ゴールデンウィークが終わった。
今年は曜日の配列が悪く、4連休を含む飛び石連休となったけれど、すでに退職している隠居オヤジにとっては特に気にする必要もない。
もはや曜日も休日も関係なく、天気を見ながら畑仕事の工程を考える穏やかな5月である。
ブドウ畑にトマトの苗を植え・・・
裏庭にはキュウリの苗を植え・・・
畑には里芋を植え・・・
その脇に生姜も植えた。
去年はほとんど獣に食われたカボチャは、近所のおばさんがくれた苗を植え・・・
ついでに、ホームセンターで購入したスイカの苗も植えた。
さらには、ナス、ピーマン、パプリカ、ゴーヤ、シシトウ、万願寺とうがらしの苗を植え、トウモロコシとエダマメもタネから育てている。
ゴールデンウィークは草刈りも本格化する時期だし、たくさんの夏野菜を植え付ける大事な季節なので、やることは無限にあって何かと忙しい。
しかし、今年はそれだけではなく、岡山の古民家への来客が相次ぎ、一段と慌しいゴールデンウィークとなった。
最初にやってきたのは妻の弟。
京都に住む上の弟である。
今年会社を定年退職したばかりなので急に時間ができ、姉夫婦が始めた田舎暮らしに興味が湧いたらしく、両親が亡くなり相続した実家の管理のために岡山に来たついでにバスに乗って我が家を訪ねて来た。
築100年の家に少しずつ手を加えながら暮らすリフォームの様子に興味を持ったようだ。
畑をひと回りして、テイクアウトの岡山バラ寿司を一緒に食べて、弟は満足げに帰って行った。
その2日後、今度は私の弟が家族一同を引き連れて岡山にやって来た。
弟の妻と3人の子供、さらにそれぞれの家族を集まり、総勢9人。
思い出のあるこの古民家に泊まりたいというので、その間私たち夫婦が岡山駅前のホテルに2泊して、弟の家族に古民家を丸ごと明け渡した。
滞在中、92歳になる私たちの母を誘って会食したり、一緒にサツマイモの苗を植え付けたり、楽しい休日を過ごせるよう私もいろいろサポートする。
弟の一家はとにかく賑やかな家族なのだが、中でも福島で暮らす2人の孫はやたらに元気で、沢蟹や亀、虫を見つけては大はしゃぎ、好奇心のままに動き回るので目が離せない。
集落には至る所に溝や用水が張り巡らされ、ガードレールもないため、間違って転落したらせっかくの休日が台無しになる。
最終日には大人たちが荷物の準備をする間、私と妻がずっと孫たちの面倒をみる羽目になり、もう一気に疲れてしまった。
私の弟一家が嵐のように去って静かになったと思ったのも束の間、その翌日には妻の2番目の弟が古民家を見にやって来た。
もともとこの日、妻が親から相続した駐車場の敷地内に置かれていた物置の片付けをする予定になっており、物置の中に収められていたこの弟の荷物を実家に運び出すのが目的だった。
荷物を運び終え、一緒に蕎麦を食べた後、弟が「僕も家を見たい」と言い出した。
先日上の弟が我が家に来た写真をLINEで見て、自分もどんなところか見てみたいとと思ったらしい。
銀行に勤めるこの弟はとにかく話し出したら止まらない。
この日も納屋で長々と持論を展開して帰って行った。
まあ、なんだかんだでいろいろあったゴールデンウィークだったけれど、緑あふれるこの季節、やはり東京よりも岡山で過ごす方が幸せを感じる今日この頃である。
