🔶「旅したい.com」から転載
<奈良>三輪そうめん&茶飯の生湯葉餡掛け〜美食でない私たち夫婦の古都グルメ
🇯🇵奈良 2019年11月31日
ふるさと納税を利用した1泊2日奈良への夫婦旅。
久しぶりにやってきた奈良の街は、歳をとったせいかとても魅力的に感じ、道端で見かける食べ物にも思わず目移りしてしまいます。
でも所詮私も妻もグルメではないので、リーズナブルで奈良っぽいものを探して街をうろうろしてみました。
あまり参考にはならないと思いますが、一応まとめておきます。
寛永堂奈良本店
京都から近鉄電車に乗って到着したのが近鉄奈良駅。
ちょうどお昼時だったので、とりあえずホテルに行く前に昼食を済ませることにしました。

駅前の東向商店街にはたくさんの飲食店が並び、賑やかです。

そんな中で私たちが選んだのは、「創業寛永年間」と書かれたこのお店。
「菓匠 奈良 寛永堂本店」
寛永年間といえば、1624年から1645年までの間、江戸時代徳川家光の時代になります。

基本的には和菓子屋さんですが、奥に甘味処があるようです。
「さすが奈良、老舗が多いんだろうな」などと話しながら、この店で軽く食べることにしました。

抹茶色のソファーが印象的な店内。
お昼時ですが、意外に空いていました。

お客さんは、私たち同様、シニアの夫婦連ればかりです。
店の奥は中庭になっていて、落ち着いて食事ができるので、まずは正解でしょう。

食事のメニューは1種類のみ。
「三輪<にゅうめん+かやくご飯セット>」(980円)

にゅうめんは当然、三輪そうめんが使われています。
エビとお麩、キノコが少しはいったシンプルな麺です。
温かくて、お腹に優しくて、二人とも満足です。

かやくご飯もあっさりとした味付けで、嫌味がなく、にゅうめんの汁をすすりながら食べるにはちょうどいい塩梅です。

そして、菓匠らしく、和菓子がセットになっています。
これが私の・・・

そしてこちらが妻のお菓子です。
同じ材料を使って、男女で見た目を変えているのでしょうか?

温かいお茶もお代わりできるので、旅先でちょっと休むにはいいお店だと思います。

食事後、大阪に引っ越した孫たちのお土産に「丸房露蜂蜜」、岡山の母たちには「黒豆茶」を買いました。
もちろん奈良土産として買ったのですが、あとで、「寛永堂」は実は京都のお店だと知りました。
「えっ?」という感じです。
まあ、いいんですけど、奈良土産にこだわるならお気をつけください。
食べログ評価3.14、私の評価は3.40。
「寛永堂 奈良本店」 電話:0742-25-5282 営業時間:9:00~20:00 定休日:無休
味亭 山崎屋
この日の夜は、事前にガイドブックを見て妻が食べたいと決めていたお店に行きます。

そのお店があるのは、奈良漬けの老舗「山崎屋本店」の奥です。

いかにも老舗といったお店のショーケースには、いろんな種類の奈良漬けが並んでいました。
「山崎屋」の創業は明治初期だそうです。

その店舗の奥に、落ち着いた食事処があります。
「味亭 山崎屋」。
暖簾には「山崎膳料理」と書かれていて、様々な御膳が用意されています。

入り口を入ると、受付とちょっとした小物を売る場所があり、床は石畳になっています。

店内は和モダンな空間になっていて、中央の大きなテーブルを囲むようにテーブルが配置されていました。

私たちが案内された席の脇には、お雛様が飾られたショーケースが置かれていました。
お店自体は新しそうですが、奈良に来たという印象はする落ち着いたお店です。

看板メニューは「茶がゆ御膳」(2200円)です。
妻は迷わずそれを注文しました。

こちらがその「茶がゆ御膳」です。

メインは、ほうじ茶で炊いた茶がゆです。
あられが表面に浮いています。

おかずが、いろいろ付いてきます。

柿があしらわれた膾に・・・

奈良漬け・・・

くずもちも付いてきます。
まあ、想像通りといった定番料理でしょう。

同じものを注文してもつまらないので、私は少し変えてみました。
「茶飯の生湯葉餡掛け」(950円)。

こちらは、ほうじ茶で炊いたご飯。
一見、チャーハンのようですが、味はいたってシンプルです。

そして、和風だしの生湯葉入り餡。
とろみがあって、一見酸辣湯麺のようですが、もちろん酸味などはなく、いたってシンプルあっさりとした味です。

これに、お吸い物、奈良漬け、くずもちがセットになり、おかずはありません。
まあ、特段美味しいということもありませんが、ちょっと珍しいものを食べた気にはなります。

おかずの代わりに、私は熱燗を注文しました。
1合で550円です。

つまみとして、「奈良漬クリームチーズ(3切)」(360円)を頼みました。
奈良漬とクリームチーズを合わせたものかと思って頼んだのですが、単純にクリームチーズを奈良漬にしたものが出てきて、ちょっと新鮮。
これはこれで、美味しかったです。

