先週土曜日に2度目のアプローチの練習に行って、今日は約1ヶ月ぶりのラウンド。
朝5時半に起床し、朝ごはんを食べて6時15分に家を出た。
今日は曇りのち晴れの予報で、最高気温は30度ほど。
一時の猛暑もそろそろ終わりで、いよいよゴルフシーズンの始まりである。
ただ思わぬトラブルが待っていた。
6時27分発の中央線快速電車に乗って青梅線の福生駅に着くと、待っているはずのクラブバスがいない。
前日にしっかりバスの時刻を調べてこの電車を選んだのに・・・。
慌ててスマホでチェックすると、私が確認したバスの時刻は週末用、平日のダイヤを見るとバスは5分前に出発しているではないか。
やってしまった。
次のバスは40分後、それだとスタート時間に間に合わないので仕方なく初めてタクシーでゴルフ場に向かった。
駅からゴルフ場までは1600円だった。
完全に私のミスなのだが、どうも朝からバタバタしておまけにちょうどスタートが混み合う時間だったので、打ちっぱなしの練習場も一杯。
ショットの練習は諦めて、パターだけ少し練習していざ本番に臨む。
今日は一人なので、今日初めてお会いするメンバーさんと一緒にプレーする。
月曜日はキャディーがいない「セルフデー」。
でもみんなメンバーばかりなのでセルフの方が気楽でいい。
私が会員となっている立川国際カントリー倶楽部は東京都内で唯一36ホールあるゴルフ場で、今日は今年ゴルフを再開して以来初めて「奥多摩コース」を回った。
奥多摩コースはかなりアップダウンのきついタフなコース。
接待ゴルフには全く向かない。
でも同じようなホールはなく、平らなところも少なく、結構頭を使うので、ゴルフ好きの人なら面白いと気に入ってくれるのが奥多摩コースだ。
今日一緒に回ったのは都内に住むご兄弟と地元福生に住むメンバーさん。
会うのは初めてでもすぐに打ち解けて、予報通り曇った空の下、のんびりとスタートする。
暑さはほとんど感じず、風もない。
この季節としては絶好のコンディションである。
3番のティーグラウンド。
ここからは奥多摩の山々が真正面に広がる。
こうした都内とは思えない雄大な景色も奥多摩コースの魅力である。
しかし、今日はショットの調子が悪い。
1番のティーショットは右、3番はゴロ、4番は右、5番は左とことごとくティーショットに失敗する。
ゴルフを再開してから練習もしていないのにドライバーの調子が良かったので、油断してしまっていた。
だから今日もあえて混雑していた練習場をスルーしてショットの練習をせずにプレーを始めてしまったのがいけなかったのだろう。
ティーショットが曲がると当然2打目も難しくなりミスが増える。
心の落ち着きも失われ、ゴルフで最も重要な平常心を保てなくなるのだ。
その代わり、2回練習に通った甲斐があったのか、今日は苦手のアプローチとパターは好調で、なんとかボギーペースで凌いで前半最後の9番を迎えた。
このホールをパーで回れば44だと思いながら、ドライバーを握る。
しかし・・・
ティーショットは大きく右に曲がり、落下地点を探しても見つからない。
夏のラフは草が伸び、ボールを見つけるのも簡単ではない。
ひょっとするとどこかに隠れているかもしれないが、一緒に回る人たちを待たしてもいけないのでOBとして前進4打でプレーを再開した。
結局5オン1パットのダブルボギーとなり、前半のスコアは46になってしまった。
シングルを目指すためにはハーフ40そこそこで回らなければならない。
でも今日のティーショットではシングルなど夢のまた夢である。
ちょっと不満足な前半を終えて、昼食の時間は40分間。
セルフデーの特典としてランチは料金に含まれている。
いくつものメニューの中から私は冷やし中華を選んだ。
普通の日であれば1300円ほどするランチメニューがセットになっているため、私は優先的にセルフデーにプレーの予約を入れることにしている。
立川国際の食事は気取ったところがなくて美味しい。
連れてきたビジターの人たちもみんな「ここのメシは美味い」と言うのだ。
ご飯を食べて元気を出して後半は頑張って80台で回らねば・・・。
しかし後半に入っても今日はショットが安定せず、10番、11番、12番と立て続けにティーショットを右に曲げ、13番は逆に左に・・・。
それでも4ホール連続で1パットで凌ぎ、17番を終わってパー4つ、ボギー3つ、ダブルボギー1つの36と耐えた。
最終ホールの18番をパーで上がれば41、とりあえず目標達成だ。
ところが、18番のティーショットは大きく左に曲がって斜面の先の死角へ。
落下地点は見えなかったがOBではないだろうと行ってみると、これまたボールが見つからない。
ちょうど落ちたのが下り斜面になっている場所だったので、どこかへ跳ねて行ってしまったのか。
それとも深いラフの中で見えないだけなんだろうか。
しばらく探したが見つからず、諦めることにした。
あんなところに打った方が悪いのだ。
またもプレーイング4から打ち直しだ。
奥多摩コースの最終18番は池越えの名物ホール。
まずは4打目を池の手前まで運び、短いクラブでグリーンを狙う。
その頃には予報通り青空が広がっていた。
でももう真夏の暑さではない。
ピンは2段グリーンの上に立っているが、池越えの5打目はグリーンの下の段へ。
結局最後3パットしてトリプルボギーとなり万事休す。
後半のスコアは44となり、トータル90。
目標としていた80代前半どころか、90も切れなかった。
残念ではあるが、こんなショットではどうしようもない。
それでも、アプローチとパターは練習した甲斐があった。
今日のショットでグリーンまわりがいつも通りだったら、下手すれば100を叩いていたかもしれない。
この調子で週末にアプローチとパターの練習に通い、時々ショットも練習すれば80台前半をコンスタントに出せるようになる手応えを感じた。
私は常に楽観的。
今日は1パットが8ホールもあったことを一つの成果としよう。
アプローチが上手くなれば、1パットのホールが増えてくる。
シングルを目指すうえで、1パットのホール数は重要な指標となるはずだ。
焦らずじっくりシングルへの道を歩んで行こう。