<ご当地グルメ>岡山の代表的B級グルメ「津山ホルモンうどん」発祥の店と言われる「橋野食堂」に行ってきた

三朝温泉から奥津温泉を経由して岡山県北の中核都市・津山へ。

正直に告白すると、私は岡山出身ながら津山には来たことがない・・・と思う。

津山といえば、桜の名所「津山城」とB級グルメの「津山ホルモンうどん」が有名だ。

ということで、何はさておき、この店に直行することにした。

津山ホルモンうどん“発祥の店”と言われる東津山の「橋野食堂」。

店のホームページには創業120年と書かれているが、他の情報を突き合わせるとどうやら今年で創業134年になるようだ。

まさに4代にわたって受け継がれている伝説のお店である。

長い歴史を止める店の看板。

この店の外観を見るだけでも、この店を訪れる価値はある。

そこには、「ホルモンうどん」の文字はなく、ホルモン、お好み焼、焼そば、一品料理、うどん、丼物、めしと当時のメニューが羅列されていた。

一方、入口にかけられた暖簾には、真っ先に「ホルモンうどん」の文字があり、続いてめし、ブタ焼と続く。

時代の流れとともに、この店も柔軟に変化してきたことをうかがわせる。

いずれにせよ、痺れるほど渋い店だ。

私がお店を訪れたのは午後2時半。

驚いたことに、客が一人もいなかった。

外観同様、店内もいかにも昔の食堂といった風情で、妙に懐かしい。

壁一面に写真や色紙が貼られ、この店がいかに多くのテレビ番組に紹介されたのかが一目瞭然だ。

私がプロデューサーでも、この店は絶対に取り上げるだろう。

それだけの魅力が店構えだけからも感じられる稀有なお店である。

さて、こちらがお店のメニュー。

おすすめとして「ホルモンうどん」が赤文字で記されてはいるものの、意外なほど他の料理も並んでいた。

450円のかけうどんから始まって各種うどんが並び、続いてホルモン、暖簾に書かれていた「ブタ焼」は690円だ。

そして丼物も600円前後と今どき破格の安さである。

「ホルモンうどん」と並んで赤文字で表記されている「ブタうどん」というのも気になるが、ここは迷わず「ホルモンうどん 2玉」(970円)を注文する。

厨房の鉄板で若い人がホルモンうどんを作り始めると、奥で休んでいた店主らしき男の人が現れた。

親子だろうか。

店主らしき人が若者に手捌きをチェックするような眼差しを向ける。

言葉は発せないものの家族経営の微妙な空気が厨房に流れた。

客一人なので、あっという間に私のホルモンうどんが出来上がった。

古くから牛馬の流通が盛んだった津山は、肉食が禁じられていた明治以前から全国でも珍しい「養生喰い」の伝統があり、橋野食堂のような鉄板焼きの店では締めにホルモンにうどんを加えて焼くローカルフードがあったのだそうだ。

このホルモンうどんに目をつけた市役所の職員たちが2005年の国体に合わせて全国にアピールし地域おこしの起爆剤にしたのが「津山ホルモンうどん」の始まりだという。

柔らかいホルモンは味噌ダレで味付けされ、独特の旨みがある。

なるほど、これは美味しい。

うどんも同じ味噌ダレで調理されているのだが、もやしのシャキシャキ感が柔らかいうどんに歯応えを与え、よく工夫されたレシピである。

津山にはホルモンうどんを提供する店が50軒以上あるとされ、店によって味付けも違うのだろう。

橋野食堂の「ホルモンうどん」。

津山を代表する観光地にもなっているようだが、案外素朴さが保たれていて、お店の雰囲気も含めてわざわざ食べに行く価値のあるB級グルメだと感じる。

食べログ評価3.49、私の評価は3.60。

「橋野食堂」
電話:0868-26-0502(予約不可)
営業時間:10:00 - 17:00(日曜は16時閉店)
定休日:水曜・第2木曜
http://hashinoshokudo.web.fc2.com/

<ご当地グルメ>岡山・日生「お好み焼き あらた」の「カキオコ」&「おっぱい焼」

コメントを残す