孫がお泊まりに来た週末。小学3年生の孫は、部屋から見える日の出を楽しみにしていた。
ただ残念ながら、朝から曇り空。

「今日が晴れたらきっとこうなった」
何か一生懸命描いていると思ったら、日の出の様子を空想して絵を描いていたのだ。とても色鮮やかな竜宮城のような絵だ。やはり、子供って面白いですね。
そんな孫が以前から気になっていた店が吉祥寺にあり、ランチはその店に行くことにして予約していた。

店の正面が緑の植栽で彩られた個性的な店構え。

オーガニックカフェ「あたたかなお皿」という変わった名前だ。孫もこの店名に惹かれたらしい。去年、私たちが吉祥寺に引っ越した後オープンしたまだ新しいお店だ。

「野菜ソムリエ協会認定レストラン」と誇らしげな黒板が置かれている。
テレビなどでもよく耳にする野菜ソムリエ。私のようなオヤジはこれまで興味を持ったことがなかったが、協会は2001年にできたのだそうだ。
認定レストランは、5つの基準をクリアすることが求められる。①協会の理念や活動に賛同する、②野菜ソムリエ以上の資格保有者が在籍または推薦がある、③「旬の野菜」を5種類以上使用したメニューがある、④四季折々の野菜を使用したお店独自のメニューがある、⑤旬の野菜の情報をお客様に発信している、という5つの基準だ。

店の入り口を取り囲む植物の壁は「グリーンアーチ」と呼ぶようだ。

入り口を入るとすぐに、野菜の入ったショーケースが置かれている。
ここで孫の親、すなわち私の息子夫婦ともうひとりの孫と合流する。

店内はコンクリートの打ちっぱなしの壁に木の床。女性雑誌に登場するような内装で、いつも女性客で賑わっている。小さな子供を連れたお母さんたちのママ会などによく使われているようだ。
奥にはこだわりの個室があり、この日も私立学校のママ会が開かれていて、次々にママさんたちがやってきた。
日替わりのランチが数種類のみ。メインランチ、ボウルランチ、サラダランチとキッズプレートから選ぶ。大人4人はメインランチ(1200円)を注文した。

本日のスープと本日の前菜と本日の有機野菜のグリーンサラダが登場。
スープは何やら不思議な味。お世辞にも美味いとは言えない。前菜はなめ茸のような味のキノコ、グリーンサラダはグリーンサラダだ。

パンはとても美味しい。特に緑色のパンはモッチモチだ。
そしてメイン。

本日のメインは「麹de柔らか♡大山とりの鉄板焼き」。「de」とか「♡」とか最初からオヤジ客は相手にしていない宣言のようだ。
メニュー名の下には(髪のはり、美肌)と効能が書かれている。
「髪のはり」って何だ?と、半ば場違いなお店に戸惑いながら、鶏肉を口に運んだ。これが美味い。前菜を食べて、全然期待していなかったのだが、この肉は文句なしに美味しかった。
だが、付け合せの野菜は特段美味しいとは思わない。野菜ソムリエ協会認定の味は、私との相性はあまり良くないようだ。
そしてこれで終了。
ランチにはデザートも飲み物もつかないようだ。ちょっとがっかり。
メニューをめくると、食べ物よりデザートの方がずっと充実している。食べ物は少なくし、デザートをたっぷり頼むのがママさん流なのかもしれない。
いずれにせよ、私のようなオヤジに行きやすい店ではなかった。
食べログ評価3.28、私の評価は3.10。