
「山家」と書いて「やまべ」と読む。両国の「いちかつ」が本店で、近くに「上野店」も出店、人気急上昇中のとんかつ屋さんだ。

とんかつ発祥の地には、いくつかの説がある。
その一つが、1929年ここ御徒町の洋食店「ポンチ軒」が売り出した「とんかつ」だ。とんかつを包丁で切り、ご飯と味噌汁、漬物を添えた和定食のスタイルで提供したのは、この店が初めてだったようだ。
その後、上野、御徒町エリアは「とんかつ激戦区」としてしのぎを削ってきた。その激戦区に殴り込んだのが「とんかつ山家」だ。

カウンター18席。壁際に10人が座れるベンチがあり、常に大勢がカウンターが空くのを待っている。

カウンターの中では、大将の指揮のもと5人のスタッフが丁々発止やりとりしながら次から次へととんかつを仕上げていく。
その様子を見ているだけでも楽しいが、この店の人気の秘密はその質と安さだ。

「ロースかつ定食」が750円。
大半の客がこれを注文する。絶対的な人気メニューだ。
あじフライと海老フライを加えた「ミックス定食」を注文する客も多かった。
カツ丼もないメニューは潔い。これも客の回転を上げるためのこだわりなのだろう。

そして私が注文した「ロースかつ定食」。
行列必至の人気店だが、タイミングよく入店してから19分でありつけた。
厚切りのかつに大盛りキャベツ、味噌汁とご飯とお漬物。普通なら1000円以上するだろう。

たっぷりとソースをかけて、久しぶりのとんかつだ。
妻がとんかつを嫌がるので、最近なかなか食べられない。若い頃は大好きだった、とんかつ。昔に比べ消化力は落ちたが、それでもやはり美味い。
食べログ評価3.59、私の評価は3.50。
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