7月に岡山に来て一番驚いたのは、ナスだった。

去年裏庭に2本植えたが、あまりうまく育たなかったため、今年は2つの畑に1本ずつナスの苗木を植えた。
日当たりがよく土も良かったのか、ナスはすくすく育ち、今月12日に岡山に戻った時には驚くほどたくさんの実をつけていたのだ。

とりあえず、1本の株から15個ほどのナスを収穫。
でも、こんなにたくさんのナスどうやって食べようと考えながらもう一つの畑に行ってみた。

すると、こちらのナスは一段と元気が良くて、市販のものよりも巨大化したナスが何本もぶら下がっていたのだ。
これは予想外の大豊作。
むやみに収穫しても食べきれないと思い、巨大化したものから順に8本ほど収穫しただけで、普通の大きさのものは摘まずに残しておくことにした。

ナス以外にも、トマトやパプリカ、シシトウ、オクラ、万願寺とうがらしなど夏野菜がたくさん採れたので、妻はそれらを全部使ってラタトゥイユを作った。
南仏名物の野菜の煮込みラタトゥイユは妻の好物で、買った野菜で使ってドキドキ夏に作る定番料理だが、自分たちで育てた野菜だけで作るのは今回が初めてである。

煮込んだ野菜たちはかさが減って大量消費にはもってこい。
粉チーズをたっぷり振って美味しくいただいた。

次の日のお昼には、ラタトゥイユに自分で適当に味を加えて、パスタとあえてみた。
「旨辛醤」というお好みの調味料を加えたので、ピリッと辛さが加わり、夏らしいトマトベースの野菜たっぷりスパゲッティができあがった。

その日の夜は、妻のサポートを受けながらナスの天ぷらに挑戦してみた。
大きく育った「ボケナス」を輪切りにしたり縦切りにしたり、縦切りの方は皮の部分に包丁で切れ込みを入れておいた。

小麦粉に片栗粉を混ぜて水に溶いた衣をつける。
卵は使わない。
ナスの隣で元気に育っていた大葉も一緒に。

この天ぷら鍋は母のマンションにあったもの。
もう揚げ物はしないからともらってきたのだ。
IHコンロには揚げ物スイッチがあって、油の温度調整はお任せできるので簡単だ。

180度の油で、表を2分、裏返して2分。
一応タイマーをセットして時間を測りながら揚げていった。

こちらが私が初めて作ったナスと大葉の天ぷら。
見た目はイマイチだけれど、塩で食べるとなかなかいける。
ナスは皮の紫色を引き立てるために縦に切るのが一般的だが、輪切りの方が表面がカリッと揚がり、私好みだと感じた。

翌日の昼、冷蔵した天ぷらを使って天丼を作ってみた。
タレは本つゆを薄めて温めただけだが、これがどうしてなかなか美味い。
一晩経った大葉はしんなりしてイマイチだが、ナスの天ぷらは翌日でも美味しく食べられることがわかった。
ベビーコーンも天ぷらにしてみたが、こちらは芯が硬くなりすぎていて残念ながら美味しくない。

その次の日は、ナスを大量に使ったカレーを作ってみた。
鶏肉とニンジンだけスーパーで買ってきて、ナスのほか、玉ねぎ、じゃがいも、ニンニク、ミニトマトは自分で栽培したものを使った。

そして昨日新たに挑戦したのは、ナスの焼き浸し。
私がナスを切り、妻がタレを用意する。
ナスの皮に切り込みを入れるのだが、浅く細かく切り込みを入れるのが難しくうまくいかなかった。

妻のレシピは、焼いたナスをタレに漬け込む。
ネットではナスを焼いたフライパンにタレを加えて5分ほど茹でるレシピが出ていたが、まあ妻のレシピに従おう。

ちょっとイメージした味とは違ったが、これはこれで美味しい。

そして、一晩タレに漬けたナスを今日の昼、そうめんと一緒に食べる。
冷蔵庫から取り出して冷たいままも悪くない。

いろいろ試してみたけれど、結局はそのまま焼いて生姜醤油で食べるのが一番好きかもしれない。
とにかくこれでようやく最初に収穫したナスを食べ尽くしたわけだが、畑にはまだ未収穫のナスがスタンバイしている。
さて、次はどうやってナスを食おうか、思案の夏はまだまだ続く。
<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 トマト、キュウリ、ナス、パプリカ、ゴーヤ、カボチャ、そしてメロン!GWは夏野菜の苗を植える季節 #240506