🇬🇧 イギリス/ロンドン 2023年12月1日~2日
今回ロンドンに来た目的は、アイスランドに行くための乗り継ぎである。
久しぶりのロンドンなので、2〜3日滞在して街をぶらぶらしてみようかと考えたりもした。
ところが、ホテル代が異常に高くてすぐに断念、ヒースロー空港直結のホテルに泊まり、アイスランド航空が発着するガトウィック空港まで中心部を通ることなく直行することに決めた。
ロンドンの二大空港の乗り継ぎ方法はいくつかあるようだが、一番簡単なのは直行バスを利用する方法のようである。

昨夜、ホテルにチェックインしてから再び空港に戻り、直行バスについて調べておくことにした。
私が到着したのはヒースロー空港の第5ターミナル、ホテルもこのターミナルに直結しているので、外に出ることなくターミナルの到着ロビーにやってきた。

インフォメーションの看板を見つけ行ってみるが、無人のスペースでスタッフはおらず壁に情報が書いてあるだけだ。
その中にバスの案内もあったが、ガトウィック空港行きのバスについての情報は見当たらない。
仕方なくターミナルに隣接するバス乗り場に行って客待ちをしているバスの運転手に聞いてみると、10〜12番乗り場から出るのがガトウィック行きだと教えてくれた。
とりあえず、場所は確認できた。

ホテルに戻ろうとターミナルビルに入ったところに「national express」と書かれた看板があった。
到着ゲートを出て少し南に歩いたあたりだ。
これがガトウィック空港に行く直行バスを運営している会社である。
人はいなかったが券売機が並んでいる。

試しに翌日のチケットが買えるかタッチパネルを操作していくと、簡単に購入できてしまった。
ヒースロー第5ターミナルを午前9時10分に出る直行バスだ。
金額は29ポンド、日本円で5400円とやはり高い。
でも、シニアの旅は若いバックパッカーとは違う。
無用な贅沢をするわけではないが、できるだけシンプルで楽な旅を目指すべきだと近頃思う。

そして一夜明け、前日に確認したバスターミナルに向かう。
ガトウィック空港行きのバスは12番のバス停に泊まり、乗客が降りて来る。
どうやら空港間を往復しているようだ。
降りる客をさばくと、運転手が「ガトウィック」と叫ぶ。

私の前に並んでいた人たちが反応しないので、私は前日購入したチケットを手に運転手に聞いた。
「このチケットでいいの?」
中年の運転手はOKと言ってバスに乗るよう促した。
私が最初の客かと思ってバスに乗り込むと、すでに何人か乗っていたので、ヒースローの別のターミナルで客を拾ってから第5ターミナルに来たに違いないと推理する。

バスは9時ちょうどに出発した。
私が持っていたチケットには9時10分発とプリントされているので、別のバスに乗ったのかもしれない。
バスのWi-Fiにアクセスして、Googleマップで位置を確認する。
第5ターミナルを出るとバスは寄り道せずに高速道路に入った。
ロンドン市内を大きく迂回する東京で言えば外環道か圏央道といった感じのルートだ。
まさに霧のロンドン。
ヨーロッパの冬はずっとこんな曇り空が続くことを思い出した。

バスは40分ほどで、ガトウィック空港の北ターミナルに到着した。
と言っても羽田のようにターミナルの目の前に止まるのではなく、少し離れた寂しい場所に止まった。
ターミナルまでは徒歩4分と書いてある。
今回はスーツケースを持ってるので、ちょっと面倒くさい。

ガトウィック空港の北ターミナルは、どうもマイナーな航空会社が多いようで、全体的にそれほど混雑していない印象を受けた。
そんな中で、多くの人が行列を作っていたのが中国東方航空のカウンター。
私が利用するアイスランド航空のカウンターはその隣にあり、ガラガラだったのですぐに荷物の預け入れ手続きをしてくれた。

搭乗手続きも出国の手続きもあっけないほど簡単に終わったので.また2時間近く時間が余ってしまい、ガトウィックでもラウンジで時間を潰すことにする。

ガトウィックの北ターミナルには、プライオリティパスが使えるラウンジが4つあり、そのうちの3つが同じ建物にあった。
どこがいいかわからないので、一番上の階にある「Plaza Premium Lounge」を選ぶ。

予想通り、空港を見渡すベストロケーションだったが、あいにく今日は霧がかかっていて外がよく見えない。
その代わり無料で食べられる料理はいろいろ並んでいた。

まだ朝ごはんも食べていなかったので、とりあえず野菜サラダとチーズ、チョコパン、カフェオレを取ってくる。
どれも美味しくないが、お店で普通に食事をすると数千円は最低覚悟しなければならないのでありがたい。

まだ食べられそうだったので、トーストとママレード、ハム、ソーセージに豆を加え、最後にりんごを丸かじりする。
結果的にはアイスランド航空の機内では食事の提供がなかったため、ラウンジでしっかり食べて正解だったのだ。

こうしてラウンジでギリギリまで時間を使い、搭乗が始まる直前に指定された搭乗口には向かう。
途中、窓越しにアイスランド航空のかわいい機体が見えた。
機内はほぼ半分くらい埋まり、程よい感じだった。
しかし、乗客全員が乗り終わりいざ出発というタイミングで天候の関係で出発が遅れることがアナウンスされ、結局1時間あまり、機内で管制塔の許可を待つことになった。
心配していたアイスランドの火山噴火については危険性が低くなって喜んでいたのに、旅をしていると本当にいろんなことが起きるものである。