60歳を超えると、会社の仕事もヒマになってきた。
今年の1月からはちょっと楽なポストになり自由に使える時間が増えたので、新規事業のタネを探してあちこち出歩く生活になった。
だから、ランチの記事も増えるかもしれない。
今日のお店は、井の頭線の永福町。
地元で人気のピザ屋さん「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」だ。
ちょっとごちゃごちゃした入り口には、テレビの取材を受けた際の写真もたくさん貼られていた。
店内に入ると、カウンターの中に大きな煉瓦造りのピザ窯が鎮座していた。
1998年にオープンしたこのお店は、ナポリに本部を置く「真のナポリピッツァ協会」に認定されたそうだ。世界では148番目、日本では2番目の認定店となった由緒正しきナポリピッツァの名店なのだ。
カウンターに案内される。
ピザ職人の修行を行なっているのか、カウンターの中では何人も働いている。
ピザ作りを一手に担っているのは、ナポリ出身のシモーネ・サルナッキアロさん。
2014年に来日し、この店のプリモ・ピッツァイオーロを務めている。
私が訪れたのは午後2時前だったが、地元マダムたちを中心にほぼ満席状態だった。
重厚な木製の家具やイタリア風の装飾品が、20年以上の歴史を感じさせる。
「PIZZA LUNCH」には、サラダと飲み物がセットになる。
ピザの種類は20種類ほどあるが、値段はそこそこ高い。
私は定番の「マルゲリータ」(1580円)をいただくことにした。
まずはサラダ。
コーンと人参が鮮やかな彩りを加えている。ただ、私には少し薄味で物足りない。
そして「マルゲリータ」登場。
かなり、大きい。
「食べきれなければ、持ち帰るもできます」と店員が言った。
女性には小さめのピッツァも出すようだが、男性にはこの大きさだけだという。
トマトソースが塗られた中心部の生地は薄いが、周囲の耳の部分はもっちりボリュームがある。噛んでいると、ちょっと顎がだるくなるほどだ。
中心部は文句なく美味い。これが本場ナポリの味なのだろう。
ただ、耳の部分は個人的にはもう少し塩気が欲しかった。
唐辛子オイルは、頼まないと出てこない。
私としては、やはりこのオイルがあったほうがありがたい。
思ったよりも、ペロリと食べてしまい、食後のホットコーヒーをいただく。
当然、お腹はいっぱいだ。
最近は美味しいピザ屋さんが増えたので、特に驚きはしなかったが、20年前には貴重なお店だったのだろう。
むしろ店の雰囲気と本場のピザ職人の仕事ぶりを見るのが楽しいお店という印象だった。
食べログ評価3.75、私の評価は3.50。
