<吉祥寺グルメ>42回目の結婚記念日は「プルミエレタージュ」の「シェフお任せフルコース」 @フレンチ@各国料理

昨日は、私と妻の42回目の結婚記念日だった。

42回目ともなると、特別なときめきなどないが、花屋さんで小さな花束を買う。

どこかに小旅行に行くこともことも考えたが、ちょうどパリオリンピックの期間中なので、見たい試合が目白押しで、吉祥寺でいつもよりも少し贅沢な食事でもということになった。

さて、何を食うか?

寿司か、和食か、ステーキか・・・いろいろ悩んだ末にまだ一度も行ったことのないフランス料理のお店を予約することにした。

井の頭通りに面した雑居ビル。

歩道を歩いていても気づかないほど目立った看板などはないのだが、このビルの2階にその店はある。

私たちも数年前にこの道を歩いていて偶然店の存在に気づき、それ以来一度行ってみたいと話していたレストランである。

店の名前は「1er. Etage プルミエレタージュ」。

フランス語で2階を意味する店名の通り、ビルの奥まったところにある外階段かエレベーターを使って2階に上がるとそこがお店だ。

店内はシックな装い。

厨房に面したカウンター席と井の頭通りに面したテーブル席で構成されている。

決して大きなお店ではないが、思ったよりも広くて、ちょうど居心地のいい規模感である。

店の奥にはボックスシートがあって、壁にはエッフェル塔とひまわりが描かれていた。

どうやら、ひまわりはこの店のシンボルらしく、カウンターにも小さな黄色いひまわりが飾ってある。

メニューにもひまわり。

この店のメニューはシンプルで、ディナーは「シェフお任せフルコース」(4800円)の一択だ。

フレンチのディナーとしてはリーズナブルと言えるだろう。

コースの料理は月替わりで、その時期の季節感を大切にしてメニューを考えているという。

私たちが訪れたのは8月1日、8月のコース料理に変わった初日ということになる。

フレンチと言っても決して堅苦しいお店ではないけれど、テーブルセッティングはやはりフランス流だ。

中央には料理に使わない「ショープレート(飾り皿)」が置かれていて、フランスに住んでいた頃を思い出す。

料理を選ぶ手間がないので、飲み物だけをチョイスする。

「料理に合わせたペアリングワインコース(6杯)」というのも気になったが、妻に「6杯も飲むの」と止められ、結局グラスのシャンパンを注文する。

フランス・シャンパーニュ地方の「トリュドン」(1400円)

酒が飲めない妻はオレンジジュースを頼んだ。

最初に運ばれてきた料理は、コースに入る前のアミューズ。

串に刺した鱧の塩焼きと煮凝りだそうだ。

夏らしい和の演出が楽しく、鱧は塩味がしっかりしていて美味しい。

そしていよいよお任せコースに。

一品目は「とうもろこしのポタージュ」。

焼きとうもろこしをイメージしたらしく、焦がし醤油の風味の味付けで、カリカリに揚げたタマネギとほぐしたカニの身と相まって、なかなか美味しいポタージュに仕上がっていた。

スープが終わると、パンが出た。

群馬県から取り寄せたパンだそうで、ホイップバターとの相性もよく、実に美味しい。

そして前菜は「鰻と夏野菜のヴォローヴァン 山椒、バルサミコ酢」。

「ヴォローヴァン vol-au-vent」とは、パイ生地で作った器の中に詰め物をした料理のことだそうだ。

鰻はバルサミコ酢の上に散りばめられた小さなかけら。

それでも食べると確かに鰻の味がした。

ここまで食べ進めて、赤のグラスワインをたのむ。

「シャトー酒折ワイナリーのシラー」(1600円)

「シャトー酒折」は甲府盆地を見下ろす丘の上に1991年に設立されたワイナリーだそうだ。

3皿目は魚料理。

「鮪ホホ肉のムニエル ブールノワゼット、ベーコン」だ。

「ブールノワゼット Beurre Noisette」はフランス語で焦がしバターの意味だそうだが、食べるとバターというよりも塩味が強すぎて、ちょっと荒々しい味に仕上がっていた。

続いての肉料理は「蝦夷鹿ロースのロティ 長谷川ジェットファームサマーアスパラ」。

鹿肉は脂身が少なく柔らかい。

バルサミコ酢ベースのソースには北海道繋がりでハスカップの実が使われていた。

デザートの前にもう一品が出された。

フォアグラを使ったスイーツだそうで、食べると旨みの強い甘さが口の中に広がった。

2口目は柑橘系のソースを付けて。

初めて食べたフォアグラのスイーツは想像以上に美味しかった。

そしてコースの最後はデザート。

見た目も美しい「カタラーナ オレンジ、マンゴ」だ。

「カタラーナ」とは、スペインのカタルーニャ地方発祥のクレームブリュレに似たスイーツのことだそうである。

プラス500円でホットコーヒーも注文した。

苦味がちゃんとあって私好みのコーヒーだった。

お会計は二人で1万5000円あまり。

フレンチとしてはそれほど高くはないし、家からも近く料理もお任せなので悩むことがない。

また何かの時には利用させていただくことになるだろう。

食べログ評価3.53、私の評価は3.50。

「プルミエレタージュ」
電話:0422-27-2028
営業時間:11:30 - 15:00/17:00 - 22:00
定休日:火曜、水曜
https://www.instagram.com/1er_etage_kichijoji

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