琉璃餐庁

南京旅行の続き、南京最後の夜の晩ご飯の記録だ。

最後ぐらい多少奮発して人気の中国料理店で食事をと思った。想像以上に言葉が通じないことがわかったので、ホテルのレストランなら英語が通じるに違いないと考えた。

日本出発前に「トリップアドバイザー」などで調べた良さそうなレストランの中に、「梅苑」というお店があった。その店は、新街口のロータリーにそびえる「金陵飯店」という高級ホテルにある上海料理店だ。

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夕暮れのホテルには高級車が次々に到着する。

残念ながら、「梅苑」は予約でいっぱいだった。そりゃそうだ。よく考えたら、土曜の夜なのだ。ただでさえ人があふれかえっている南京で、人気のレストランが予約なしで入れると思う方が間違っている。

ホテルを諦めて、やはり「トリップアドバイザー」で事前に探しておいた「南京大牌档」という店に行ってみることにした。こちらも新街口にある。

地図を頼りに行ってみると・・・

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高級ブランドが並ぶファッションビルの中にあるようだ。

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中に入ると、世界中の有名ブランドが全て揃っているんじゃないかと思えるような高級ショッピングモールだった。

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中にはスケートリンクもある。

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さすがに高級ブランドばかりなので、南京にしては人が少ない。値段は高いかもしれないが、レストランも空いているかもしれない。

と、期待したのだが・・・

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しかしお目当の「南京大牌档」の入口では、多くの人が順番待ちをしていた。

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それも半端じゃない人数が待っている。しかも、思い思いに椅子を並べて・・・。今から並ぶ気にはとてもなれない。

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その隣のお店も・・・

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とんでもない行列だ。

やはり13億人の国で生きていくのは想像以上に大変なようだ。どこに行っても、何もやっても多くの人がいる。ちょっと中国人の苦労がわかった気がした。

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結局、同じショッピングモール内にある並ばずに入れる店に入った。明治時代の洋食屋のような外観だが、中国料理の店である。

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「琉璃餐庁 RESTAURANT & CAFE」というお店だ。

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ファミリーレストランのようなカジュアルなお店だが、満席だった。ただ、写真入りのメニューがあり、注文がしやすかったので助かった。

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注文するメニューにチェックを入れる。これなら言葉がわからなくても大丈夫だ。「いいね」マークがついた「金陵烤鸭」(39元)を頼むことにする。金陵とは南京の昔の呼び名であり、日本語にすると「南京ダック」という意味になる。

最後の晩餐なので、このほかにスープと海老料理、青島ビールを注文した。

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最初に来たのは「青島ビール」の小瓶(20元)。中国が世界に誇る国際銘柄だ。

山東半島の青島(チンタオ)は、20年ほどの間、ドイツの租借地となった。その間の1903年にビールの製造が始まったのだ。

ドイツに代わって青島を占領した日本は、残念ながらこうした役に立つ遺産を残さなかった。

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続いて「金陵烤鸭」が来た。前菜という扱いなのだが、すごい量だ。北京ダックとは違い、肉は厚め。濃いめの甘辛醤油に漬け込んである。ビールのおつまみには最高だ。

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ファミレス同様、できたところから次々に運ばれてくる。

次に登場したのは「松茸老鶏湯」(18元)。まあ松茸と鶏肉の入ったスープだと理解した。松茸と言ってもシメジの少し大きいようなもので、香りは特にしない。

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さっぱりとしたスープで、特別美味しいというほどでもないが、さっぱりとして悪くはない。

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そして「蒜蓉風尾虾」(58元)。写真から海老料理であることはわかっていた。

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食べてみると、エビにすりおろしたニンニクをたっぷり塗り蒸した料理のようだ。下に敷いてあるのは春雨のようなもの。ソースの味がしみていて美味しい。

青島ビールがなくなったので、別のビールを頼んでみた。

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「雪花純生」という名前のローカルビールのようだ。色が薄い。ただ12元と青島ビールの半額ほどだ。

期待せず飲んだのだが、これが意外にうまい。名前も中国風だし、最初からこれにすれば良かった。

ということで、流れ流れてたどり着いたお店だったが、南京ダックとエビ料理とローカルビールに大満足の晩餐となった。

勘定は合計149元、日本円で2688円ほどであった。

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後日談だが、今日のロイターに中国での鳥インフルエンザの記事が出ていた。

今年の1月から4月にかけて、「H7N9型鳥インフルエンザ」により中国で211人が死亡したという記事だ。

何だそれ。全然知らなかった。

鳥を食べたからと言って感染する訳ではないが、200人も死んだら日本だとパニックで、街から鳥料理が消えているだろう。

さすが中国。おおらかというか、たくましいというか・・・。

 

<参考情報>

私がよく利用する予約サイトのリンクを貼っておきます。

 

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