このところ快晴の日が続いている。
きょう土曜日も快晴の予報だったが、朝起きると雲が広がっている。本を読んでゴロゴロしているうちに、予報通り晴れ間が広がってきた。

妻は頭が痛く、元気のない日が続いていたが、甲状腺の薬を久しぶりに飲んだということで、きょうは少し元気な様子。図書館に妻が予約していた本が入ったと連絡があったので、本を受け取りがてらランチにでかける。
図書館まで来たので、いつも行かないエリアでお店を探そうということになる。図書館を出て、裏道を行くと台湾カフェの看板。妻は乗り気でないのでパスして五日市街道に出る。道の向かいに韓国料理の店。アワビ粥やスンドゥブチゲにも惹かれるが、ここもパス。
五日市街道を沿いの店はあまり行ったことがないので、成蹊大学方向に歩くことにする。ハードオフの新しい店ができていたり、リベストのギャラリーに人が一杯入っていたりするのを眺めながら西へ。
昔、子どもを連れて時々行った「おすしやさん」も五日市街道沿いに移転しているが、ここもパス。「モヤさま」に登場したそば屋「中清」に前から行こうと言っていたのだが、どこにも店名を書いていないので、違うかもしれないと言いながら通り過ぎる。
そして、成蹊大学前まで行っていい店が見つからなければ「中清」に戻ることにして進むと、大学前にちょっといい感じの喫茶店があった。ランチもいろいろあるようだ。二人とも好印象で即決でこの店に決める。

そこが1983年創業の「Cafe de Leger」だった。
店内は、昭和の高級で上品な喫茶店の佇まいを今に伝えている。カウンター席で常連らしきオヤジが新聞を読んでいる。落ち着く店だ。
4人掛けのテーブルに座り、妻はカレー、私は超久々にカルボナーラを注文する。食後のコーヒーは200円だと言う。
常連らしきお客がパラパラと入ってくる。満席にはならず、適度に席が埋まっている。理想的な客数だ。厨房はおやじさん、店内はおくさんという役割分担なのだろう。団塊の世代だろうか。
カルボナーラが来た。これは期待以上の絶品だった。私は元々カルボナーラなどはあまり食べない。ちょっと濃厚すぎて胃にもたれるからだ。ところが、ここのカルボナーラは濃すぎず薄すぎず上品な味付けなのだ。私がこれまで食べたカルボナーラの中でおそらくナンバー1といっても過言ではない。

カレーもうまいという。ちょっとスパイシーらしい。根菜類が入っているのもいかにも妻好みだ。
食後のコーヒー。これがまた最高にうまい。
今時珍しいサイフォンで入れたコーヒーだ。苦みがしっかりしている。砂糖を多めに入れて飲む。これぞ私好みのコーヒーだ。私は元々コーヒー好きではないが、最近のコーヒーはとにかく苦みがなさ過ぎて美味くない。

ということで、吉祥寺では、カナシマのナポリタンに次ぐ、お気に入りのお店を発見だ。必ずやまた来ることだろう。
家に帰って食べログで確認したところ、信じられない低評価。わずか3件しかない口コミを読むと、全員がすごくほめている。それなのにこの評価。最近その評価を操作していると批判されている食べログ。その限界を見た思いだった。
食べログ評価3.05、私の評価5.00。

食後に、結婚した当時に住んでいた吉祥寺北町までのんびり散歩した。
成蹊大学のケヤキ並木を歩く。土曜日の授業を終えた生徒たちが帰っていく。のどかな昼下がり。空はすっかり快晴になった。
成蹊大学の裏手、グラウンドとの間の小径を初めて歩く。そして、北町に住んでいた頃、頻繁に車で通った小径に出た。

我々の思い出のアパート「シャトン田中」は昔のまま建っていた。ここに住んでいたのは1982年。34年も前だ。
入居当時は新築だった。まだ周囲には畑が残っている。その畑の所有者が私たちの大家さんだった。今では畑に賃貸住宅が立ち並び、古い農家だった大家の家も立派な二階建ての高級住宅になっていた。「田中」の表札がかかっている。
大家の家の裏手はもう練馬区だ。いつの間にか、立派な公園ができている。広々とした芝生の公園。昔はなかったはずだ。一度も来たことがない…と思う。昔からあれば子どもたちを連れてきたはずだ。

「シャトン田中」の前の道は、昔行き止まりになっていたけれど、東側に新しく道ができている。どこにつながっているのか、道を東に歩いていくと、吉祥寺通りにぶつかった。八幡宮よりだいぶ北のあたりだ。初めて歩くエリア。吉祥寺にはまだまだ知らない場所が一杯ある。
東急の地下でブリの切り身を買って帰る。引っ越してから初めてデパ地下に入った。
うちは二人ともグルメではないのであまり食費に金をかけない。しかし、せっかく吉祥寺に住んでいるのだから、たまにはデパ地下で珍しい食材を買うのもありだなと思う。
結構歩き疲れたが、有意義なお散歩だった。
昔はあれだけ旅行好きだったのに、今は遠出するより吉祥寺でのんびりが楽しい。
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