🔶「旅したい.com」から転載
<中国>【杭州】宿&グルメ 空港リムジンが止まる「杭州維景国際大酒店」と西湖周辺の飲食店
🇨🇳中国/杭州 2019年9月14日-16日
杭州と言えば、古来から歌人たちに愛された世界遺産の「西湖」。
初めて杭州を訪れるにあたり、やはり西湖周辺に宿を取ることにしました。
選んだ宿は「杭州維景国際大酒店」。空港からのエアポートバスが目の前に止まるので、慣れない旅行者にとってありがたい5つ星ホテルです。
食事もホテルや西湖の周辺の繁華街で食べました。ガイドブックやネット情報にはあまり登場しない私が飛び込んだ飲食店をご紹介します。
杭州蕭山国際空港エアポートバス
三連休を利用して、2泊3日で訪れた古都・杭州。
中国大陸にくさびのように切れ込んだ杭州湾が上空から見えます。
湾の一番奥に、杭州の町があります。
初めて訪れる町ではどのあたりに宿を取るか迷うものです。
今回決め手となったのは、空港からのアクセス。現在、空港と市内をつなぐ地下鉄も建設中ですが、今はエアポートバスかタクシーが足となります。
私はエアポートバスを利用することを決め、バスが目の前に停車する「杭州維景国際大酒店」を予約しました。
エアポートバスを利用するには、国際線ターミナルから国内線ターミナルへと移動する必要があります。
「国内」の文字を頼りに進み・・・
国内線ターミナルの1階にエアポートバスのチケット売り場があります。
自動販売機もありますが、中国の身分証明書が必要なので、外国人はカウンターで買うしかありません。
これがチケット。
武林門行きのバスに乗り、平海路で途中下車します。
料金は、20元(約310円)でした。
平海路に行く武林門行きのバスは、1番のりばから出ます。
白に水色のラインが入ったエアポートバス。
昼間の時間帯は、15分間隔で運行していて便利です。
杭州維景国際大酒店
川幅の広い銭塘江を渡ると、もう杭州の中心街です。
空港を出てからおよそ35分、最初にバスが止まるのが平海路です。
ここでバスを降ります。
そしてバス停の目の前にそびえているのが、25階建ての「杭州維景国際大酒店」。
迷うことは絶対にありません。
正面のエントランスを入ると、広々としたロビーが待っています。
写真で見るよりは少し古い印象があり、一昔前のアジアによくあった5つ星ホテルという感じです。
それでもロビーには、ドイツのメルケル首相や、トルコのエルドアン大統領、サウジアラビアのムハンマド皇太子らの写真が飾られていて、杭州を代表する由緒あるホテルであることを示しています。
エレベーターホール。
廊下もきれいです。
部屋も重厚で落ち着いた印象で、広さも問題ありません。
ベッドもゆったり。
デスクや鏡など必要な設備は一通り揃っています。
テレビは、100チャンネルすべて中国語でした。
水まわりも一昔前のオーソドックスなもの。
トイレにウォシュレットはありません。
バスタブがあり、お湯の出も問題ありません。
クローゼットにはセキュリティーボックスやバスローブがありますが、使いやすい引き出しがあればもっと良かったと思います。
中国のホテルではよく見ますが、非常時の緊急グッズも常備されていました。
窓からの景色は決して美しいとは言えません。
私の部屋が5階だったからでもありますが、もう少し上層階を希望した方が良さそうです。
朝食は1階のダイニングでのビュッフェです。
野菜多めに、餃子も加えて・・・
好みの具材を入れて麺も作ってもらいました。
こんな朝食付きで1泊8600円、便利な立地を考えればこのホテル悪くはないと思いました。
帰りのエアポートバスは、通りを挟んだ「杭州華辰国際飯店」前のバス停から乗ることができます。
ただ、事前にチケットを買う必要があることを知らなかったので、タクシーで空港に行くことになりました。
もし平海路から空港行きのエアポートバスに乗られる方は、事前にご確認ください。
ホテルの空き状況や料金はこちらからどうぞ。
チェックイン14:00 チェックアウト12:00
Booking.com
江南食房 老杭州飯店
杭州の初日、西湖に着いたのはもう夜でした。
本当は夕日の時間に来たかったのですが、他に時間を取られてしまいました。
残念な気持ちで西湖の湖畔をぶらぶらし、目についたお店で夕食を食べました。
「江南食坊 老杭州飯店」。
湖畔の最高級ホテル「グランハイアット杭州」裏の路地「学士路」に面しています。
店内がいっぱいで店の外まで人が並んでいたこと、創業1987年という文字、そして店外に張り出された料理の写真に惹かれてこの店に入りました。
革張りのボックスシート。
高級感はありませんが、明るい店内です。
