<吉祥寺グルメ>「大衆酒場 長次郎」の「月見つくね」&「肉豆腐」 @居酒屋

運転免許証の忘れ物を取りに帰るだけの目的で一人で吉祥寺のマンションに戻った夜。

妻のいない吉祥寺の夜は珍しいので、まだ行ったことのない居酒屋で晩飯を食べることにした。

選んだお店は吉祥寺PARCOの向かいという一等地にある大衆酒場。

ロケーションは最高なのだが地下にあるため案外目立たないお店だ。

ゴールデンウィークで人でごった返す平和通りから階段を降りていくと、いかにも居酒屋という風情の入り口が待っていた。

「大衆酒場 長次郎 吉祥寺店」

国分寺にある居酒屋の系列店なのだそうだ。

店内に入ると、厨房を挟んで手前にカウンター席、奥に4つほどのテーブル席もある。

店名から想像していたよりもモダンな作りで、打ちっぱなしのコンクリート壁に「CHOUJIRO」と書かれたアルファベットのサインが輝いていた。

「まずはビール」とも思ったのだが、レモンサワーに添えられた「名物」の文字に引っかかり、「塩レモンサワー」(500円)を注文してみた。

生レモンサワーのジャッキの縁に塩が。

甘さも控えめなので悪くはない。

お通しはスライスしたさつま揚げだった。

好物の「梅水晶」(550円)を酒のあてにしてちびちび飲んでいると、レモンサワーはすぐになくなってしまう。

さて、次は何を飲もうか?

店内をキョロキョロ見回すと、私のすぐ後ろの壁に日本酒のオススメが記された黒板が目に止まる。

私が知らない銘柄が並ぶその中から「長珍」という愛知の純米無濾過のお酒を選ぶ。

店の女の子がボトルを抱えて私の脇に来て、常温の日本酒をグラスになみなみと注いでくれる。

そしてボトルのラベルが見えるようにカウンターの上に置いてくれるのだが、この「長珍」というお酒、なんと古い新聞紙を巻いた独特のラッピングで、まずはその斬新な見た目に感銘を受ける。

蔵元である「長珍酒造」はさまざまな酒米を使って日本酒を作っているらしく、私の前に置かれたボトルは「長珍 備前雄町7-65 純米無濾過生原酒」という銘柄のようだ。

すなわち私の岡山の家の近くで採れた雄町米から造られた生酒である。

製造年月日は今年の3月。

口に含むと、生酒らしい初々しい味わいで、とても私好みの日本酒に仕上がっていた。

美味い!

美味しいお酒には美味しいおつまみが欲しくなる。

私が注文したのはメニューの中でも目を引く大文字で記されていた「月見つくね」(600円)。

七輪で丁寧に焼いたつくねはとても美味しくて、濃いめのタレと卵の黄身を絡めて食べると日本酒との相性も最高である。

そしてもう一皿。

「大人気」と書かれている「肉豆腐」(580円)も頼んでみた。

牛肉の下に隠れた豆腐は味が沁みて、からしや紅生姜を添えていただくとなかなか味わい深い。

煮卵もいい感じで、この日注文したおつまみは全て正解であった。

最後に日本酒をもう1杯。

今度は静岡の蔵元「土井酒造場」が「春陽」という酒米を使用して作った純米無濾過生酒「開運 無濾過純米 春陽」を選んだ。

白く濁ったその酒を口に含むとフルーティーな香りがふわっと広がる。

とても美味しくて、魅惑的なお酒だ。

私は特段日本酒好きというわけではないが、このお店のチョイスはとても私の好みに合う気がする。

なぜか男性アイドルのうちわが壁に飾られていたりするコンセプトのわかりにくいお店ではあるが、ふらっと一人で飲むには悪くない大衆酒場だと思った。

食べログ評価3.38、私の評価は3.50。

「大衆酒場 長次郎 吉祥寺店」
電話:050-5600-1151
営業時間:12:00 - 00:00
定休日:無休

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