平昌オリンピック⑥ 高木菜那の金

こんな競技があることも知らなかった。

スピードスケート女子マススタート。今大会から正式競技となったマススタートの初代女王に高木菜那が輝いた。表彰台で笑顔が弾けた。

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それにしてもマススタートというのは不思議な競技だ。

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リンクはスピードスケート、ヘルメットはショートトラック、滑る姿はショートトラックと団体パシュートをミックスしたような本当に不思議な競技である。でも、その初代女王が日本人だったので、今後注目度は一気にアップするだろう。

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これで高木菜那は今大会、金メダル2つ。

妹の高木美帆は金メダル1つで銀と銅。ある意味で、長年強く意識して来た妹を上回った。

15歳でバンクーバー五輪に出場した高木美帆の姉として生きて来た。妹を応援できない姉。妹には負けない。必死で練習した。そしてソチ五輪の切符をつかんだ。

そして姉妹で出場した平昌オリンピック。団体パシュートでは、姉妹で期待通りの金メダルを掴み取った。

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そしてそして、スピードスケートの最終戦となったマススタートで姉・高木菜那が金メダルを勝ち取った。まさに姉の意地。これでもう高木菜那は高木美帆の姉とは呼ばれなくなるだろう。

素晴らしいストーリーをまたひとつ見せてもらった。

姉妹で手にした5つのメダル。本当におめでとう。

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そして、このブログを書いている間に、もう一つのメダルが飛び込んで来た。

カーリング女子の日本代表(LS北見)がイギリスに逆転勝ちして銅メダルをもぎ取った。最終エンド、イギリスチームの最後の一投で勝負が決まる行き詰まる展開だった。

ついに、カー娘たちがメダルを手にした。日本カーリング史上初めてのメダルだ。

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藤澤五月、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖の4人。本橋麻里がリザーブとしてベンチを固めた。常に笑顔があふれる明るいチームだった。

常呂町出身の本橋麻里が地元で2010年に作ったLS北見。本橋が以前所属していたチーム青森などの強豪を破って見事日本代表の座をつかんだ。

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彼女たちが作戦タイムに交わす「そだね〜」という北海道弁や試合中にオヤツを食べる「もぐもぐタイム」などが流行語となり、彼女たちが食べていた地元のお菓子「赤いサイロ」も大人気となった。

それだけ日本中が盛り上がった平昌オリンピック。日本のメダル数は過去最高の13個になった。

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いよいよ明日が最終日。閉会式にはトランプ大統領の娘イバンカ補佐官、北朝鮮からは朝鮮労働党中央委員会の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長が参加する。

そしてトランプさんは唐突に「第2弾の手荒な制裁」を表明した。自らに迫るロシア疑惑の捜査を交わすため、とんでもない手段に訴えるのではないかという危惧が浮上している。

オリンピックが終わった後、3月には平昌でパラリンピックが始まる。この大会が終わる3月18日までは、アメリカによる武力行使はないだろうと予想されているが、果たしてトランプさんは大丈夫だろうか?

オリンピック休戦の後をにらんだ冷徹な駆け引きも始まろうとしている。

 

 

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