<きちたび>トイレに行きたければ常に小銭を用意しておけというお話

アウシュヴィッツのトイレ

かのアウシュヴィッツでも、トイレは有料だった。

ガス室で虐殺された多くのユダヤ人たちに思いをはせながらトイレに入ると、1.50ズウォティ(45円)と大きく書かた看板が掲げられていた。


二人のおばさんが入口に陣取り、まるでナチスの手先のように観光客から小銭を巻き上げるのだ。

ちょっと違和感を感じたので、アウシュヴィッツのトイレも撮影してきた。ユダヤ人の囚人たちのことを思えば贅沢は言えないが、特に何の変哲も無いトイレだ。

見学ツアーは通常7時間。観光客はここで用をたす以外に選択肢はないのだ。

アウシュヴィッツを訪れてトイレのことをブログに書く私のような者を出さないためにも、ここのトイレ代はツアー料金に入れ込んで見えなくした方がいいのではないだろうか。

余計なお世話ではあるが、私はそう感じた。

常識を疑え

そんなことを言いながらも、1週間あまり東ヨーロッパで過ごすうち、私の考えも少し変わってきた。

トイレは自動的にきれいになるわけではない。誰かが日々トイレを掃除してくれているからきれいなのだ。入り口で小銭を払うことにより、そうした忘れがちな事実に気づかされる。小銭にはそんな効用もあるのかもしれない。

「日本人は水と安全はタダだと思っている」と昔日本人の特殊性を指摘した人がいた。そこにトイレも加える必要がありそうだ。

日頃何の疑いも挟まず我々日本人が受け入れている「常識」も、世界に出ると違う見方が存在する。それを知ることは、海外旅行の大きな意義だろう。

今回の中欧旅行において、トイレがまさにそれだったように感じている。

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トイレに行きたければ常に小銭を用意しておけというお話

<参考情報>

私がよく利用する予約サイトのリンクを貼っておきます。



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  1. wildsum より:

    こんにちは!
    中国を旅行したとき、有料トイレを見たことがあります。おばさんがいて、一元払うと、ティッシュペーパーをもらって利用できるというトイレでした。しかもそのおばさんはトイレの脇で生活している様子でした。日本のトイレはどこでも無料なので、驚きです。

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