<きちたび>広島県の旅2020⑤🇯🇵 海軍の街・呉のシンボル「大和ミュージアム」&「てつのくじら館」

🇯🇵 広島県/呉 2020年11月24日~25日 もともとは、のどかな瀬戸内の農漁村だった呉浦が一変したのは、1889年に、横須賀に次いで海軍鎮守府(海軍基地)が開かれてからである。以後、「帝国海軍第一ノ兵器製造所」をめ…

<吉祥寺残日録>朗読で聴く「二十四の瞳」 #200629

最近、ラジオにはまっている。 ラジオと言っても、生放送を聴くのではなく、「らじるらじる」というスマホ向けアプリで聞き逃し再生を好きな時に楽しむのだ。 語学や教養など様々な番組が聴けるのだが、その中でもお気に入りは「朗読」…

<吉祥寺図書館>ジョン・ヘイウッド著「世界の民族・国家興亡歴史地図年表」(2011年/イギリス/日本語版2013年柊風舎)

快晴の日曜日、昨日たまたま図書館で見つけた大型本をぱらぱらとめくっている。 すごい本に巡り合ってしまった。 イギリスの歴史学者ジョン・ヘイウッド氏がまとめた壮大な年表「世界の民族・国家興亡歴史地図年表」。 定価19800…

蔡英文 圧勝

事前の予想通りの圧勝だった。 台湾の総統選挙は、中国と距離を置く立場の民進党・蔡英文総統が大差で再選を決めた。 蔡氏の得票率は57%で、国民党の韓国瑜氏に約19ポイントの大差をつけた。得票数は817万と1996年以降の直…

<吉祥寺図書館>アーネスト・ヘミングウェイ著「武器よさらば 上・下」(1929年/アメリカ/光文社古典新訳文庫)

子供の頃から、読書が苦手だった。 本を読むスピードが遅かったので、途中で嫌になってしまったのです。それ以前に、読書に興味がなかったのだろう。 特に、小説は好きではなかった。 中学生になると映画が好きになり、活字ではなく映…

古代蝦夷と天皇家

日本政府による韓国に対する輸出規制強化の発表を受け、日韓関係はますます泥沼にはまり込んでいる。 日本国内の報道と韓国国内での報道の間にギャップが大きいこともあって、両国民とも相手国に非があると信じ込んでいる。 日韓関係が…

東北・蝦夷の魂

鹿島神宮 先日NHKの「ブラタモリ」を見ていたら、急に「蝦夷(えみし)」に興味が湧いた。 この時の放送は、茨城県の鹿島神宮。何の知識もないままに見ていると、本殿が北を向いていると言う話が出てきた。 つまり鹿島神宮は、北の…

昭和天皇

宮中祭祀 大正天皇に続き、昭和天皇に関する本を読んでいる。 まずは、原武史著「昭和天皇」から気になった記述をピックアップさせていただこう。 原氏は、昭和天皇の特徴として明治・大正天皇に比べて「宮中祭祀を大切にした」ことを…

大正天皇

原武史著「大正天皇」を、興味深く読む。 先日、東京西部の多摩陵を訪れたが、明治天皇や昭和天皇に比べ、私たちの世代にとって大正天皇に関する知識は極めて少ない。 押し込められた天皇 原氏は、「序章 悲劇の天皇」の中で、大正天…

伊勢神宮と天皇②

明治22年の式年遷宮 武澤秀一著「伊勢神宮と天皇の謎」の続きである。 武澤氏が注目する明治22年の式年遷宮。ここに今日につながる伊勢神宮神話の原点があると主張していて、大変興味深く説得力があると思って読んだ。 『 平安時…

伊勢神宮と天皇①

最後の伊勢神宮参拝 退位された平成の天皇が、皇后と一緒に伊勢神宮に参拝したのは4月18日のことだった。 天皇はモーニング姿。 午前中に外宮、午後に内宮に参拝し、退位の報告を行った。 陛下の前後には、皇位のしるしである「三…

天皇家の誕生

平成から令和への改元を前に、天皇関連の本を読んでいる。 一番知りたかったのは、天皇家はどのように生まれ、どのように権力を握ったのかという点だ。 さすが天皇を扱った書籍はたくさん出版されている。これまでほとんど読んだことが…

