食べなれた妻のレシピを学んでおくと、一人暮らしになったとしてもきっと役に立つ。
そう思って習い始めた第二弾は「生姜焼き」である。
忙しい子育て時期には頻繁に登場したメニューだ。
定食屋の定番メニューであり、世の中には実にさまざまな「生姜焼き」が存在するが、概ねハズレは少ない。
ただ、長年食べ慣れた味というものは、客観的な評価を離れ、知らぬ間に口に馴染むものなのだ。
「生姜焼き作るけど、一緒にやる?」と妻が声をかけてきたので、「やるやる」と答えて台所に向かう。

台所には半分に切った生姜とおろし金が用意してあった。
まずは生姜を皮ごとすりおろす。
使う生姜の量は妻の目分量。
ある程度すっては妻に確認してもらい、「もう少し」と言われてまた擦る。

最終的にこのくらいの量で妻のOKが出た。
まあ生姜の量が多すぎても問題はないのだろうが・・・。

この日妻が買っていた肉は、国産豚しゃぶしゃぶ用肩ロースの切り落としだ。
量は170グラム。
厚めの豚肉を使った生姜焼きもあるが、妻の生姜焼きはいつも薄いこういう豚肉を使う。

ボウルに擦りおろした生姜を入れ、砂糖と醤油を加えて混ぜる。
砂糖は小さじに3〜4杯、醤油は大さじ2杯ぐらいだったろうか、これも適当だ。

そこに豚肉を投入し、生姜が肉全体に絡むようによく混ぜる。

この肉をフライパンに入れ火にかける。
肉から脂が出るので、食用油はあえて入れない。

4〜5分炒めるともうこれで完成だ。
肉から出た脂が多いと、妻はそれをキッチンペーパーで少し拭き取ったりした。
肉汁も適度に出てきて、いつもの妻の生姜焼きが出来上がった。

非常に簡単なレシピでこれなら一人でいつでもできるだろう。
食べると甘辛いいつもの味がした。
凝った料理もたまにはいいが、普段食べる食事はこんなシンプルなものでいい。

妻が作ったマカロニサラダと大豆を乗せた大根おろしを添えて、これがこの日の夕ごはん。
簡単で普通に美味しくて、値段も高くない。
また一人で料理する時、生姜焼きを作ってみよう。

そういえば、岡山の畑に一つだけ植えた生姜が今月芽を出していたのを思い出した。
サツマイモの畝の端っこにタネショウガを埋めておいたのだ。
この時期に葉ショウガとして収穫することもできるようだが、1個だけなので今回は秋まで置いておいて根ショウガが育つのを待つことに。

乾燥に弱いということなので、敷き藁の代わりに雑草を根元に敷いて水をたっぷりやって東京に戻ってきた。
その後岡山は雨も少ないようだし、水枯れで枯れてしまっただろうか。
生姜は風にも弱く、ネットで守ってやるのが望ましいとも書いてある。
今度岡山に行くまでしっかり生き残ってくれているだろうか?
生姜焼きを食べながら、岡山の生姜が心配になってきた。
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