<吉祥寺残日録>60男の調理修行🔪 学生時代に失敗したポテトコロッケに挑戦する #230615

今年の梅雨は最近では珍しいほど雨がよく降る。

梅雨だから当たり前なのだが、先週岡山に帰省してから一度も庭に水やりをしていない。

作物を育ててそれで生計を維持している農家からすれば、梅雨というのは本当にありがたいものなのだろう。

さて、今日は急いでやらなければならない仕事もないので、料理をしたり昼寝をしたりしてのんびり過ごした。

冷蔵庫の中にはスーパーで買ったジャガイモのお得用袋がまだ残っている。

もうすぐ我が家のジャガイモを掘り出す時期なので、今日はポテトコロッケを作ってみようと思い立った。

子供の頃から大好きだったポテトコロッケ。

大学時代に挑戦して惨敗してから一度も自分で作ったことがない。

あの時はフライパンの油の中でコロッケの具がバラバラになって大変なことになってしまった。

でも今はあの時代とは違う。

スマホで簡単に作り方を見ることができるので、そのレシピを参考にしながら作ってみようと思う。

最初にするのは、ジャガイモの皮を剥いて適当な大きさにカットすること。

レシピではジャガイモ500グラムとなっていたが、残っていたジャガイモを測ってみると400グラムほどしかなかった。

まあいい。

適当に調整しよう。

切ったジャガイモを鍋で茹でる。

水の量はジャガイモがちょうど浸かる程度、ティースプーン山盛り1杯分の塩を加え、茹で時間は10分ほどだ。

竹串で刺してスーッと通るほどの柔らかさになったら火を止めて、ザルにあげて水分を切る。

茹でる際に加えた塩により、ジャガイモには適度の味がついているという。

ある程度冷めて水分が抜けたタイミングでジャガイモを押しつぶす。

台所の引き出しにマッシャーらしきものを発見し、それを使うと簡単に潰せた。

ジャガイモを茹でる間に、タマネギのみじん切りを作る。

これは自家製の新タマネギを使い、量は中ぐらいのサイズの半分を使う。

みじん切りしたタマネギを飴色になるまで炒め、そこにバターと合挽き肉を入れて一緒に炒める。

ひき肉の量は100グラム弱。

塩3つかみ、砂糖2つかみを加え、全体に胡椒をふって味をつける。

最後に潰したジャガイモを火を止めたフライパンの中に投入して、全体をよくかき混ぜる。

これで、コロッケの中身が完成だ。

出来上がった具を手で小判形に固める。

表面を満遍なく小麦粉でコーティング。

コロッケ形のものが4つ出来上がった。

卵1個を溶いて、パン粉をトレーに用意する。

コロッケ形のものを卵にくぐらせてパン粉をまぶしていく。

パン粉をまぶしたコロッケ形のものは我ながら上手くできたと思った。

手で持った感触は、水分が抜けていて思いの外しっかりしている。

学生時代に失敗した時にはこの段階でもっとグニャッと柔らかい感触だった気がする。

油について電話で妻のアドバイスを聞き、オリーブオイルを使うことにした。

妻はあまり揚げ物が好きではないので、我が家にはサラダ油の大きなボトルが見当たらなかったからだ。

でも考えてみれば、コロッケは西洋人が持ち込んだもの。

オリーブオイルで揚げるのが最も相応しいように感じる。

ただオリーブオイルも大量にはないので、フライパンにコロッケの片面が浸る程度に油を入れ、表裏をひっくり返したり立てて側面を油に浸したりしながら揚げていく。

果たしてこんな感じで、ちゃんとしたコロッケができるのだろうか?

揚げたてのコロッケにソースとケチャップ、マヨネーズをかけ、味噌汁とご飯と共に食べてみた。

表面がカリッとしていて全然油臭さはない。

自分で予想した以上に美味いコロッケに仕上がっていた。

これならばお店で食べるコロッケと比べてもさほど遜色はない味だと思った。

我が家のジャガイモ畑は、徐々に葉の色が変わりそろそろ収穫のタイミングだろう。

今年はもうスーパーでジャガイモを買わなくても自家製のジャガイモだけで我が家の食卓は賄えそうである。

学生時代の苦い思い出を吹き飛ばすような今日のコロッケ、ジャガイモの収穫を前に大きな成果だと内心ほくそ笑んでいた。

<ご当地グルメ>岡山「懐古喫茶サクラウミ」の「Bランチ(ハンバーグトマトソース、牛肉ポテトコロッケと野菜入りハヤシソース)」

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