<吉祥寺グルメ>三鷹「紡」のランチメニューから「鮪ホホ肉竜田揚げと蓮根はさみ揚げ定食」と「豚角煮と大根の塩だし煮定食」 @和食

今週は、東京にも北風1号が吹き、季節が一気に進んだ。

10月に北風1号が吹くのは、東京では9年ぶりのことだという。

本当に気持ちのいい秋がどんどん短くなっていく。

そんな北風1号が吹き荒れた一昨日、かかりつけの医者に行くという妻からお誘いがあった。

「お昼頃には終わるので、三鷹でランチを食べない」

この日は風は強いものの朝から快晴で、いかにも秋らしい抜けるような青空が広がっていた。

「終わった」という妻からの連絡を受け、私はバスに乗って三鷹駅で妻と合流した。

住み慣れた吉祥寺界隈は、どこにどんな店があるのか10年の間にあらかた知り尽くしてしまったので最近ときめくことがなくなってしまったけれど、お隣の三鷹駅周辺は一歩路地裏に入るとまだまだ知らない店だらけである。

Googleマップを開いて飲食店がありそうな路地を見つけ、そこを目指してぶらぶらと歩く。

三鷹駅南口からまっすぐ南に伸びるメインストリートの「中央通り」とその西側を並行して走る「禅林寺通り」の間にある名もしなぬ路地。

そこにちょっとした行列ができている店を見つけた。

お店の名前は「紡 tsumugi」という。

落ち着いた外観で、どうやら和風創作料理のお店のようだ。

入り口に張り紙があって、今日は1人でやっているため少々時間がかかると書いてある。

他の店も見てみようと妻を誘って近くの飲食店をいくつか探ってみたが、妻が「あの店がいい」と言うので戻って行列の後ろに並ぶ。

夜はいろいろアラカルトで食べられるようだが、お昼は3種類のランチメニューから選ぶスタイルらしい。

後で店主に聞いたところ、「海鮮山かけ丼」は毎日ある定番で、それ以外の2品は魚と肉の日替わり料理が入れ替わるとのこと。

いずれも食後のコーヒーとデザートがついて1500円、しかもそれぞれ限定10食だという。

15分ほど待って入店、中は予想外に空席があった。

店主ひとりなので、なかなか片付けまで手が回らないということらしい。

おひとり様が多い様子で、私たちは一番奥の6人がけのテーブル席に案内された。

落ち着いたインテリアで統一され、とても居心地の良い空間である。

カウンターの中を素早く行き来しながら、店主は他のお客さんの分と合わせ4人分の定食を手際よく仕上げていく。

入店から10分ほどで私の定食ができあがった。

「鮪ホホ肉竜田揚げと蓮根はさみ揚げ定食」

これが本日の魚定食というわけだが、揚げ物なので妻はパス、よって私がこれを選んだ。

2種類の揚げ物には、刻んだ野菜がトッピングされ、和風のあっさりとした出汁がかかっている。

これなら、脂っぽさを感じすぎることなく、シニアにも食べやすい。

どちらの揚げ物も美味しかったが、個人的にはやはり蓮根のはさみ揚げに軍配である。

定食にはメインのほかに、小鉢が2つ。

一つは、魚の焼き浸しにあん肝?、そしてこんにゃく。

もう一品は、細切りのごぼうにマカロニとひじきを加えた白和えだろうか。

これらはあらかじめ作り置きしたものを器に盛って並べるだけなので、手間がかからない。

味噌汁も油揚げと海藻を組み合わせた私好みのシンプルなもの。

全体的にクオリティーは高く、悪くない定食だ。

一方こちらが妻が注文した「豚角煮と大根の塩だし煮定食」。

妻が豚の角煮を選んだのは意外だったが、この店の角煮は予想を裏切りあっさりとした味付けだった。

角煮といえば立方体が一般的だが、この店の角煮は薄く平べったい。

醤油で煮込んだ黒っぽさもなく、さつま揚げや大根と一緒に出汁で煮込んだのだろう、味はおでんのようである。

量もそこそこあったので私も一切れ食べてみたが、これはこれで柔らかくとても美味しい。

若い頃には味の濃い角煮は好物だったが、歳をとるとこうしたあっさりした角煮の方が食べやすいかもしれない。

そして私たちが食べている間に、店主はコーヒーとデザートを用意する。

この日のデザートは抹茶プリン。

これまた、あっさりとした甘味である。

初めて入ったお店だけれど、私も妻も気に入った。

夜はおまかせコースも用意されているようなので、またの機会に試してみたいと思った。

三鷹駅南口の路地めぐり、しばらくは新鮮な気持ちでお店選びが楽しめそうだ。

食べログ評価 、私の評価は3.50。

「紡」
電話:0422-26-7808
営業時間:11:30-14:00 / 18:00-22:00
定休日:日曜

【吉祥寺の和食】

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