大坂なおみ 初V

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女子テニスに新たなスター誕生である。

大坂なおみが四大大会に次ぐ規模の「BNPパリバ・オープン」で見事ツアー初優勝を果たした。しかも、現在の世界ランク1位を含むランキングトップ経験者3人に圧勝しての優勝だった。

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しかし、私が彼女のことをブログに書こうと思ったのは、その優勝インタビューの記事を読んだからだ。残念ながらテレビでは見ていない。ただ、「THE ANSWER」というネットメディアに載っていた彼女の初めての優勝インタビューは、大坂なおみのスター性を表していると感じたのだ。

記事によると、彼女が自ら「史上最悪」と呼んだ優勝インタビューはこんな感じだったらしい。引用させていただく。

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『 「ハロー、私はナオミです。OK、気にしないで」――。

冒頭から「ハロー」の第一声で、自己紹介する珍しい展開に騒つく観衆。何よりも、慣れないスピーチにうろたえ、大坂自身が誰よりも笑っていた。トーナメントディレクターらに感謝の気持ちを表明したが、真っ先に称えるべき相手を失念していたことに、すぐに気づいた。「しまった。ごめんなさい。私はダーシャ(カサトキナの愛称)にも感謝したいです」。後ろに立っていた対戦相手を振り返り、慌てて称え始める急転換ぶりに、カサトキナも思わず笑い出してしまった。

「スーパーナイスで本当にクールな対戦選手でいてくれて。今後、何回も決勝で対戦できることを本当に確信しています。そう願っています」と軌道修正に成功。「ダーシャのチームにも感謝しています。なぜなら、スーパーナイスだったからです。おめでとう」と続けた。その様子を大坂のベイジンコーチは固まった表情で、ただただ心配そうに見つめていた。

 自身の陣営、家族に感謝の言葉を述べた大坂は、完全に軌道に乗ったかに見えたが、「何か忘れてないかしら……」と自問自答し、「スポンサーにも感謝しないと!」。「アディダス、日清食品、WOWOW、あとは……ヨネックス!」とノルマクリアに両手の親指を思わず挙げると、観衆もほほ笑んだ。「何か忘れてないかしら……私は何かを忘れてないかしら……ボールキッズ! ボールキッズはスーパーに最高だったわ」と大会を支えた少年少女に感謝すると、再び拍手喝采が巻き起こった。

そして、クライマックスに全米で絶大な人気を博すナオミ語録が飛び出した。「これは、おそらく史上最悪の受賞スピーチになりそうです」――。満面の笑みで自虐発言を繰り出すと、スタンドもこの日一番の大爆笑に包まれた。

「この試合に来ていただいた皆さんに感謝したいです。本当にありがとうございました」と感謝の拍手を送ると、ナオミ節を堪能した観客もスタンディングオベーションで称え、「これで終わりだと思います。ありがとうございました」と締めくくった。

ひたすら合間に笑い続け、最後まで天然ぶりを貫いた130秒の大坂のスピーチを、WTA公式ツイッターも動画で一部始終を紹介。そして、「これはおそらく史上最悪の受賞スピーチになりそうです――BNPパリバ・オープンの王者ナオミ・オオサカ、我々は異議を唱えますよ!」と“最悪にあらず”とフォローしていた。

抱腹絶倒のスピーチを目の当たりにしたテニスファンから返信欄で、称賛の声が集まっていた。』

 

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何とも微笑ましいインタビュー。そして、見事に観客の心を捉えた。

ハイチ系アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれた。日本とアメリカの2つの国籍を持つ。大阪生まれのアメリカ育ち。テニスプレーヤーとしては日本国籍を選択しているという。日本語はたどたどしいが、国際舞台で活躍するには英語が母国語というのは断然得だ。

錦織圭のケガで下火になっていたテニス人気に再び火がつきそうだ。

彼女が四大大会で優勝する日は、そう遠くない将来にきっと来るだろう。

 

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