不正請求があったと報せがあり、いつも使っているクレジットカードを停止し再発行してもらうことになった。
実害はなかったものの、ほとんどの支払いにこのカードを使っていたので各所カード変更の連絡をしなければならず、本当に大迷惑である。
一番気掛かりだったのは、今月下旬に予定している大学時代の仲間たちとの旅行。
帰りの新幹線を使い慣れないスマートEXで予約していたため、予約した際のカードが無効になった今回のケースではトラブルにならないかちょっと心配になった。
それを妻に相談すると、何事も心配性の妻は「それなら駅で事前に発券しちゃえば」と言う。
ということで、妻と連れ立ってJR東海の窓口がある東京駅まで出かけ、無事に紙のチケットを入手した。
なかなかデジタルに移行しきれないシニア世代である。

せっかく東京駅まで来たのだから何か食べて帰ろうということになり、ぶらぶら歩いて日本橋高島屋まで来た。
時刻はまだ11時すぎで町場の飲食店はまだ営業開始前のところが多かったが、デパートの飲食街は午前11時から開いていたので、その中から店を選ぶことにした。
たまたまエレベーターを降りた階が新館の7階には、インド料理やスペイン料理、ハンバーガーショップなどが店を連ねていた。

その中から選んだのは、ちょっとケバいこちらのお店。
「アジアンビストロ Dai 日本橋店」というエスニック料理のお店のようである。

中もかなり派手なインテリア。
開店直後なので、まだお客さんもまばらだ。

窓の外にはテラス席もあるが、見えるのは雑居ビルばかり。
そういう意味では、昔のデパート最上階のレストランのように見晴らしが最高というわけではない。

メニューを開くと、東南アジア各国の馴染みの料理が並ぶ。
ベトナムのフォー、インドネシアのナシゴレン、タイのヤムウンセンやガパオなどなど。
どの国にでもある中国料理、小籠包などもあった。

妻は好物の「パッタイ」(1380円)とコーヒーを注文した。
いつもながら、冒険心がない。

一方、私が選んだのはこちらの一品。
メニューには、「ラクサ シンガポール風海老とココナッツのヌードル」と書かれていた。
値段はやはり1380円、ワンドリンクを頼まなければならないというのでコーラを注文した。
「ラクサ」は、マレー半島に移り住んだ華僑が生んだ「ババ・ニョニャ料理」だそうで、東南アジアで広く愛される代表的な麺料理だそうだ。
私は今年シンガポールとマレーシアを旅行したばかりだが、残念ながらまだ一度も口にしたことがない。

その特徴は、海老の頭をたっぷり使った濃厚なスープ。
ゲップが出るほど海老の出汁が強烈で、ココナッツミルクの甘さと相まって東南アジアの香りを運んでくる。

麺は「ラクサヌードル」と呼ばれる太めの米麺。
少しモチモチしていて、なかなかヘルシーそうだ。
個人的には少しスープが濃厚すぎる気もしたが、味は悪くない。

デパートのレストランなので、東南アジアの屋台のような値段とはいかないけれど、手軽に珍しいランチがいただけて、満足して席を立つ。
たまには都心に来て、知らない味に出会うのも面白いものである。
食べログ評価3.43、私の評価は3.40。
「アジアンビストロ Dai 日本橋店」
電話:03-5542-1133
営業時間:月ー金 11:00-15:00/17:00-23:00
土日祝 11:00 - 23:00
定休日:高島屋に準ずる
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/specialtystores/shop/231701/