井の頭公園が開園して今年の5月1日、100周年を迎える。
それを記念して制作された映画「PARKS」を観た。

1週間前、テアトル新宿で上映が始まり、今日から舞台となった吉祥寺でも封切られた。
一日3回の上映。1回目の上映となる3時55分のチケットを買った。「夫婦50割」二人で2200円だ。

映画館に向かう時間、突然にわか雨が降った。あちらこちらで雨宿りの人々。

上映されるのは「吉祥寺オデヲン」。1954年オープンの老舗映画館だ。
吉祥寺には「TOHOシネマズ」など大手のシネコンが一つもない。これは今時驚きである。縄張りか何か、きっと理由があるのだろう。
私は「シネマイレージ会員」なので映画を観る時はTOHOシネマズ。「吉祥寺オデヲン」には引越し以来、今日初めて入った。

歴史のある映画館だが、綺麗にリフォームされていた。

廊下に設けられた窓からは、吉祥寺駅のホームが見えた。

スクリーンは3つ。こじんまりした映画館だが、シートはふんわり。傾斜が足りないので、前の人の頭が気になる。

吉祥寺を舞台にした若者たちの物語「PARKS」。
出演は、橋本愛、永野芽郁、染谷将太。ストーリーはちょっと学生映画っぽいが、キャストが魅力的で、演出も初々しい。
ほとんどのシーンが馴染みの場所で撮影されていて、ご当地映画ならではの楽しみ方もできる。内容的にも、予想したよりずっと良い映画だった。
同じく吉祥寺を舞台にした小泉今日子主演の「グーグーだって猫である」という映画があったが、個人的にはこちらの方がかなり良い出来だと思う。
Yohoo評価3.89、私の評価は3.60。

そんな井の頭公園を今朝、妻と久々に歩いた。新緑が朝陽に映える。

木のコブから新芽が噴き出していた。
桜が終わり、新緑に覆われる4月。私にとって一番好きな季節なのに、あまりジョギングもせず、公園の写真も撮らずに過ぎてしまった。
原因は花粉症だ。この季節は出不精になる。

藤棚の藤からも新たな枝が伸びていた。若い命は美しい。

緑にあふれる公園でポツンと赤い木が。ツツジだ。
個人的にはツツジは好きではないが、水面に映る姿を対岸から眺めるのは悪くない。

映画を観終わって、夕暮れの公園を歩いて家路についた。

雨は上がっていたが、不安定な大気が空にダイナミズムを与えている。

これはサツキだろうか。ツツジとサツキ。いろいろ種類があってよく分からない。
ただ夕方の弱い光線の中で撮影する花もなかなか美しい。

映画の主人公が住む公園に面したアパート。これじゃないだろうか。
私のマンションのすぐ近くにある古いアパートだ。
はっきりしたことはわからないが、引っ越してすぐの頃、撮影スタッフが頻繁にこのアパートにつながる路地に入っていくのを見た。きっと、この映画の撮影だったのだ。
そういえば、映画に度々登場した公園内の橋でも何かの撮影に遭遇したことを思い出した。
きっとあの時、橋本愛や永野芽郁がいたのだろう。
永野芽郁は吉祥寺でスカウトされたと聞く。彼女は間違いなく人気女優になる、と確信した。あくまで私が勝手にそう思っただけだが・・・。
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