今日は節分。
節分といえば豆まきということで・・・
今年はチョコをまぶした「ポリッピーチョコ」で豆まき気分を味わる。
大豆ではなくピーナッツだが、まあいいだろう。
そして近年、節分といえば「恵方巻き」。
妻と一緒に西友に行くと、たくさんの種類の「恵方巻き」が並んでいた。
所詮巻き寿司のくせに結構値段の高いものが多い。
私たちは一番安い「恵方巻き」を買って帰り、半分ずつランチとしていただいた。
今年の恵方は北北西。
でも、方向など気にする前に食べてしまった。
ちなみに、関西生まれの「恵方巻き」が全国に広まったのはセブンイレブンのある担当者が仕掛けたのがきっかけだそうだ。
所詮は人為的に作られた習慣だが、何が流行るのかわからないものである。
ただ今年の節分、私には作ってみたい料理があった。
それは恵方巻きではなく、イワシを使った料理だった。
なぜなら・・・
我が家のトイレにかけてある「和食の暦」に描かれたいた「鰯のつみれ汁」が気になったからだ。
西日本では節分に魔除けとして飾った「柊鰯」を食べる習慣が根付いている。鬼を追い払うための塩焼きが一般的だが、つみれ汁もお勧め。薬味をたっぷり入れ、味噌汁でもお吸い物にしても、イワシの旨味が味わえる。
「和食の暦」より
私も妻も西日本の岡山で育ったが、「柊鰯」なんて聞いたことがなかった。
どうやらこの風習は奈良のような雅な土地で強く残っているらしい。
西友でも、イワシが普段よりもたくさん売られていて、やはり「節分にはイワシ」と思う人がいるんだなあと実感した。
私たちもイワシを買ってきて、「鰯のつみれ汁」に挑戦することにした。
西友から帰る途中、牛丼の「すき屋」でこんな垂れ幕がかかっているのを見つけた。
「期間限定 いわしつみれ汁フェア」
「旨だし 牛丼いわしつみれ汁 おしんこセット 並盛620円」
やっぱり、節分といえば「鰯のつみれ汁」らしいのだ。
頭とはらわたを取り除いただけのイワシとさらにそれを開きにしたイワシ。
2種類のイワシをまな板の上に並べる。
正直に白状すると、私は学生時代を含めて自分で魚料理を作ったことがない。
妻に言われるままに、イワシの骨を抜き、スプーンを使ってその身をこそげ取っていく。
皮が破れやすく、きれいに身を削ぐことは思った以上に難しい。
二人で食べるにはイワシが多いかなと思ったのだが、皮を剥いでいくと身の量はさほど多くなかった。
こんなんで、いいのか?
ネット上には、味噌汁やすまし汁など「鰯のつみれ汁」のレシピがいろいろ出ているが、私は「Ajinomoto Park」というサイトに出ていた「シンプルいわしのつみれ汁」というのをお手本にすることにした。
イワシの身を包丁で叩く。
皮も少し残っているが気にしないで叩く。
妻は小骨が気になるからと、すり鉢でイワシをすり潰す。
包丁で叩くよりも、ネチョネチョになる。
こうして叩いたイワシに刻みネギとすりおろした生姜を加えて、さらに叩く。
さらに、酒を大さじ1/2と塩を少々足して味付けをする。
これで鰯のつみれの材料は完成だ。
おっ、なかなかいい感じじゃないか。
ここからスープ作り。
水に日本酒を少し入れて火にかける。
レシピではここに「ほんだし」を入れることになっているが、妻が人工的なダシが苦手なので、代わりに昆布とネギを入れて出汁を取ることにする。
2本のスプーンを使って、つみれを作り、鍋の中に投入していく。
初めてのつみれ作り、これ意外に難しい。
ここからは私と妻のやり方で・・・。
レシピにはない野菜をスープに投入する。
彩を考えて、大根、人参、小松菜を加えた。
最後に、塩と醤油を少し加えて味を整える。
さあ、これが私が初めて作った「鰯のつみれ汁」。
薄味だったので、私は北海道産の昆布出汁の顆粒を少し加えて食べる。
つみれ、柔らかい。
生姜も効いていてなかなか美味しいじゃないか。
妻は自家製のゆず味噌を加えて食べた。
「すごい美味しい」と喜んでいる。
2杯目、私もゆず味噌で食べてみた。
ゆずの香りと甘みが加わって、これまた美味しい。
最後は残ったスープにうどんを入れて・・・。
ポン酢で味付けしてさっぱりと締める。
初めて作った「鰯のつみれ汁」。
簡単だし、美味しいし、妻も喜んでくれたし・・・節分に限らず我が家の定番料理になるかもしれない。
