しばらく吉祥寺の街を歩いていなかった。
コロナ禍の影響もあるかもしれないが、どちらかといえば引っ越した当初に比べて新鮮味を感じなくなったからだと思う。
今日は妻がお昼に用事があるというので、久しぶりに街でランチでも食べようと出かけたところ、ちょっとした変化があちらこちらで目についたのだった。
そのひとつが、大好きな荻窪ラーメンの老舗「春木屋」に自販機が設置されていたこと。
そして新メニューが登場していたことである。
「納豆つけ麺」と「油そば」。
ちょうど「油そば」を食べたいので「ぶぶか」にでも行こうかと思っていたタイミングだったので、「春木屋」に行く予定ではなかったのに、思わず吸い込まれてしまった。
いつも行列が当たり前の人気店だが、今日はたまたま空いていて、入り口のカウンター席に待たずに入ることができた。
今日はまだ少し北風が冷たいので、名物の「中華そば」が食べたくなる。
でも、今日は新メニューの「油そば」を食べるためにお店に入ったのだ。
「春木屋」さんにもしばらく来ない間に外国人のスタッフが加わっていた。
飲食店はどこも人手不足と聞くし、外国人労働者なしではもはや私たちの生活は成り立たない時代になっているのだろう。
さっさとそれを認めて、外国人の人が安心して働ける国になるよう日本人が頭を切り替える必要がある。
「油そば」(900円)が運ばれてきた。
新メニューの紹介ポスターには、『特製ダレが自慢の麺に絶妙に絡む渾身の一品をじっくり味わってください』というコピーが添えられている。
確かに「春木屋」の麺は美味い。
果たして「油そば」としてはどうだろう?
トッピングされているベースとなる具材は、細切りのチャーシュー・・・
味の染みたメンマ・・・
きざみネギと海苔・・・
そして、特製のちぢれ麺と醤油ダレ。
この麺は見るからに美味そうに見える。
これらをぐちゃぐちゃとかき混ぜて、麺と具材にタレを絡ませる。
特製ダレに含まれた油が麺に絡み、全体がテカテカと光る。
油そば・・・実に久しぶりだ。
麺はもちもちでもちろん美味いのだが、少しもの足りない。
普通の油そば屋の要領で、たっぷりとカウンターに用意されているお酢とラー油をかける。
やはり油そばはジャンクな食い物、お酢が絶対必要だ。
しかし、こうなるとどこの店も結局同じ味になり、わざわざ「春木屋」で食べなくてもという気にもなった。
やっぱり「春木屋」はあの醤油スープが絶品なのだということを改めて再認識した。
食べログ評価3.60、私の評価は3.40。
「荻窪中華そば 春木屋 吉祥寺店」 電話:0422-20-5185(予約不可) 営業時間:11:00~21:00 定休日:水曜 http://www.haruki-ya.co.jp/shop/kichijozi.php