食事後、せっかくなので奈良漬けをお土産に買うことに・・・。
あまり量があっても困るので、一番小さそうな「きざみ奈良漬 小袋」(350円)を買いました。
子供の頃は結構奈良漬を食べていましたが、東京では食べませんね。
家で開けてみると、細かく刻んだ様々な種類の奈良漬が酒粕と混ざったまま袋詰めされていました。
自家用でちょこっと関西気分を味わうには、ちょうどいいかもしれません。
食べログ評価3.54、私の評価は3.30。
「味亭 山崎屋」 電話:0742-27-3715 営業時間:11:15~21:00 定休日:月曜
萬御菓子誂處 樫舎
奈良に来た以上、和菓子も試してみたいものです。
夕ごはんを食べに行く途中、妻が探したい和菓子屋さんがあるというので、奈良町をぶらぶら歩きました。
日が落ちると、人気の奈良町も人通りが途絶え、想像以上に暗くなります。

そうして見つけたのが、こちらのお店。
渋い外観を見るだけでもテンションが上がります。

「萬御菓子誂處 樫舎」。
「かしや」と読むそうです。

店の入り口に昔風のショーケース。
中に、和菓子が並んでいます。
私は、一番左のきんつばが食べたいと思いました。

古い古民家の入り口に受付のカウンターがあり、その奥でお菓子を作っているようです。
それにしても、この店の風情がすごい・・・感動的です。

玄関右手に小さな畳の小上がりがあって、そこに日持ちしそうなお菓子が並べられていました。

こんな趣のある店舗は、東京ではなかなかお目にかかれません。
「やはり奈良の老舗は違うなあ」と思って、「創業はいつ頃ですか?」と聞いてみたら、まだオープンして数年の新しいお店ですと意外な答えが返ってきました。

古い民家を使ってお店を開くのならば、このくらい徹底して老舗感を演出するのも面白いと思いました。
この日の夜のデザートとして、私と妻と一つずつお菓子を買ってホテルでいただきました。

私が選んだきんつばのような菓子は、「みよしの」。
食べてみるときんつばとはまったく違って、ぐにゃりと柔らかくあまり甘くありません。
「奈良吉野の極上の本葛と丹波小豆のこし餡で作った樫舎主人一押しの葛菓子」だそうですが、私にはちょっとハズレでした。

妻は干菓子を選びました。
「小種」という名前だそうです。
「近江の餅米と阿波の和三盆糖の蜜だけの素材になつかしい、香ばしい煎餅」ということですが、こちらも上品すぎて私の口には会いませんでした。
食べログ評価3.78、私の評価は3.20。
「萬御菓子誂處 樫舎」 電話:0742-22-8899 営業時間: 販売9:00~18:00 喫茶13:00〜16:00(予約不可) 定休日:水曜
中谷堂
デザートといえば、夕食後ホテルに帰る道すがら、人気のお餅屋さんに寄ってみました。

「餅 中谷堂」。
日中通りがかった時にはすごい人だかりができていて、近寄るのも難しいほどの人気店です。
人気の秘密は、店頭で実演される「高速餅つき」。
お店の公式サイトにその動画がアップされていました。
「高速餅つき」は単なるパフォーマンスではなく、店主の故郷である吉野郡上北山村に古くから伝わる餅つきの方法で、やわらかくてよく伸びて、でもコシのある餅を作るには欠かせないんだそうです。

昼間は大行列ができる人気店ですが、日が暮れるとお客さんの数も減って、待たずに買うことができます。
名物の「よもぎ餅」は1個150円。
一つ買って、頬張りながらホテルに戻りました。

お餅が柔らかくて餡もとてもまろやか。
上品な和菓子よりも、こちらのよもぎ餅の方が断然私好みでした。
古都・奈良での食べ歩き、まだまだ奥が深そうです。
食べログ評価3.70、私の評価は3.50。
「中谷堂」 電話:0742-23-0141 営業時間:10:00~19:00 定休日:不定休
柿の葉すし本舗 たなか
奈良からの帰り、新幹線で食べる夜食用に、柿の葉寿司を買うことにしました。

いろんなお店があるようですが、グルメではない私たちは、とりあえず近鉄奈良駅の目の前にあったお店に入ります。
「柿の葉すし本舗 たなか」。
明治後期、国鉄五條駅の駅前商店街に食堂を開いたのがスタートでそうです。

昭和天皇に柿の葉寿司を献上したこともあるそうで、今では東京のデパートにも出店しているといいます。

「たなかの柿の葉すし」は7個入り。
定番の「さば」を3つ、「さけ」と「たい」を2つずつの詰め合わせを1つ買いました。1178円です。

中は、こんな感じ。
特段驚きはありませんが、まあ普通に美味しくいただきました。
食べログ評価3.38、私の評価は3.30。
「柿の葉すし本舗 たなか なら本店」 電話:0742-81-3651 営業時間:9:30~19:30 定休日:無休
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