武蔵野市の「くらし地域応援券」を利用してのテイクアウトランチ。
この日選んだのは、1960年創業の吉祥寺の有名店「ファンキー」。
吉祥寺らしい個性的なお店をたくさん生み出した故・野口伊織さんがプロデュースしたお店、昔はジャズ喫茶だった。
数年前にリニューアルして今は「BAR & KItchin」に変わり、料理のメインはイタリアンになったらしい。
でも、私のようなおじさんには少し入りにくくなってしまった印象がある。
応援券が使えるお店のリストに「ファンキー」の名を見つけ、懐かしさから電話してみることにした。
基本的には夜の営業だが、週末のみランチ営業もしているという。
テイクアウトはできるか聞いてみると、お客さんからの要望があれば対応するとのこと。
ハヤシライスかピザ類ならテイクアウト可能だというので、試しに「ゴルゴンゾーラのピザ」を注文してみた。
1階のスペースはかなり印象が変わっていた。
モダンな作りだが、かつてのような温もりはあまり感じない。
土曜の昼間なのに、お客さんの姿はなかった。
それでも、巨大なスピーカーが置かれた2階のフロアは昔のままあまり変わっていないというので、今度お邪魔するときには2階を利用させてもらおうと思った。
こちらが「ゴルゴンゾーラのピザ」1200円。
500円のクーポンを利用したので、700円ということになる。
イタリア原産のゴルゴンゾーラチーズにくるみが乗っただけのシンプルなピザ。
サイズはちょっと小ぶりで、生地は厚めだ。
ゴルゴンゾーラのピザには、ハチミツをかけて食べるのがお約束。
別容器に入ったハチミツもピザと一緒に渡された。
こちらのピクルスはお店のサービスだという。
カブとカリフラワーのピクルスは、甘いピザとの相性は悪くない。
ゴルゴンゾーラチーズの上にハチミツをかける。
ピザというより、パンといった印象だ。
食べてみると、ゴルゴンゾーラの味が弱い。
青カビの濃厚な味をあまり感じず、ハチミツの甘さだけが口に残る。
青カビ系のチーズが好きな私としては、ちょっと残念だった。
おまけに、耳の部分にあまり味がなく、仕方なくそこにもハチミツをかけて食べた。
やっぱり、無難にハヤシライスにすればよかったかな、と思った。
とはいえ、「ファンキー」のような歴史のあるお店にはぜひ頑張ってもらいたいので、コロナが終息したらまたお邪魔したいと思っている。
食べログ評価3.49、私の評価は3.20。
「BAR & KITCHIN FUNKY」 電話:0422-21-1464 営業時間:18:00〜24:00 土日のみランチ 12:00〜16:00 定休日:月曜 https://www.sometime.co.jp/funky/index.html