大阪へ転勤となった次男一家を東京駅に見送った後、六本木へ。

ミッドタウンの桜は満開。振袖姿の女の子たちが、ドームの中で花見をしていた。
さすが、六本木だ。
用事を済ませて、妻と遅めのランチを食べた。

選んだお店は、「おつな寿司」。
テレビ業界では、差し入れ用の「いなりずし」で有名なお店だ。
創業は明治8年、144年の歴史を持つ老舗だが、入居していたホテルアイビスの閉鎖のため仮店舗での営業が続いていた。
ホテルアイビスは建て替えられ阪急系の「レム六本木」となり、その1階に「おつな寿司」が戻ってきていた。

店内は和風でモダンな空間に仕上がっている。
カウンターのほかにテーブル席もあり、落ち着いた雰囲気だ。

50食限定のランチメニューがある。

妻は「ランチにぎり(7貫)」(1240円)を選んだ。

まぐろなどのにぎりや巻物のほかに・・・
やはり、ありました。

名物の、いなりずし。
お店のサイトを見ると、こんな説明が・・・
『はじまりは「つな」という1人の女性が開いた「おつな」というささやかな茶店でした。油揚げを裏返して包んだ粋で一風変わった「いなりずし」が大変評判となって、次第に人気を集めていったそうです。』
油揚げを裏返す、そんなちょっとした工夫が140年の老舗を育てたのだ。

私は「ランチちらし」(1240円)を注文してみた。
量はさほど多くない。
足りないというお客さんには、「大盛ランチちらし」(1650円)というのも用意されている。

お刺身に、かまぼこ・・・

コハダや、タマゴ・・・

そして、タマゴの後ろに隠れていたのは、甘く煮た油揚げだった。
これぞ、この店の看板なのだろう。

セットのお椀には、とろろ昆布が入っていた。
ただ、全体的にインパクトが足りない気がする。個人的には、もっと140年の歴史を前面に押し出した「いなりずし」づくしのランチが食べたかった。
妻は満足したようだったが、私にはやや不満が残った。

お会計のカウンター脇には、お持ち帰り用のいなりずしが売られていた。
いなりずし8個入りで1000円から。

そして業界で有名な「いなり寿司100個」は1万4000円だ。
撮影現場でちょっとつまむのに、甘いいなり寿司はちょうどいい。やっぱり、これをランチでも出せばいいのに・・・。
食べログ評価3.44、私の評価は3.30。