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<吉祥寺残日録>緊急事態宣言延長と「新たな日常」 #200504

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もともと1ヶ月での宣言解除は無理なのはわかっていた。

でも、安倍総理は「1ヶ月頑張れば抑え込むことができる」と根拠のない見通しを示して緊急事態宣言を発したのだが、結局5月末まで延長することを正式に発表した。

これに合わせて、何か新たな対策が打ち出されるのかを注目して会見を聞いたが、目新しいものは何もなかった。

どうも、安倍総理はコロナが苦手なようだ。

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それでも、少しずつ出口に向けた動きもある。

13の特定警戒都道府県は今の対策を継続するが、それ以外の34の県では徐々に制限の緩和を進めることになった。1日の新規感染者数が100人を切ることが宣言解除の目安となるという指針も示された。そして、今月14日に改めて感染状況を分析し、5月末の期限を待たずに宣言を解除する可能性にも言及した。

解除の条件として西村担当大臣は5つの条件を挙げた。

どれも漠然としていて、数値目標は一切示されなかった。日本らしいといえば、日本らしい曖昧さが残念ながら今回も消えなかった。

大阪府の吉村知事は、国から具体的な基準が示されなければ、独自の「大阪モデル」を打ち出したいと予告しているので、そちらを待ちたいと思う。

コロナ対策では一貫して政府よりも首長さんの方が的確なので、どうしてもそちらに期待してしまうのだ。

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さて、危機発生から一貫して非科学的な対応に終始している安倍政権は、お得意のキャッチフレーズとして今回「コロナ時代の新しい日常」「新たな生活様式」という言葉を打ち出した。

もうすでに、私もコロナと共に生きることに慣れてきたが、政府としてこうした生活がこれから長く続くことを国民に訴えたわけだ。

私のような在宅勤務のお気楽オヤジは、簡単に「コロナと生きる」「新たな日常」などと言ってられるが、生きるか死ぬかの判断を迫られている経営者の中には、1ヶ月の延長イコール「死刑宣告」という人もいるに違いない。

私が住む吉祥寺のお店も、あと1ヶ月持ちこたえられず廃業するところも増えるだろう。

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国民もすでに数ヶ月コロナと付き合ってきているのであまり役には立たないが、専門者会議が今日示した「新たな生活様式」を書き残しておきたい。

専門家会議に求めているのは、こういうことじゃない、と思う。

でも、いつの間にか悪者にされている専門者会議の皆さんにも個人的には同情しているところがある。会議が招集された時には方針は決まっていて、政治家が都合よく専門家を利用していると見ているからだ。

6月になれば、少し事態が落ち着いていることを期待している。

危機発生当初のように、政府のやり方に文句を言うのにも虚しくなってしまった。自粛して時間を稼いでも、検査体制も医療現場もなかなか改善されないもどかしさ。

こういう状態が、「コロナ時代の新しい日常」だとすると、悲しすぎるではないか・・・。

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