チクロンB」だ。
この劇薬は1941年夏までは消毒目的で使用されていたという。気化しやすい薬品の性質を悪用し8月以降「殺人ガス」として多くの命を奪った。

この後、施設で唯一「撮影禁止」とされるエリアがある。
ここには大量の人間の髪が展示されている。アウシュヴィッツを解放したソビエト軍が倉庫で袋詰めにされた約7トンの髪を見つけたのだ。収容所当局は囚人たちの髪の毛をドイツ国内の工場に売っていたという。ドイツの会社は人間の毛髪から生地を生産していた。
残された毛髪からはチクロンの毒性をもたらすシアンの反応が出たという。
理不尽な理由で、悲しい運命に直面し、殺されていった人たちのことを思うと、ただただ世界平和を祈るばかりです。戦争をしたがる指導者たちを世界から排除すべきです。