「妻の不在」ウィークもいよいよ6日目。
今日は三連休の初日にもかかわらず中途採用の面接のため出勤しなければならなかった。
でも早めに帰宅して着替えてから夕飯を食べに街に出た。ネットで2000円以下で食べられる店を調べ、気になった牛かつ屋に行ってみることにした。

「牛かつ もと村 吉祥寺店」。以前は「牛かつ はま野」という店名だった。
吉祥寺駅北口をガード沿いに少し東に行ったビルの地下にある。

狭い階段にも大々的に牛かつの看板。降りたところに「ランチ、ディナーには混み合います」と書かれていたのだが・・・

わずか8席のカウンターだけの店内には、ちょうど食べ終わったカップルが出ていき私一人だった。
ネットで調べると、「牛かつブーム」というのがここ1−2年盛り上がり、急速に下火になったと書かれていた。そんなブームがあったことさえ知らなかった。番組作りを離れると急に世の中の流行に疎くなる。

メニューは牛かつのみ。麦飯ととろろの定食が基本のようだ。
定番らしき「牛かつ麦飯とろろセット 130g」(1400円)を注文する。

カウンターの上にはポットとミニ七輪。何ゆえの七輪と思っていると・・・

店員がやって来て、七輪に火をつけた。
どういうこと?
と思っているうちに、料理が運ばれて来た。

私が疑問いっぱいの顔をしていると、店員が食べ方を説明してくれた。
何と、牛かつを七輪で焼くのだという。確かに断面は赤い。レアだ。

「えっ? このかつ揚げてないの?」と思わず聞くと、揚げてはいるという。
「牛かつ」とはとんかつの牛版、または洋食のカツレツ風のものを想像していたので、かなり戸惑う。

食べ方は3種類あるという。
① 焼いた牛かつにわさびを添えて右下の醤油をつけて食べる、② 左下の山わさびソースにつけて食べる、③ わさびと岩塩をかけて食べる、の3種類だ。とんかつソースは登場しない。

卓上に用意されたオレンジ色のが岩塩だという。
ドレッシングととんかつソースは千切りキャベツ用なのだという。

言われた通り、牛かつを一切れ七輪に載せる。薄い衣の部分が剥がれる。
何とも言えない違和感。
言われた通り、3種類の食べ方を試してみたが、どれもピンとこない。
これって、美味いか?
キャベツにとんかつソースをかけて食べる。これは、美味い。やはり、これだ。

麦飯は、牛かつと一緒に半分ほど食べて、とろろをかけて残りを食べた。
とろろご飯は、普通に美味しい。

赤だしの味噌汁も濃いめで美味しい。
要するに、牛かつだけが美味しくないのだ。何でこんなものがブームになったのだろうか?
やっぱり、素直にとんかつにすればよかった。
食べログ評価3.53、私の評価は3.00。

店を出ると、西の空にまだわずかな明るさが残っていた。