「妻の不在」ウィークも今日が最終日。骨折して入院した母親の世話のため急遽帰省した妻は、いろいろの段取りを済ませて今日昼過ぎに吉祥寺に帰ってくることになった。
せっかく一人なので、というのも変だが、朝ごはんを外で食べてみることにした。

「ハモニカ横丁」の一角、ダイヤ街商店街に面する「ビアホール ミュンヘン」。
「ハモニカ横丁」の仕掛け人、手塚一郎さんのお店だ。
手塚さんは国際基督教大学の学生だった1972年、ビデオインフォメーションセンター(VIC)を設立。1998年に「ハモニカキッチン」をオープンしたのを手始めに、ハモニカ横丁に次々に個性的な店を開き、この横丁を一気に人気スポットに変えた。

このビアホールに、なぜかお得な400円のモーニングセットがあるという。

お店に入ると、店員はネパール人の女性一人。お客は一人もいなかった。
手塚さんのVICでは外国人を積極的に雇用している。会社のHPを見ると、こんなメッセージが書かれていた。
『ペリーの黒船がやってきて
明治維新
になった。
今「第2の黒船」
がきている
島国だった日本も
グローバル経済と
グローバルメディアの
なかで世界のなかに
位置づけられるよう
になり、アジアの
人々が日本に仕事
をもとめてやってきている。
VICには80人ちかくの
外人がハタライテイル
これから日本は外国の人と
やっていくしかなくなる。
VICはその一番をハシリ。
外人と一緒にやって
いく実験を
やってゆきたい』
吉祥寺には、面白い経営者がいる。

店内にはドイツ製だろうか、ビアジョッキがたくさん飾られている。
「hamoyoko.jp」は、ハモニカ横丁のサイトで、「アヒルワイン」のブランドで手頃なワインの販売も手がけている。

木の床と木のテーブル。キルティングのソファー。独特の雰囲気は、手塚さんのお店に共通する特徴だ。奥のテーブルに一人座り、ネパール女性が作ってくれる手作りの朝食を待つ時間はとてもくつろいだ時間だ。

そして登場した「モーニングセット」。とても400円とは思えない充実ぶりだ。

スクランブルエッグがトロトロで、本当に美味しそうだ。

ケチャップも塩も外国にいるような感じ。
さっそく、スクランブルエッグにケチャップをたっぷりかけて食べる。これは美味い。

食パンは、大きくて薄い。バターだけをつけていただく。ちょっとしんなりしていて、私好みのパンだ。

コービーは、少し苦味が強く、これも私好み。

値段も味も雰囲気も、私にとっては最高の朝ごはんだった。
これは、最高のお店を発見した。

この「ミュンヘン」、昼はランチバイキング、夜はビアホールへと時間によって姿を変える不思議なお店だ。
いつもあまり混んでいないのでスルーしていたが、私にはお似合いの店かもしれない。
食べログ評価3.08、私の評価は4.00。

店の壁にこんなポスターが貼られていた。
「吉祥寺ワールドビアフェス2017」。今月23日から1週間開かれるようだ。
ちょっと覗いてみたくなるイベントだ。
吉祥寺の仕掛け人、手塚一郎さんに一度会ってみたくなった。