きのうに引き続いて新宿で打ち合わせ。JR総武線大久保駅を降り、飲食店が並ぶ路地を抜ける。中国、韓国、タイ、インド、トルコなど様々な国の料理店が軒を連ねる。
さすが多国籍タウン大久保である。

この路地に開店前から行列ができている店があった。急いでいたので何の店が確かめずに通り過ぎたが、打ち合わせ後この路地に戻り列に加わることになった。

店はこの雑居ビルの1階、奥まったところにある。

お店の名前は「魯珈(ろか)」という。
スパイシーカレーと魯肉飯の専門店。あまり聞いたことのない変わった組み合わせだ。

入り口に貼られたチャイナドレス姿の女性のイラスト。「加えて当店自慢 台湾の味 魯肉飯(ルウロウハン)もお楽しみください」と書かれている。
当然、台湾の人がやっているお店だろうと想像していた。

とても変わった構造になっていて、狭い路地の奥にうなぎの寝床のような2軒の店がある。
右側の「魯珈」は満席で行列、お隣のお店はガラガラ。商売は厳しい世界だ。
20分ほど並んでようやく席が空いた。

コンクリート製の壁に向かいカウンター席が並ぶ。通路は狭い。

私はその狭い店内の一番奥、調理場に面したカウンターに通された。2人の女性が忙しく働いている。私の予想に反して日本人だった。
店主の女性に聞くと、このお店をオープンしてまだ8ヶ月だという。
飲食関係の仕事に初めてついたのが、魯肉飯のお店だったのだという。台湾には行ったこともない。そして、その後カレーのお店で修行して、独立にあたり自分が好きなカレーと魯肉飯のお店を出すことにしたと教えてくれた。

これがメニューだ。
私は店主のおすすめ「ろかプレート」(950円)を注文した。

ちょっとエスニックな見た目だ。

茹で卵の下が魯肉飯。カレーのお供として酸味のある玉ねぎや高菜などが添えられる。カレーも魯肉飯も普通に美味しい。
「それぞれ半分ほど食べたら、野菜も全部ぐちゃぐちゃに混ぜて食べてみてください」と声をかけられる。
言われた通り混ぜてみた。特別、違和感はない。ただ、混ぜたからといって格段に美味しくなったとも思わないが・・・。
女性店主が想いを込めて作った小さなお店。すでにがっちり常連客を獲得し順調なスタートだ。この路地から抜け出す日はそれほど遠くないかもしれない。
でもこの大久保の路地、ちょっと面白いかも・・・。
食べログ評価3.73、私の評価は3.45。