絶景のフレンチ

お風呂から上がると、午後5時半から夕食の時間。
和食も選べるが、私たちはこのホテルのメインダイニング「シーホース」でフランス料理をいただくことに・・・。

窓の外に広がるのは、鳥羽湾の絶景。
船が行き交う夕方の海、やっぱり好きだ。

一皿目は前菜、「野菜に囲まれた海老と真蛸のサラダ トマトのクーリ添え」。
何と言っても、この海老が美味い。甘い。
私はあまり海老が好きではないのだが、この海老は最高だ。

パンとバターはフランス料理では特に重要だ。
もちろん文句なく美味しい。

二皿目はスープ、「本日の野菜クリームスープ」は春キャベツとジャガイモのスープだ。
クリームたっぷりのフレンチらしい濃厚なスープで、もちろん美味しい。
ただ、急性胃腸炎を患ったばかりなので、この濃さが少し心配になる。そして、ワインも控えて、水で我慢する。

三皿目は本場の伊勢海老、「伊勢海老のオリーブオイル焼き 完熟トマトとエルブ・ド・プロヴァンスのソース」。
伊勢海老には軽く焦げ目がつく程度にグリル。香ばしい。
ただ、私は伊勢海老がさほど好きではないので、特別の感慨はない。

四皿目、「お口直しのグラニテ」。味付けは地元のオレンジだ。
これは、さっぱりして美味しい。多少お酒を使っているだろうと言って妻が食べないので、私が2杯いただいた。

そして五皿目はメイン料理、肉と魚が選べる。
私たちが選んだのは「本日の白身魚 その日のスタイルで」、この日の魚はヒラメ、表面をパリッと焼いて香草のソースでいただく。
このヒラメ、ものすごく脂が乗っている。普段なら美味いと思うだろうが、この日はお腹の具合が心配になった。
追加料金を払えば、メインで鮑のステーキや松阪牛をいただくこともできるようだ。

メイン料理の後は、「パティシエ本日のデザート」。
この日は、ババロアとフルーツのゼリーの盛り合わせだった。
この日のコンディションでは濃厚なデザートはきつかっただけに、これは最高に美味しかった。

最後のコーヒーもとてもコクがあり美味しい。
このレストラン、本当にクオリティーが高い。和食は食べていないので比較することはできないが、このホテルに泊まるならフランス料理はおすすめである。

私たちが食事を終えた頃、窓の外は夕暮れのブルーに染まっていた。
鳥羽湾の移ろいゆく絶景を眺めながらのディナー、最高である。

部屋に戻ると、窓から見える港の夜景が予想外に美しかった。
昼間は雑然としてお世辞にも美しいとは言えない港だが、夜になると夜景が楽しめる。
これがハーバーウィングのメリットだと気付いた。