都羅展望台

再びバスに乗り、山を登ったところにあるのが「都羅展望台」。

1987年から公開されたこの展望台からは北朝鮮の開城工業団地などを見ることができる。

ずらりと並んだ望遠鏡を使うには500ウォンコインが必要だ。

展望台から北を見るとこんな景色だ。北朝鮮は霞んで肉眼ではよく見えない。

西を望むと、DMZの南に張られた韓国側の鉄条網が延々と続いている。鉄条網の右側がDMZ、左側が韓国領だ。

そして南を見ると、韓国側の監視塔が・・・

私のコンパクトカメラには40倍のズームが付いている。どこまで撮れるか、再び北にカメラを向ける。
手前の道や監視施設は韓国側、そして先に見える高い塔は北朝鮮だ。

この北朝鮮側にそびえるのは国旗を掲げるための塔だという。かつて、韓国と北朝鮮は国旗掲揚塔の高さを競い、次々に新たな高い塔を作った。その結果、この北朝鮮の国旗掲揚塔は世界一の高さなのだそうだ。
人間の争いというものは、第三者から見れば実に馬鹿げて滑稽なものだ。

国旗掲揚塔近くに建てられた住宅。このあたりに一般人はいない。ギジョン洞という地名だという。

そしてこのビルが建つあたりが板門駅。その先が、今は完全に操業停止状態の開城工業団地出そうだ。

この展望台にもちゃんと記念撮影スポットは用意されていて、土産物も売っている。
開城工業団地

再びバスに乗り、山を降りる。途中、無人の建物群とゲートが見えた。このゲートは、開城工業団地で働く労働者が北朝鮮領に入るために通過した場所で、周辺の建物もその関連施設だという。
金大中時代に開発に合意した開城工業団地は、朴槿恵政権下の2016年、南北の関係悪化により運用を停止した。
コメント コメントを追加