竹取物語

平成から令和への改元を前に、天皇にまつわる本を読んでいる。 その中の一冊、関裕二著『「天皇家」誕生の謎」という本の序章に書かれた「竹取物語」の話が面白いので、紹介したい。 「竹取物語」といえば、もちろんあの「かぐや姫」の…

呉善花

今回ソウル旅行に行くにあたって、拓殖大学教授である呉善花(オ・ソンファ)さんの著書「韓国併合への道 完全版」を読んだ。 日本のいわゆる「嫌韓派」の人たちが盛んに引用する本であり、読む前まではすごく嫌なイメージを持っていた…

百田尚樹著「今こそ、韓国に謝ろう」の嫌な味

この本を読んでいて、とても嫌な気分になった。 保守派の論客・百田尚樹氏が書いた「今こそ、韓国に謝ろう」という本を読んでの印象だ。この本の冒頭、「まえがき」として「日本が韓国に為した悪行の数々」という文章が掲載されている。…

日本人なら絶対知っておきたい韓国の歴史

今月末ソウルに行くため、韓国関連の本を図書館で借りて読んでいる。 その中で大変タメになったのが山﨑赤秋著「日本人なら絶対知っておきたい韓国の歴史」という新書だった。 この本は、俳誌『春耕』に「新韓国紀行」という表題で連載…

韓国の歴史

水野俊平さんという北海商科大学の教授が書いた「韓国の歴史」という本を読んでいる。 なぜか? このところ、日韓関係が気になっているからだ。 従軍慰安婦問題、徴用工裁判、そして自衛隊機に対するレーザー照射問題。昨年から悪材料…

<きちたび>4泊5日香港マカオ深圳の旅④ 巨大カジノホテルが林立するコタイ地区でIR統合型リゾートについて考えた

前の投稿でも書いたのだが、今回はさらにカジノについて書こうと思う。 マカオといえば、カジノの街。30年前、初めてマカオを訪れた私もカジノにハマった。そのころのマカオのカジノは、欧米風のおしゃれなカジノではなく、まさに鉄火…

西郷どん

とうとう終わってしまった。 NHKの大河ドラマ「西郷どん」の話である。今年1回も欠かすことなく、このドラマを見た。林真理子さんの原作ということで、半信半疑見始めたのだが、回を追うごとにはまってしまった。 特に気に入ったの…

テンペスト

池上永一著「テンペスト」全4巻を読み終えた。 中国と日本の二重支配を受けながら500年の間独立を保った琉球王国の姿が、その時代空間を生きた人間の息づかいとともに少し理解できたと思えた。 ペリー来航から日本による琉球処分へ…

タックスヘイヴン

橘玲さんの「タックスヘイヴン」という小説を読んだ。 「国際金融情報小説の傑作」という触れ込みだが、どうも私はサスペンス小説は苦手だ。ただ、世界の富裕層が利用するタックスヘイヴンの仕組みに興味があり、この小説を最後まで読ん…

正義の体系

司馬遼太郎さんの本を読んでいると、いつも唸ってしまうような文章に出くわす。 今日読み始めた司馬遼太郎著『「明治」という国家』の第1章に登場する文章も秀逸である。これは書き留めておかねばならないと思い、このブログに引用させ…

大磯随想

1泊2日で箱根にゴルフに行ってきた。 風邪気味で、おまけに金曜は終日雨の予報だったので気が重かったのだが、幸い雨にはほとんど降られず、何とか2ラウンドこなしてきた。 土曜日は青空も覗き、久々の箱根は美しかった。 初日は名…

<きちたび>3泊4日ホーチミンの旅③ 旧大統領官邸で1975年4月30日「サイゴンのいちばん長い日」に想いを馳せる

私の手元に近藤紘一著「サイゴンのいちばん長い日」という文庫本がある。 近藤氏は産経新聞記者としてベトナム戦争を取材し、サイゴン陥落の歴史的な日に立ち会った。 1975年4月30日。北ベトナム軍と解放戦線の部隊が南ベトナム…