2. チェコ料理「Red Lion」

もう1回のプラハでのディナーは、チェスキークロムロフから戻り、プラハ城近くのホテルに宿泊した時だった。
明日はもうポーランドへ出国。最後にチェコ料理を食べようということで、ホテル近くのレストランに入った。店頭には「REAL CZECH FOOD」の文字がある。店の作りから判断して、まったく期待できないが、あれこれ探すのが面倒なのでここにした。

暗い店内の奥に小さな中庭があった。客は誰もいない。

まるでどこかの民家のお勝手で食事させてもらうようだ。
しかし、料理は意外にちゃんとしていた。

私は思い切ってシェフのオススメを注文した。
「Roasted duck in old Czech style with red and white cabbage and potato dumplings」
「チェコ伝統の鴨のロースト ジャガイモ団子添え」ということだろう。

これはマジで美味かった。もう1ヶ月前なので味を正確に思い出すことができないが、フランス料理の「鴨のコンフィ」に甘めのソースをかけたものだ。フランスでも鴨にはオレンジ系の甘いソースをかけることが多い。
ジャガイモのダンプリングスも、ふわふわした食感でソースによく合う。正直まったく期待していなかっただけに、びっくりするほどの美味しさだった。さすが、シェフのオススメだけのことはある。

妻は入り口の看板にあった「本日の定食」的なものを頼んだ。
「ほうれん草のスープ」というメニューに惹かれたのだと思う。妻はポタージュを予想していたのだが、実際に来たのは微妙に違っていた。味は塩辛かったようだ。

メインは鶏肉のステーキ。これはまあまあだったらしい。

さらにはこんな甘そうなデザートが付く。
2人合わせて880コルナ(約4400円)のディナーだった。妻の定食は1000円ちょっとだったので、シェフのオススメとビールで3000円ほどした計算だ。