地元のビール「西湖緑雨」(10元)と・・・
「松花豆腐」(12元)、そして・・・
「西湖牛肉羹」(28元)です。
松花豆腐は、いわゆるピータン豆腐で、見た目通り美味しくビールによく合います。
一方、西湖牛肉羹は予想したより味が薄く、お酢やラー油を入れたい感じです。
あまりオススメしません。
これにご飯を加えて、トータルで54元(約830円)でした。
聞鶯閣茶楼
杭州での2日目。
夕方に西湖の畔にある茶館を訪ねました。
「聞鶯閣茶楼」。
「西湖十景」の柳浪聞鶯にある茶館です。
屋外にテラス席があって、そこからは庭の向こうに西湖を望むことができます。
あいにくこの日が天気が悪く、夕日を拝むことはできませんでしたが、屋外のテラスには気持ちのいい風が吹き抜けます。
ここでいただいたのは、この地の名産「龍井茶(ろんじんちゃ)」。
一緒にお盆で運ばれてきたのは、なつめの実です。
なつめは、甘みの少ない小さなりんごのようでした
生のなつめの実を食べたのは初めてだったので、これがなつめだとわからず、一生懸命スマホで調べてやっと正体を突き止めました。
龍井茶は、杭州特産の緑茶で、普通にイメージする中国茶と比べるとあっさりした上品なお茶です。
中国では、「色が緑、茶葉が平、味が醇和、香が馥郁」であることから四絶と評されるそうです。
お湯が入ったポットもテーブルに運ばれてくるので、龍井茶は何杯もおかわりできますが、お茶となつめのセットで58元(約890円)でした。
夕暮れの聞鶯閣茶楼、オススメです。
壹品軒 東坡家宴
2日目の夕食、ガイドブックを片手にいくつかのお店をのぞいてみました。
西湖の湖岸に作られた人気スポット「西湖天地」にあるカジュアル中華のチェーン店「外婆家」や・・・
1921年開業の老舗レストラン「杭州酒家」。
ガイドブックに載るような有名店はどこもものすごい行列です。
中国で有名店に行こうと思ったら、予約を取るか、午後4時とか人とずれた時間に行くのでなければ、長時間待たなければなりません。
グルメでない私は長時間並んでまで食べたい店があるわけでもないので、街をぶらぶらしながらすぐに食べられる店を探します。
見つけたのは、東京で言えば銀座4丁目の交差点のような場所にある中華レストランでした。
「壹品軒 東坡家宴」。
正確なことはわかりませんが、新東坡賓館というホテルの2階にあるレストランのようです。
清潔でモダンな印象の店内。
ガラガラでもなく混んでもいない、ちょうどいい混み具合です。
写真付きのメニューで、英語での表記も添えられています。
注文したい料理にチェックを書き込んで注文するスタイルなので、外国人には利用しやすいお店だと思います。
ここで注文したのは、南京のビール「雪花純生」(12元)。
ドライアイスの煙とともに登場した杭州の名物料理「龍井風尾蛯仁」(68元)。
こちらも杭州名物、豚の角煮「東坡肉」(22元)。
さらに、ご飯の代わりに「杭州小籠包」(22元)。
一人で食べるには、ちょっと豪華すぎる晩餐になってしまいました。
結論から言えば、「龍井風尾蛯仁」とビールだけでよかったかもしれません。
海老は小ぶりですが、龍井茶と一緒に味付けしてあってビールにとても合います。
「東坡肉」はタレが甘すぎで、「小籠包」は皮が厚すぎ。
個人的には、ちょっと失敗でした。
でも立地は最高で、有名店に比べれば値段もリーズナブル、注文もしやすいので観光客にはとても利用しやすいお店だと思いました。
代金は全部で、124元(約1900円)でした。
壹面館
最終日の朝食。
本来ならホテルの朝食が付いているのですが、それをパスして街の食堂で食べてみることにしました。
平海路に面した「壹面館」。
早朝に世界遺産の大運河に行って、ホテルに戻る途中で見つけた食堂です。
カウンターの上に、様々な料理や点心、お粥など朝のメニューが並び、お客は好きなものを取ってレジで会計するスタイルです。
店内のテーブルはほぼ満席で、みんな食べ終わったらどんどん交代していきます。
とても回転率のいい人気店のようです。
私が選んだのは、この三品。
正確な名称はわかりませんが、食べた感じで言えば、モツと唐辛子の炒め、ジャガイモのきんぴら、何かのお粥。
代金は全部で40元(約610円)でした。
ジャガイモは美味しかったのですが・・・
お粥は味がありません。
モツ炒めは味は美味しいのですが、モツが臭い。
日本ではモツをきれいに洗浄し臭いを消しているのがよくわかりました。
本来モツとは腸であり、臭いものなのでしょう。
食堂の雰囲気はとても面白いので、後は料理を選ぶ選球眼が勝負です。
ガイドブックに載っていない杭州のグルメガイド。
少しでもお役に立てば幸いです。

