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<吉祥寺残日録>伯母の永代供養を高野山で!親族間で法事の調整を始める #230326

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東京では今日も雨が降っている。

井の頭公園も今週末はまさに満開なのだが、連日の雨で花見客もまばらだ。

でも・・・雨の桜も悪くない、と思う。

日に日に桜を取り巻く新緑も鮮やかになり、しっとりとした春の景色に心が癒やされるのを感じる。

昨日の土曜日。

大学の仲間たちと毎年恒例の花見会食を行った。

場所は中央線の国立。

駅前に伸びる大学通りの桜並木は今まさに満開である。

空が青くないと桜の色が曇り空に溶け込んでしまい綺麗な写真にはならないが、目で見る分には十分に美しい。

会場は大学通りに面する「焼肉亭 いなみ」。

毎年恒例のお店で、広く切られた窓からは満開の桜が間近に見られる。

私が幹事役で15人で予約していたのだが、直前になって参加希望者が増えて結局19人に膨らんだ。

みんな65歳の節目を迎え、仕事を辞める人間も増えてきた。

時間に余裕ができて、久しぶりに顔を見る連中も多い。

いい年をしたおじさん、おばさんが焼肉をつつきながら、遊びの計画に花が咲く。

去年、函館の友人宅にみんなで遊びに行ったが、今度は岡山でブドウ狩りがしたいという希望が盛り上がる。

宴会嫌いの妻の顔がすぐに浮かび、「女房と相談してから返事をする」と答えた。

コロナの自粛もなくなって、今年はいろいろ忙しい。

来月には亡くなった伯母の四十九日、春には次男家族が東京に戻ってくるので、5月のゴールデンウィークには3人の息子たちの家族全員で集まって会食をする計画が進んでいる。

8月には伯母の初盆。

ただ岡山ではなく、子孫みんなが暮らす東京で集まる方が楽なので、弟に連絡して吉祥寺のお店で初盆の会食を行うことにした。

そして11月、2007年に亡くなった私の父の十七回忌を岡山で予定している。

まだ仕事が忙しい弟の都合を優先して、11月5日に行うことを決めた。

当初は数人でこじんまりと行いたいと思っていたのだが、弟は自分の子供たちにも声をかけたいというので、私の息子たちにも連絡すると子供を連れて岡山まで来るという返事が届いた。

家族全員が集合すると、23人にもなってしまう。

少人数ならば母のマンションにお坊さんに来てもらって簡単に済ませられると思っていたが、この人数ではとても入りきれないので、父の葬儀を行ったホールに問い合わせたところ法事用のパックというのがあることがわかった。

母はお寺で法事をやることを口にしていたが、それだと自分たちでいろいろ準備をしなければならず、孫たちと遊ぶ余裕がなくなってしまう。

ということで、ホールを借りて法事をすることを母に提案、了解を得た。

こうして妻と相談しながらなるべく負担が軽くなるように法事の計画を立て、母や弟を説得、自分たち主導でスケジュールを立てていく。

4月、5月、8月、11月。

慌ただしくはあるが、今年は家族が顔を合わせる機会がたくさん作れた。

そのうえで、私と妻にはもう一つのアイデアがあった。

それは伯母の永代供養を高野山のお寺にお願いすることである。

田舎のやり方だと、頻繁に法事があるのだが、私も弟もそれぞれの子供たちもベースは東京でそう度々岡山に通うことはできない。

一方で東京では法事などほとんどやらないのも普通なので、そうしたことを踏まえて我が家なりの弔い方を模索した結果、高野山への永代供養という方法を思いついた。

生前、伯母は高野山から届いたハガキを私たちに見せながら、「やっぱり高野山は違うなあ」などと話していたことを思い出した。

探してみると仏壇の中に高野山の「西室院」というお寺から届いたハガキが大切に祀ってある。

このお寺は伯母が生前の旅行で訪れて祖母の供養をしたところらしい。

伯母は地元のお寺のことを嫌っていて、どうせなら真言宗のトップである高野山で永代供養をしてあげれば、地元のお寺からも文句を言われないのではないかと考えたのだ。

妻が西室院に電話すると、20万円で永代供養ができるという。

地元のお寺で永代供養するのと同額である。

そうしたことを母や弟に説明すると、二人とも私たちのアイデアに乗ってきて、来月初めに私たちが実際に高野山を訪ねてどんなお寺なのか見にいくことになった。

私はまだ高野山を訪れたことはないが、以前から一度行きたいと思っていた。

早速、旅行サイトから高野山の宿坊を予約し、ついでに吉野の千本桜も見てこようと思う。

お寺にも予約の電話を入れ、住職が本殿などを案内してくれることになった。

当然ながら伯母の供養がメインではあるが、残された私たちも新鮮な経験ができそうである。

春の高野山、今から楽しみだ。

<吉祥寺残日録>「般若心経」の意味を知る #201216

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