今回東京に戻ったのは、ゴルフや飲み会の予定があったためだが、そのついでに定期的に通っている歯のクリーニングのため行きつけの歯医者にも行ってきた。
久しぶりに歯のレントゲン写真も撮られたが、すぐに治療を要する箇所もないと言われ、口内を丁寧に掃除してもらって虫歯予防のフッ素まで塗ってもらって帰宅する。
岡山で頑張りすぎた妻は腰が痛いと言うので、今日のお昼は街でピザを食べようと提案した。

選んだお店はコロナ禍の最中の2021年にオープンした「Pizzeria&Trattoria GONZO 吉祥寺店」。
自由が丘と目黒に姉妹店があるらしい。
人気タイ料理店「アムリタ食堂」の目の前にあるので、以前から一度行ってみたいと思っていた店だ。

店内はモダンな作りで、私たちが訪れたのは午後1時すぎだったがテーブル席はほとんど埋まっていた。
女性客が大半を占め、どうやら吉祥寺マダム御用達のお店になっているようである。
道路に面した窓際のテーブルはペットを連れたお客さんが利用する席なのか、2組とも子犬を連れて食事をしていた。

私たちはカウンター席に座った。
女性スタッフがピザを作り、窯で焼く姿がよく見える。
その手際の良い動きを見ていると、ピザ窯さえあれば私でもピザが焼けそうな気分になってきた。
岡山の家に自作のピザ窯を作ることを妄想する。

さて、メニューを見ると、ピザを中心にイタリアンのアラカルトも用意されていた。
お得なランチメニューというものは設定されていないようで、値段は比較的高めの印象だ。
円安の影響で、小麦粉やチーズ、オリーブオイルなど輸入食材は全て値上がりしている昨今、ランチの値段が上がるのもやむを得ないのだろう。
私たちは、それぞれ1枚ずつピザを選び、シェアすることにした。

妻が選んだのは「プッタネスカ」(1580円)。
トマトソース、モッツァレラ、オレガノ、アンチョビ、ケッパー、オリーブ、ニンニク、ハジリコ、ミニトマトがトッピングされたピザらしい。
耳の部分がこんがり焼けて、これぞピザっという旨そうなピザである。

卓上には唐辛子オイル「オーリオ・ピカンテ」とハチミツが用意されている。
トマトベースのこのピザにはもちろん唐辛子オイルをかけていただく。

個人的にはもう少し生地に塩味が効いていた方が好みだが、十分に美味しいピザである。
ただ、このピザを食べながらこんなことを考えた。
ミニトマトやバジルの葉は岡山で自作できる。
オリーブだって、木が成長すれば自力で収穫できるかもしれない。
ならば本当に、自分の育てた素材でピザを焼くことも夢ではないと。

私たちが「プッタネスカ」を食べ終わるタイミングを見計らって、次のピザが焼かれた。
こちらは私が選んだ「クアトロフォルマッジ」(1980円)。
モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、リコッタ、グラナパダーノという4種類のチーズと生クリームを使ったシンプルなピザだ。

こちらのピザにはハチミツをかけていただく。
チーズの塩気とハチミツの甘さが溶け合って、奥行きのある美味しさを醸し出す。
4種類のチーズの組み合わせは店によって様々だが、北イタリアのポー川流域で生産されるグラナパダーノが使われるのは日本では珍しい気がする。
妻はこのピザがとても気に入ったらしく、今後家族の集まりなどでこの店を使わせてもらうことになりそうだ。

ピザをいただいた後には「エスプレッソ」をシングルで注文した。
これがまた本格的なエスプレッソで、日本では珍しい強い苦味が口に広がった。
美味しい。
やっぱりエスプレッソはこうでなくちゃ。
本場イタリア気分を味わえる素敵なお店、吉祥寺マダムたちが集まる理由がわかった気がした。
食べログ評価3.46、私の評価は3.60。
「Pizzeria&Trattoria GONZO 吉祥寺店」
電話:050-5570-7993
営業時間:月曜~土曜11:00 - 23:00
日曜・祝日11:00 - 22:00
定休日:年末年始
https://www.bistro-jill.com/shop/gonzo.html