東京は今日も暑かった。4月に9日間も夏日を記録したのは、東京では観測史上初めてだという。
そんな中、練馬区にある東映東京撮影所に行った。今ドラマの撮影を行っていて、差し入れのかしわ餅をぶら下げてスタッフの激励に行ってきたのだ。
20以上のスタジオが立ち並ぶ日本映画の都。
戦前の1935年、「新興キネマ」という会社のスタジオとしてオープンしたそうだ。
戦後の1951年、この新興キネマと東横映画、東京映画配給の3社が合併して東映が生まれた。古くは高倉健のヤクザ映画から最近ではテレ朝の「相棒」や戦隊モノまでこの場所で撮影されている。
私も中学時代、本気で映画界で働きたいと思ったものだ。結局、映画の道には進まなかったが、今回ひょんなことからドラマ制作に関わることになり、撮影所に足を踏み入れた。ちょっとした神様からのプレゼントというものだろう。
海外ロケの予算が合わず、急遽国内撮影を増やすことになった。スタッフの皆さんは本当に大変だっただろう。ほとんど寝ずにセットを用意し、撮影に間に合わせてくれた。しかし、現場を見て驚いた。とても短期間で仕上げたとは思えないクオリティーなのだ。美術といい、撮影といい、まさにプロ集団だ。
雑な私にはとても無理な仕事だと感じた。
せっかく撮影所に来たので、近くでランチを食べて帰ることにする。
石神井池のほとりに地元で評判のそば屋があるというので、行ってみた。
「なかやしき」という名の、おそばやさんだ。
コンクリートの打ちっ放しに古い木の扉。おしゃれなお店のようだ。
内装もコンクリート。
高い位置に切られた窓からは新緑と青空がのぞいている。
やはりモダンなお店だ。
普通のおそばもいろいろあるが、「お昼のおすすめ」の中に気になるメニューを見つけた。
「金目鯛天せいろ」(1000円)。
金目鯛の天ぷらというものを私は食べたことがない。迷わずそれをオーダーした。
これが、「金目鯛天せいろ」。
これが金目鯛の天ぷら。
何だか、昨日食べたアジフライに似ている。
抹茶塩をつけていただく。
これは、ダメだ。脂が強すぎる。あまり金目鯛は天ぷらに向かないかもしれない。
そばも期待したほどではなかった。
何だろう? 私はそば通ではないが、心に響かないのだ。
滅多にこない西武線沿線。店構えにちょっと期待したのだが、私には合わない店だった。
食べログ評価3.51、私の評価は3.20。

